医療総合展が15日から大阪で開催、300講演・25か国から1140社が出展
2017.1.30.(月)
国際産業見本市の企画・運営などを行うリードエグジビションジャパンは2月15日から3日間、大阪市住之江区にある大阪国際見本市会場(インテックス大阪)で、「第3回メディカルジャパン~日本医療総合展大阪~」を開催します(ホームページはこちら)。共催は日本病院会、特別協力は関西広域連合。
病院経営、医療IT、介護、再生医療、医療機器、製薬分野など医療関連の6つの専門展で構成されています。3回目となる今回は、12のテーマに分かれた300講演を予定。米国、ドイツ、イギリス、イタリア、中国、台湾、韓国など世界25か国から計1140社が出展します。
日病会長と厚労省保険局長、JHAstisの講演も
開催される講演のテーマは、「病院経営・管理」「医療情報」「介護・看護」「再生医療」「医療機器開発」「製薬」「臨床工学」など12項目。招待講演では、「夢のある地域包括ケアをどうつくるか」と題して諏訪中央病院の鎌田實名誉院長が登壇(15日午前10時半から)。「病院経営・管理」の基調講演では、「医療行政の今後の展望と、病院経営の対応」について、日本病院会の堺常雄会長と厚生労働省の鈴木康裕保険局長がそれぞれ講演します(15日午後1時から)。
また、基礎講座では「地域包括ケアシステムに向けた攻めの病院経営 ~JHAstis(ジャスティス)の利活用~」と題して日本病院会の大道道大副会長が(16日午後1時から)、専門セミナーでは「病院活性化に繋げる現場の力 ~人に使われ使う立場から~」と題して社会医療法人厚生会木沢記念病院の佐合茂樹病院長補佐・事務長が(15日午前10時半から)講演するなど、さまざまなセミナーが開催されます。
JHAstisは日本病院会が「見える化」の推進に向け、出来高算定病院を対象として実施しているプロジェクトで、参加病院から提供された「患者の個人情報などを匿名化したレセプトデータ」を活用し、経営改善に必要な各種データを個々の病院ごとにレポート形式で定期配信します。この講演では、データ分析などを担当するグローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのマネジャー冨吉則行も講演いたします(JHAstisの詳細はこちら)。
イノベーション展250社など
出展するのは1140社。展示会別で見ると、病院イノベーション展が250社、医療ITソリューション展が110社、医療機器開発・製造展が270社などとなっています。病院イノベーション展と医療ITソリューション展については、リードエグジビションジャパンと日本病院会の共同主催となっています。