複数疾患の成績を一覧、改善ポイントが瞬時に分かる、病院ダッシュボードχの一部機能刷新
2018.6.29.(金)
グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は6月29日、多機能型経営分析ツール「病院ダッシュボードχ(カイ)」を刷新し、複数疾患のベンチマーク結果を一覧できる「シグナル一覧」を搭載しました。これに先立って、厚生労働省が20日に公表した「2018年度の機能評価係数IIの内訳」にも対応しています。
シグナル一覧は、従来の「病院ダッシュボード」に搭載されていた人気機能の一つ(図表)。疾患ごとに在院日数・医療資源などの主要項目のベンチマーク結果について、自病院の状況を青(GHC保有DPCデータのうち上位25%)、赤(下位25%)、黄(中間50%)のシグナルで一覧表示します。そのため、どの疾患から経営改善に着手すべきかが一目で分かります。
2018年度の機能評価係数IIの内訳にも対応(関連記事『2018年度の個別DPC病院における機能評価係数II内訳など公表—中医協総会』)。これにより、「病院ダッシュボードχ」上で、自病院、他病院の機能評価係数IIの内訳を、地域別・医療機関群別に比較することができるようになりました(図表)。20日のデータ発表後すぐの対応を実現させたことで、最新の情報で経営戦略にご活用いただくことができます。
病院ダッシュボードχはそのほかにも随時、データ更新や機能改善を進めています。未導入の医療機関の関係者はこの機会に是非、ご検討ください。