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診療報酬改定セミナー2024 新制度シミュレーションリリース

コンサル視点が瞬時に分かる「病院ダッシュボード」、半年間連続の操作体験会をスタート

2014.10.25.(土)

「コンサル視点が瞬時に分かる」をコンセプトにGHCが開発した次世代型病院経営支援ツール「病院ダッシュボード」の操作体験会が24日、東京・新宿のGHCオフィスで開催されました。10月から6か月連続で開催する操作体験会の第1回目で、無料経営相談会付き(ご希望者のみ)の豪華イベントです(詳細はこちら)。主に関東、東海エリアの病院関係者らが出席。厳しさを増す病院の経営環境とその対応策をGHCのコンサルタントが解説した上で、病院ダッシュボードの機能や操作方法について説明しました。

 

「2025年を乗り切る病院」とは

講演は、「2025年を乗り切る病院とは~先進病院による病床の機能分化の事例~」がテーマでした。

GHCマネジャーの冨吉則行

GHCマネジャーの冨吉則行

国が掲げる医療提供体制の再編は、団塊世代の人たちがすべて75歳以上になる2025年を見据えたもので、増え過ぎてしまった急性期病床の削減と、不足している回復期病床や在宅医療の拡充が軸です。4年後の18年には、診療報酬と介護報酬の同時改定が予定されていて、新しい医療計画と介護保険事業計画もこのタイミングで始まります。講演で冨吉は、この年が改革の節目になるとの見方を示した上で、ここを乗り切るには「地域の中での病院の立ち位置を来年度には決めないといけない」と話しました。

こうした中で、急性期病院にまず求められるのが、これからも急性期一本でいくのか、それとも急性期病床を減らして地域包括病棟ケアなどに一部を移行させるかの決断です。冨吉は、GHCでのコンサルティング事例を交えながら、急性期に特化するのなら、入院患者の重症度など7対1入院基本料の算定要件を全病棟でクリアできるようにする必要があると強調しました。

 

GHCスタッフと一緒に操作を体感

操作体験会は、GHCのパソコンを使って「病院ダッシュボード」にログインして、体感していただこうというイベントです。この日も、「DPC分析」「財務分析」「マーケット分析」といった病院ダッシュボードの基本機能と、「外来分析」「手術分析」「チーム医療plus」のオプション機能でどんなことができるのか、架空の「GHC病院」のデータを冨吉と一緒に分析してもらいました。

例えば「手術分析」の機能を使って手術室の稼働状況を時間帯ごとに見ると、「GHC病院」では午前9時台の稼働が極端に低く、ピークを迎えるのは午後に入ってからです。残業扱いになる夕方の時間帯にずれ込むケースもあります。一方、曜日別(平日のみ)では休み前後の月曜と金曜に低く、これに対して火曜に稼働率が高くなる傾向です。

これらの分析結果を踏まえて冨吉は、手術室の稼働時間を前倒ししたり、曜日ごとの稼働率をならしたりすることが「GHC病院」の課題だと指摘しました。また、手術を終えてから次の手術が始まるまでの時間(ターンアラウンドタイム)をできるだけ短縮させることも大切だと呼び掛けました。

「外来分析」の機能も体験してもらいました。一見すると外来単価が高い病院でも、実際には院内処方や透析によって引き上げられているだけ、というケースがありがちです。冨吉は、病院が持つ外来の実力は、これらを除いたときの単価を見て測る必要があると指摘しました。

外来分析の機能では外来化学療法や透析、手術など一般的に単価が高い症例を除いて「1日当たり金額」を表示できます。「GHC病院」でのこの値は100病院中76番目という結果でした。

病院ダッシュボードの詳細は、以下のPRサイトからも確認できますのでぜひ、ご覧ください。

◆病院ダッシュボードPRサイト

また、病院ダッシュボードの開発背景や製品概要をYouTubeチャンネルの動画でもご覧ください。

【病院ダッシュボード関連動画】

◆開発の背景


◆製品概要


◆DPC分析


◆財務分析


◆マーケット分析

診療報酬改定セミナー2024