データ分析の経営改善事例多数、日病が初のJHAstisユーザー会を開催
2016.12.6.(火)
日本病院会は11月22日、「JHAstis」(Japan Hospital Association Strategy Tactics Information System=日本病院会戦略情報システム)のユーザー会を開催しました。(日病のホームページはこちら)。同ツールの勉強会開催は初めてのことで、多数のデータ分析による経営改善事例が紹介されたほか、GHCコンサルタントも講演しました。
加算算定やGW活用など
今回、ユーザー事例を紹介したのは「南大和病院」(140床)と「金沢西病院」(166床)。南大和病院は、総合評価加算など新たに複数の加算算定の見通しがついたこと、金沢西病院はJHAstisを軸に院内全体を巻き込むグループワークを実施する活用事例などについて説明しました。
いずれも臨場感溢れる改善・活用事例で、JHAstisを使うことでどう経営改善につながっていくのかがよく分かる内容ですので、ご興味がある方は是非、以下の日本病院会のホームページから詳細報告についてご確認ください。
◆新たな加算算定や院内の経営意識向上に活用、日病が経営分析レポートで初の勉強会
GHCがデータ分析の基本を講演
日本病院会は「見える化」の推進に向け、出来高算定病院を対象としてJHAstisを実施しています。具体的には、参加病院から提供された「患者の個人情報などを匿名化したレセプトデータ」を活用し、経営改善に必要な各種データを個々の病院ごとにレポート形式で定期配信します。
今回のユーザー会では、GHCアソシエイトマネジャーの澤田優香が本レポートについて解説。毎月配信する「月次レポート」と「加算レポート」、4か月に1度配信する「定期レポート」について、その魅力を紹介しました。また、ホットトレンドとデータ分析の重要性について、マネジャーの冨吉則行が看護必要度関連の講演をしました。
こちらの内容についても日本病院会のホームページで詳細を掲載しておりますので、ご確認ください。