病院ダッシュボードχ、改善による収益が大きな「おすすめケース」追加、改善点が瞬時に分かるツリー図表示も
2018.5.18.(金)
グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)は5月18日、多機能型経営分析ツール「病院ダッシュボードχ(カイ)」の一部機能を刷新しました。一般的に症例数が多く、単価が高いことから、改善すると収益影響が大きい傾向にある疾患をまとめた「おすすめケース」を追加。各疾患の改善項目に課題があるか否かをシグナル表示で可視化したツリー図「ロードマップ」を実装しました。
今回の刷新に伴い、今まで以上に優先順位の高い経営課題をいち早く発見し、効果的かつ効率的に改善活動を推進する環境が整いました。是非、ご活用ください。
手術系65疾患、使いやすさも向上
「病院ダッシュボードχ」は、経営課題の分かりやすさはもちろん、急性期病院に必要な分析を網羅的に行える多機能性、コンサルティング会社だからこそできる手厚いサポートなどが評価され、高度急性期病院(DPCII群=特定病院群の経験がある病院)の4割に導入いただいております(従来製品の利用病院含む、関連記事『【動画付き】経営者の悩みを解決する多機能型分析ツール、2分で分かる「病院ダッシュボードχ」』)。
「病院ダッシュボードχ」は、全DPCの疾患を分析できることが強みの一つです。一方、従来品の「病院ダッシュボード」に搭載されていた「ケース分析」の復活を望むユーザーの声にこたえ、今回、「おすすめケース」として、循環器内科や心臓血管外科など14診療科における手術系65疾患を搭載しました。今後、化学療法系疾患や内科系疾患も追加していく予定です。
「ロードマップ」もユーザーからの復活要望が多かった機能の一つ。例えば、「平均在院日数」などを他病院と比較し、「青」(上位25%で「良」)「赤」(赤は「下位25%」)「黄」(青と赤の中間層)の3色のシグナルで、自病院の状況が一目で把握できます。ロードマップは経年比較できることに加え、抗菌剤の銘柄が表示できるようになり、さらに使いやすさが向上しています。