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医療の質向上は、今まで以上に効率化が欠かせない―安佐市民病院・多幾山院長

2015.12.16.(水)

 II群昇格、臨床指標の公開――。安定経営の下、高度急性期の医療とその品質の見える化を推進し続ける広島市立安佐市民病院。6期連続の黒字で、医療・経営の質向上に邁進し続ける多幾山渉院長に、GHCマネジャーの井口隼人がインタビューさせていただきました(関連記事『最優先すべきは医療の質向上、高度急性期と品質の見える化を推進』)。

多幾山渉院長

多幾山渉院長

 多幾山院長は、1999年に外科主任部長として赴任して以来、医療・経営の質向上に推進。院長就任と同時に単年度黒字化を達成し、がん診療連携拠点病院の認定も受けました。さらなる医療・経営の質向上を進めるきっかけとなったのは、「CQI(Cancer Quality Initiative)研究会」への参加です。CQI研究会は、GHCが分析面を全面サポートさせていただいている研究会で、全国の100を超えるがん拠点病院が集い、実名でベンチマーク分析を行っています(関連記事『大腸がんの在院日数、短縮傾向もなお病院格差-CQI研究会が経年分析』)。

 「負けていられない」との思いでCQI研究会への参加を決めた多幾山院長。GHCへのコンサルティングも依頼し、ベンチマーク分析を活用した医療と経営の質改善にも本腰を入れ始めました。その後、DPC対象病院のII群に昇格、2015年11月には医療の質を具体的な数値として示した「臨床指標」を用いて、自病院の臨床指標データの公開に踏み切りました(安佐市民病院の臨床指標公開ページはこちら)。

 院内のデータ分析担当者の育成にも注力し始めた安佐市民病院。これまでの医療と経営の質向上の経緯や今後の展望などについて、多幾山院長にお聞きしているので、詳細についは是非、以下をクリックして詳細記事をご覧ください。

最優先すべきは医療の質向上、高度急性期と品質の見える化を推進

解説を担当したコンサルタント 井口 隼人(いぐち・はやと)

iguchi 株式会社グローバルヘルスコンサルティング・ジャパンのコンサルティング部門マネジャー。
筑波大学生物学部卒業。日系製薬会社を経て、入社。病床戦略支援、人財育成トレーニング、DPC分析、がん分析、臨床指標分析などを得意とする。東京医科大学病院(事例紹介はこちら)、済生会宇都宮病院(事例紹介はこちら)、さいたま赤十字病院(事例紹介はこちら)、広島市立安佐市民病院(事例紹介はこちら)、相澤病院、旭川赤十字病院など多数の医療機関のコンサルティングを行う。「ダイヤモンドQ」(関連記事はこちら)など雑誌、テレビ、新聞などへのコメントも多数。
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