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診療報酬改定セミナー2024 2024年度版ぽんすけリリース

有床診療所が1年間で664施設減少-病院の一般病床もじわり減少、厚労省調べ

2015.2.4.(水)

 厚生労働省が3日発表した医療施設動態調査(2014年11月末概数)の結果によりますと、一般診療所のうち、入院患者を受け入れる有床診療所は同月現在8395施設で、前月から52施設減りました。有床診療所は13年11月末には9059施設あったので、この1年間で664施設減ったことになります。

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 ただ、入院設備のない無床診療所の数は14年11月末現在、9万2503施設とこの1か月間に57施設増えていて、診療所全体では5施設の増加となりました。有床診療所は1990年には全国に2万3689施設ありましたが、近年では減少傾向が続き、2014年10月末に8500施設を割り込みました。

 一方、14年11月末現在の全国の病院数は前月比4施設減の8491施設で、これらの病院が整備しているベッドの総数は計156万9056床(961床減)でした。病床の種類別の内訳は、容体が不安定な急性期患者の受け入れなどをカバーする「一般病床」が89万3734床、容体が安定した長期入院の受け皿となる「療養病床」が32万9199床です。

 13年11月末からの1年間で、一般病床は3391床の減、療養病床は891床の増です=図表=。
2015.2.4医療・介護行政をウォッチ 病院病床数

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