【新刊】医療ビッグデータと新型コロナが浮き彫りにした『医療崩壊の真実』発刊
2020.12.21.(月)
コロナ禍の医療ビッグデータ分析で、メディアが報じる「医療崩壊」とは全く異なる真実が浮き彫りになった――。
新型コロナウイルス感染拡大期における独自の医療ビッグデータを用いて、今後の病院経営や医療提供体制の課題を探る新刊『医療崩壊の真実』が12月23日、発刊されます。著者は、グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン代表取締役社長の渡辺さち子と同社会長のアキよしかわ。日本病院会の相澤孝夫会長との鼎談も掲載されています。出版元はエムディーエムコーポレーション。
コロナが病院経営に与えた影響を700超の医療機関データで徹底分析
コロナ禍で危機的な病院経営のご支援を目的に提供した「新型コロナ影響分析レポート」では、最大で全国700を超える医療機関のデータでコロナが病院経営に与えた影響を分析しました。
▽第1弾・3月分データ分析に関する記事はこちら
▽第2弾・4月分データ分析に関する記事はこちら
▽第3弾・5月分データ分析に関する記事はこちら
▽第4弾・6月分データ分析に関する記事はこちら
▽第5弾・7月分データ分析に関する記事はこちら
レポート作成を通じて浮かび上がってきたのは、メディアが報じる「病床が逼迫して医療崩壊する」とは全く異なる真実でした。
問題の本質は、日本全体の病院数・病床数過剰による、医師・看護師など医療従事者の分散、コロナ重症患者を診るICUなど高度急性期機能の非集約化、重症別コロナ患者と病床機能のミスマッチがある、ということです(詳細は『【序章全文公開】コロナ禍のデータが暴いた医療資源の「分散」』)。
注目のレポートに追加データ多数
大反響だった新型コロナ影響分析レポートをベースに、新たに分析した追加データを多数加えるとともに、日本病院会の相澤孝夫会長にもご登場いただいた本書の構成は、以下の通りです。
<はじめに>
新型コロナが日本医療で浮き彫りにしたもの
<第1章>
新型コロナウイルスが病院に及ぼした破壊的影響
<第2章>
コロナ前から日本医療は「崩壊」の危機だった?
<第3章>
需要と供給のミスマッチ、「医療崩壊」を避けるためには
<第4章>
「日本病院会」相澤孝夫氏鼎談
「医療と介護を存続させるための解決策」
序章を全文公開中
現在、『医療崩壊の真実』の序章「はじめに」を無料で全文公開しています。そのほか関連コラムも公開中です。
▽「病床逼迫のなぜ」示す深刻な専門医配置のミスマッチ
▽【序章全文公開】コロナ禍のデータが暴いた医療資源の「分散」
ご興味ある方は上記をご確認いただき、ぜひ、ご購入(予約)をご検討ください。