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胃がん患者への抗がん剤「ビロイ点滴静注用」適応判定を補助する新検査(2700点)を5月1日から保険適用—厚労省

2024.5.7.(火)

厚生労働省は4月30日に通知「検査料の点数の取扱いについて」を発出し、がん関連検査の項目充実などを図りました。



4月24日の中央社会保険医療協議会・総会で新たに「がん組織中のCLDN18タンパク」を検出する検査の有用性が認められ、保険適用が承認されました。胃がん患者に抗がん剤「ゾルベツキシマブ(遺伝子組換え)」(販売名:ビロイ点滴静注用100mg)の適応判定の補助に用いられます。

これを受け、厚労省が今般、保険診療の中で本検査を実施する場合のルールを定めたものです。

診療報酬点数(検査の点数)は「2700点」に設定され、次のような留意事項が設けられています。

▽N005-3【PD-L1タンパク免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製】(2700点)の留意事項に以下を追加する

▼「CLDN18タンパク免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製
(対象患者)
→治癒切除不能な進行・再発の胃がん患者

(目的)
→抗CLDN18.2モノクローナル抗体抗悪性腫瘍剤の投与の適応判断

(算定上の留意事項)
→当該抗悪性腫瘍剤の投与方針の決定までの間に1回を限度として2700点を算定する

本年(2024年)5月1日から保険適用されました。



また、6月1日から新たな診療報酬点数表が施行される点を踏まえた見直し(上記の旨を新点数表の留意事項通知に盛り込む)も行われます。内容は上記と同じであり、6月1日以降も同様の要件の下で2700点の算定が認められます(5月1日から31日まで旧点数表について上記の見直しが行われ、6月1日以降、新点数表についても上記の見直しが行われる)。

本検査により「CLDN18.2陽性の治癒切除不能な進行・再発の胃がん」患者に対し、有効な治療がより実施されやすくなると期待されます。



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