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日本病院会の相澤孝夫会長が続投、「病院・医療を取り巻く環境は厳しく、日本の医療を守るために尽力する」

2023.5.29.(月)

日本病院会の社員総会・理事会が5月27日に開かれ、相澤孝夫会長(社会医療法人財団慈泉会理事長、相澤病院最高経営責任者)が再選されました(2017年5月から会長職)。

相澤会長は、「病院取り巻く環境は非常に厳しく、医療は歴史的な曲がり角に来ていると感じている。新型コロナウイルス感染症の後に、医療が以前の形に戻るのかも明らかではない。一方、政府はさまざまな医療制度改革・施策を打ち出しており、それは病院にやさしいものばかりではない。最近では、子育て支援のための財源確保に向け社会保障費を削る案も出ている。そうした中で、会員病院・社員とともに日本の医療を守っていかなければならない。会長職を再び引き受けた限りは、覚悟を決め、病院会を、日本の医療を良くするために真摯に取り組んでいく。ただし我々執行部だけでは何もできない。これまで以上の会員各位の支援・協力を得て、日本病院会の組織・体制を充実・強化させていく」と抱負を語りました。

日本病院会の相澤孝夫会長続投が決まった(日病社員総会1 230527)



また同日の社員総会・理事会では、新執行部として次のメンバーを選出しています(敬称略)。

会長:相澤孝夫(社会医療法人財団慈泉会理事長、相澤病院最高経営責任者)
副会長(会長代行):泉並木(武蔵野赤十字病院院長)
副会長(会長代行):島弘志(社会医療法人天神会新古賀病院副理事長兼総病院長)
副会長(業務執行):仙賀裕(茅ヶ崎市立病院名誉病院長、総務担当)
副会長(業務執行):岡俊明(社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷浜松病院院長、医療政策担当)
副会長(業務執行):園田孝志(社会福祉法人恩賜財団済生会唐津病院院長、人材育成担当)
副会長(業務執行):大道道大(社会医療法人大道会理事長・森之宮病院院長、情報発信担当)

日本病院会の新執行部、向かって右から園田孝志副会長(社会福祉法人恩賜財団済生会唐津病院院長)、大道道大副会長(社会医療法人大道会理事長・森之宮病院院長)、 島弘志副会長(社会医療法人天神会新古賀病院副理事長兼総病院長)、相澤孝夫会長(社会医療法人財団慈泉会理事長、相澤病院最高経営責任者)、泉並木副会長(武蔵野赤十字病院院長)、仙賀裕副会長(茅ヶ崎市立病院名誉病院長、総務担当)、岡俊明副会長(社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷浜松病院院長)(日病社員総会2 230527)



なお、これまで副会長として尽力されてきた岡留健一郎氏(福岡県済生会福岡総合病院名誉院長)・万代恭嗣氏(医療法人社団大坪会北多摩病院院長)が副会長職を勇退し、名誉会員となっています。



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