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原因不明の小児急性肝炎、5月19日時点の本邦感染者数は「24例」に倍増―厚労省

2022.5.23.(月)

世界各国で「小児の原因不明の急性肝炎」が散発しており、我が国でも同様事例の報告例が増加しています。

5月20日には厚生労働省から「5月19日午前10時までに、我が国において24例が報告されている」ことが明らかにされました(5月13日時点では12例であり、6日間で倍増)。このうち2例で「PCR検査によって新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)陽性である」ことが、同じく2例で「PCR検査でアデノウイルス陽性である」ことが分かっています(厚労省のサイトはこちら)。厚労省は、今後も、定期的に症例報告の状況をとりまとめ公表する考えです。



今年(2022年)1月に、英国で「10歳未満の小児において原因不明の重篤な急性肝炎が発生した」と報告されたことを皮切りに、欧州や北米でも同様な「小児の原因不明の急性肝炎」が発生していることが分かりました。

世界保健機関(WHO)によれば5月6日時点で「12か国において少なくとも169例が報告され、うち1例は不幸にも死亡した」ことが確認されています。

ただし、▼原因ウイルス等は不明である(74例でアデノウイルスが検出されている)▼小児における急性肝炎が「実際に増加している」のか不明である—状況で、WHOは急性肝炎の原因を特定するために「暫定的な症例定義」を行い、各国に該当症例の報告を求めています。

【暫定症例定義】(厚労省のサイトはこちら
▽2021年10月1日以降に診断された原因不明の肝炎を呈する入院例のうち、以下のいずれかをに該当するもの
(1)確定例:現時点ではなし
(2)可能性例:アスパラギン酸トランスアミナーゼ(AST)またはアラニントランスアミナーゼ(ALT)が500IU/Lを超える急性肝炎を呈した16歳以下の小児のうち、A型-E型肝炎ウイルスの関与が否定されている者
(3)疫学的関連例:(2)の濃厚接触者である任意の年齢の急性肝炎を呈する者のうち、A型-E型肝炎ウイルスの関与が否定されている者



厚生労働省も、急性肝炎の積極的な疫学調査に乗り出しており、自治体等に協力要請を行っており、上述のとおり定期的な報告が行われます。



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