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病床機能報告 看護モニタリング

経口抗菌薬が供給不安、「過剰発注控え、必要量の購入」、「細菌感染症等に限定した適正使用」などに努めてほしい―厚労省

2024.6.10.(月)

経口抗菌薬について、供給不安の度合いが増しており、医療機関や薬局においては「返品が生じないように必要量の購入にとどめる」、「細菌感染症等が疑われる患者へ限定した適正使用に努める」ようにしてほしい—。

厚生労働省は5月31日に事務連絡「経口抗菌薬の在庫逼迫に伴う協力依頼」を示し、こうした点への協力を求めました。

経口抗菌薬に供給不安、安定供給までには一定の時間がかかる

一部後発品メーカーの不祥事などに端を発し、多くの医薬品で欠品・品薄などが生じ、時間の経過とともに拡大もしています。医療現場では診療に支障が生じる事態にまで至っています(関連記事はこちら)。

今般、経口セフェム系抗菌薬の一部の品目(セファクロカプセル、セフジニル錠など)において供給が停止したことから、供給不安報告・供給状況報告が相次ぎ、経口抗菌薬の安定供給に支障が生じています。

厚労省は、経口セフェム系抗菌薬を製造販売する医薬品メーカーに増産を依頼していますが、安定供給が確保されるまでには一定の時間がかかります。

この点、医薬品配分は過去の流通・販売実績に応じて行われることが多いため、「経口抗菌薬の適正使用を遵守してきた医療機関」ほど大きな影響を受けると懸念されます(適正使用し購入量が少ない医療機関ほど、供給量が少なくなってしまう)。

厚労省は「このような状況を、医療機関、薬局、医薬品卸売販売業者等に対して周知してほしい」と都道府県等に依頼するとともに、次のように「限られた医療資源を必要な患者に適切に供給できるような対応」を図るよう関係者に強く要請しています。

▽医療機関・薬局においては、経口抗菌薬について「返品」が生じないよう、過剰な発注は厳に控え、「当面の必要量に見合う量のみの購入」をしてほしい

▽医療機関・薬局においては、経口抗菌薬について「細菌感染症等が疑われる患者へ限定した適正使用」を引き続き努めてほしい

▽薬局においては、処方された経口抗菌薬について、自らの店舗だけでは供給が困難な場合でも、「系列店舗や地域における連携」により、可能な限り調整をしてほしい



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