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在宅酸素療法中は喫煙などの「火気」は厳禁!火災の4割は「たばこ」が原因!—厚労省

2022.7.7.(木)

在宅酸素療法中に生じた「火災による重篤な健康被害」を見ると、喫煙が4割近くを占めており、ほか「漏電」「ストーブ」「線香」「ロウソク」などが原因となっている—。

厚生労働省は7月6日に、こういった最新データ(昨年(2021年)11月末時点)を更新しました(厚労省のサイトはこちら)。

厚労省は「高濃度の酸素を吸入中にたばこなどの火気を近づけない」「酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内に火気を置かない」「火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火災になることはない」と、改めて注意喚起しています。

適切使用すれば、酸素が原因となる火災の恐れはない

COPD(慢性閉塞性肺疾患)などの慢性呼吸不全患者等が在宅療養する場合、高濃度の酸素供給装置から排出される酸素を吸入する「在宅酸素療法」が行われるケースが少なくありません(1985年から保険適用されている)。

しかし、在宅酸素療法中に「火災」が生じ重篤な健康被害にあう患者も少なくありません。2003年から昨年(2021年)11月末までに95件の健康被害事例が報告されています。

その原因を見てみると、喫煙が4割近く(38.9%)を占めており、ほか「漏電」(7.4%)、「ストーブ」「線香」「ロウソク」など(12.6%)が多くなっています。

在宅酸素療法中の火災の4割は「たばこ」が原因!



述べるまでもないことかもしれませんが、酸素は「燃焼を助ける性質が強い気体」であり、在宅酸素療法に使用する▼酸素濃縮装置▼液化酸素▼酸素ボンベ—に火を近づければ、「火災」発生リスクが飛躍的に高まります。このため機器の添付文書や取扱説明書には「火気を近づけてはならない」旨が記載されています。こうした注意事項を守らずに「火気を機器に近づけたため、火災が生じ、重篤な健康被害につながった」と言えます。

そこで厚労省は、在宅酸素療法患者や家族、在宅医療を提供する医療機関などに向けて次のような点に最大限に留意すべきことを、改めて要請しています。

▽高濃度の酸素を吸入中に、たばこ等の火気を近づけない(チューブや衣服等に引火し、重度の火傷や住宅の火災の原因となる)

▽酸素濃縮装置等の使用中は、装置の周囲2m以内には火気を置かない。特に酸素吸入中には、たばこを絶対に吸わない

▽火気の取扱いに注意し、取扱説明書どおりに正しく使用すれば、酸素が原因でチューブや衣服等が燃えたり、火災になることはない。過度に恐れず、医師の指示どおりに酸素を吸入する

なお、厚労省は「在宅酸素療法時は、 たばこ等の火気の取扱いに注意してほしい」旨のリーフレットを作成・公表しています。

在宅酸素療法中は「火気」厳禁!



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