出来高病院の経営を定期レポートで支援、ジャスティス事例紹介に貝塚病院
2016.8.16.(火)
日本病院会はこのほど、ホームページに出来高算定病院向け経営支援システム「JHAstis(ジャスティス)」の新たな事例紹介を掲載しました。取り上げられているのは福岡県の貝塚病院で、定期レポートから病院経営改善につながる新たな発見があったことなどが紹介されています(関連記事『新潟リハビリテーション病院、戦略的な病院運営のために日本病院会の「JHAstis」を活用』)。
ジャスティスは、「日本病院会戦略情報システム(Japan Hospital Association Strategy Tactics Information System)」の略称で、病院ごとにカスタマイズされた経営分析レポートを定期的に受け取ることができるサービスです。レポートに重要な経営指標が分かりやすく可視化されているため、サービスを利用する病院の担当者は、経営改善のポイントを直感的に把握し、各種改善活動をしやすい特徴があります。
サービスは、日本病院会が会員向けに無償で提供しています。サービスを利用する会員病院は、提供される暗号化ツールを用いて個人情報などを匿名化し、レセプトデータを提出。提出後、主要経営指標分析、診療科別分析、加算分析などからなるレポートを毎月受け取れるという仕組みです。レポートの分析・配信はGHCが担当しています。
ジャスティス参加病院へのアンケート調査では、9割の病院で改善活動のきっかけになっていることが分かっています(関連資料はこちら)。
今回、日本病院会が取り上げた事例紹介は、福岡県の貝塚病院です。今年の4月に乳腺外科を、7月には在宅医療部をそれぞれ立ち上げるなど、拡大基調にある急性期病院です。そんな同院がジャスティスをどのように活用しているのか、その一部が紹介されています。
日本病院会の会員で、「ジャスティス」にご興味がある病院の関係者は是非、以下の記事をご参照ください。

