地域を守るための黒字転換、成功に導いた成功要因とは―伊勢赤十字病院・楠田院長インタビュー
2018.4.4.(水)
三重県・志摩半島で唯一の救命救急センターを持ち、救急患者を広域から受け入れる伊勢赤十字病院(伊勢市、一般651床・感染4床)では、「地域の急性期医療を守るためには今後も投資が必要。そのためには経営改善が欠かせない」と一念発起。2017年度にコスト削減と収益向上に取り組み、わずか1年で黒字転換を果たす改革を進めた楠田司院長にインタビューしました。
グローバルヘルスコンサルティング・ジャパン(GHC)マネジャーの湯原淳平は、経営改善を進める事務部職員の存在が改革の成功要因になったと指摘。取材を通じて、病院事務部による院内活動とGHCによるコンサルティングの「相乗効果」が起こったことが明らかになりました。詳細は、以下のGHCホームページに掲載した記事をご覧ください。
◆わずか1年で収支改善し黒字転換へ、「経営改善なくして急性期は守れない」
【インタビューの主な内容】
- 急性期病院に必要な投資と経営改善は車の両輪
- 薬剤切り替えなどで年1.5億円のコスト削減
- 事務部とGHCの相乗効果が成果につながった
- 加算の最適化にチーム医療は欠かせない
- 黒字転換を糧に、さらなる経営改善を目指す