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2019年に我が国の人口は51万5854人の自然減、人口減少のスピードが加速―厚労省

2020.9.24.(木)

昨年(2019年)における出生数は86万5239人、死亡数は138万1093人で、我が国の人口は前年から51万5854人の自然減となった―。

こういった状況が、厚生労働省が9月17日に公表した2019年の「人口動態統計(確定数)の概況」から明確になりました(厚労省のサイトはこちら)。我が国が「人口減少社会に入っている」「人口減少スピードが加速している」ことを再確認できます。

出生数は90万人を切り、合計特殊出生率は1.36に

厚労省が、昨年12月に公表した2019年の「人口動態統計の年間推計」、今年(2020年)6月に公表した2019年の「人口動態統計月報年計(概数)の概況」から、▼出生数は86万4000人で、初の90万人割れ▼死亡数は137万3000人▼自然増減は51万2000人のマイナス—になる見込みであることなどが示されました。今般、その「確定版」が示され、我が国が「人口減少社会に入っており、かつそのスピードが加速している」ことが再確認されたものです。

まず昨年(2019年)の出生数は、86万5239人で、前年(91万8400人)から5万3161人の減少となりました。出生数が「90万人を切る」という衝撃的な数字です。出生率(人口1000対)は7.0で前年(7.4)から0.4ポイント低下しています。

さらに、「1人の女性が一生の間に生む子供の数」に相当する合計特殊出生率を見ると「1.36」で、前年の1.42から0.06低下しました。



一方、死亡数は138万1093人で、前年(136万2470人)から1万8623人の増加となりました。死亡率(人口1000対)は11.2で前年(11.0)から0.2ポイント上昇しています。



出生が減少し、死亡が増加した結果、両者の差である「自然増減」は、昨年(2019年)はマイナス51万5854人で、前年(マイナス44万4070人)から7万1784人の減少となりました。自然増減率(人口1000対)はマイナス4.2で前年(マイナス3.6)から0.6ポイント低下しています。自然増減数・率ともに「13年連続」の減少・低下となっています。

2019年の人口動態統計(確定)



都市別人口を見てみると、2017年には栃木県宇都宮市や東京都江東区、大阪府東大阪市、兵庫県姫路市、愛媛県松山市などが人口規模50万人程度です。2019年の1年間で、これらの1つが消滅したと考えると、人口減の状況を意識しやすいのではないでしょうか。



人口構成の変化は「疾病構造の変化」に直結することから、「医療提供体制の見直し」さらには「介護提供体制の見直し」を検討する必要性が高くなります。

また少子化は「将来の医療・介護提供体制の脆弱化」はもちろん、「国家の衰退」にもつながります(国家の三要素として「領土」「国民」「主権」が挙げられため)。我が国の存立にかかわる重要問題であることを再認識する必要があります。



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