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ハーボニー、C型肝炎の2-3割であるセログループ2患者にも使用可能に―厚労省

2018.2.21.(水)

 C型肝炎治療薬のハーボニー配合錠について、セログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎治療に用いることを保険診療上認める―。

 厚生労働省は2月16日に、こういった内容の通知「ハーボニー配合錠の医薬品医療機器等法上の効能・効果等の変更に伴う留意事項の一部改正について」を発出しました(厚労省のサイトはこちら)。

日本人のC型肝炎、7-8割がセログループ1、2-3割がセログループ2

 ハーボニー配合錠は、2015年8月に薬価収載されたC型肝炎治療薬です。薬事・食品衛生審議会(薬食審)において▼セログループ1(ジェノタイプ1)のC型慢性肝炎▼C型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善―に効能・効果が認められており、保険診療上もこれら疾患の治療に用いることとされていました。

C型肝炎ウイルスは、その遺伝子の特徴によって▽1a型▽1b型▽2a型▽2b型―などに分類されます(ジェノタイプ)。また血清学的に▽セログループ1▽セログループ2―に分類され、概ね「ジェノタイプ1aと1bは、セログループ1」「ジェノタイプ2aと2bは、セログループ2」に該当します。日本人のC型肝炎患者は、▽70-80%はセログループ1のジェノタイプ1b型▽10-20%がセログループ2のジェノタイプ2a型▽10%以下がセログループ2のジェノタイプ2b型―とされています。

今般、薬食審で「セログループ2のC型慢性肝炎」にもハーボニー配合錠の効能・効果追加が認められたことを受け、保険診療上も使用可能になったものです。

ハーボニー配合錠の服用によって、9割超のC型肝炎患者で完治するとの試験結果がありますが、上述のように20-30%のセログループ2型のC型肝炎患者には保険診療上、使用が認められていませんでした。今般の保険診療拡大は、これら患者にとって大きな朗報と言えるでしょう。

 

 

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