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診療報酬改定セミナー2024 看護モニタリング

倉敷中央病院など21機関を「看護師に特定行為研修を実施する機関」に追加、40都道府県で134機関が指定済―厚労省

2019.8.28.(水)

 厚生労働省は8月26日に、▼獨協医科大学(栃木県)▼前橋赤十字病院(群馬県)▼亀田総合病院(千葉県)▼東海大学(神奈川県)▼日本医科大学武蔵小杉病院▼新潟大学医歯学総合病院(新潟県)▼富山大学附属病院(富山県)▼静岡がんセンター(静岡県)▼聖隷三方原病院(静岡県)▼国立循環器病研究センター(大阪府)▼大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院(岡山県)―など21機関を、新たに「看護師の特定行為研修を行う指定研修機関」として指定しました(厚労省のサイトはこちら(新規指定、新規の行為追加に関する資料こちら(研修機関全体に関する資料))。

 これにより、40都道府県134機関(今年(2019年)2月に比べて1県・31医療機関増加、関連記事はこちら)が指定された格好です。のこり7県での早期指定に期待が集まります、

21機関を指定研修施設に新指定、青森県、長崎県など7県で未整備

 一定の研修(特定行為に係る研修、以下、特定行為研修)を受けた看護師は、医師または歯科医師の包括的指示の下で、手順書(プロトコル)に基づいて38の診療上の補助(特定行為)を実施することが可能になります(関連記事はこちらこちら)。看護・医療の質向上や、キャリアアップに資することはもちろん、医師の働き方改革の中で「看護師など、他職種へのタスク・シフティング(業務移管)」が求められており、業務移管先として「特定行為研修を修了した看護師」の存在もクローズアップされています。

 今般、次の21機関が「特定行為研修を行う指定研修機関」として新たに指定されました。機関によって、履修可能な特定行為の範囲が異なります。

(1)獨協医科大学(栃木県):▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼精神・神経症状に係る薬剤投与関連―の2行為

(2)群馬会群馬病院(群馬県):▼精神・神経症状に係る薬剤投与関連―の1行為

(3)前橋赤十字病院(群馬県):▼呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連▼創傷管理関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼感染に係る薬剤投与関連▼血糖コントロールに係る薬剤投与関連―の5行為

(4)鉄蕉会亀田総合病院(千葉県):▼呼吸器(気道確保に係るもの)関連▼呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連▼呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連▼ろう孔管理関連▼栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連▼栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連▼創傷管理関連▼創部ドレーン管理関連▼動脈血液ガス分析関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼血糖コントロールに係る薬剤投与関連▼循環動態に係る薬剤投与関連―の12行為

(5)東海大学(神奈川県):▼呼吸器(気道確保に係るもの)関連▼呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連▼呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連▼ろう孔管理関連▼栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連▼栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連▼創傷管理関連▼創部ドレーン管理関連▼動脈血液ガス分析関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼血糖コントロールに係る薬剤投与関連▼循環動態に係る薬剤投与関連―の12行為

(6)日本医科大学武蔵小杉病院(神奈川県):▼栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連▼血糖コントロールに係る薬剤投与関連―の2行為

(7)新潟大学医歯学総合病院(新潟県):▼呼吸器(気道確保に係るもの)関連▼呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連▼呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連▼循環器関連▼心囊ドレーン管理関連▼胸腔ドレーン管理関連▼腹腔ドレーン管理関連▼栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連▼創傷管理関連▼創部ドレーン管理関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼感染に係る薬剤投与関連▼血糖コントロールに係る薬剤投与関連▼術後疼痛管理関連▼循環動態に係る薬剤投与関連―の15行為

(8)新潟県厚生農業協同組合連合会上越総合病院(新潟県):▼循環動態に係る薬剤投与関連―の1行為

(9)新潟県厚生農業協同組合連合会長岡中央綜合病院(新潟県):▼動脈血液ガス分析関連―の1行為

(10)新潟県厚生農業協同組合連合会新潟医療センター(新潟県):▼栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連―の4行為

(11)富山大学附属病院(富山県):▼呼吸器(気道確保に係るもの)関連▼呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼循環動態に係る薬剤投与関連―の4行為

(12)医療法人澄心会岐阜ハートセンター(岐阜県):▼呼吸器(気道確保に係るもの)関連▼呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連▼動脈血液ガス分析関連―の3行為

(13)静岡県立静岡がんセンター(静岡県):▼創傷管理関連▼創部ドレーン管理関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連―の3行為

(14)聖隷福祉事業団(静岡県):▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連―の1行為

(15)聖隷三方原病院(静岡県):▼呼吸器(気道確保に係るもの)関連▼呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連▼呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連▼創傷管理関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連―の5行為

(16)市立福知山市民病院(京都府):▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連―の1行為

(17)大阪赤十字病院(大阪府):▼呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連▼創傷管理関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼感染に係る薬剤投与関連―の4行為

(18)国立循環器病研究センター(大阪府):▼呼吸器(気道確保に係るもの)関連▼呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連▼循環器関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼血糖コントロールに係る薬剤投与関連▼術後疼痛管理関連▼循環動態に係る薬剤投与関連▼精神・神経症状に係る薬剤投与関連―の8行為

(19)神戸アドベンチスト病院(兵庫県):▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連―の1行為

(20)島根県立中央病院(島根県):▼創傷管理関連▼創部ドレーン管理関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連―の3行為

(21)大原記念倉敷中央医療機構倉敷中央病院(岡山県):▼呼吸器(気道確保に係るもの)関連▼呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連▼栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連▼栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連▼動脈血液ガス分析関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼術後疼痛管理関連▼循環動態に係る薬剤投与関連―の8行為

 
 
 新規21機関の指定により、40都道府県・134機関が指定研修機関となっています。今年(2019年)2月末時点では、39都道府県・113機関でしたので(関連記事はこちら)、この半年間で1県・31機関の増加となりました。

厚労省は、「看護師が就業しながら、身近な施設で研修を受ける」環境整備が重要とし、「1都道府県に少なくとも1か所の指定研修機関を指定する」考えです。残り7県での体制整備とともに、40県でのより多くの指定研修機関整備に期待が集まります。

指定研修機関が整備されていないのは、▼青森県▼山梨県▼三重県▼徳島県▼愛媛県▼長崎県▼宮崎県―の7県です。

須賀川病院や鹿児島大病院などで特定行為に関する「パッケージ研修」可能に

 2020年4月からは、特定行為研修を▼在宅・慢性期領域▼外科術後病棟管理領域▼術中麻酔管理領域—の3領域に「パッケージ」化することを可能とし、あわせて研修内容を精錬して研修時間等を短縮―することが決まっています(関連記事はこちら)。特定行為研修を「より受けやすくする」制度的対応です。

今般、次の機関において、「研修できる特定行為区分」を追加するとともに、一部において「パッケージ化」の研修プログラムが承認されました。「研修できる特定行為区分」の追加(増加)は、研修機関の増加とともに、「看護師がより身近に研修を受講する」ことを可能とするものと言えます。

▽医療法人平心会須賀川病院(福島県)
●「在宅・慢性期領域」のパッケージ研修を可能とする
●既に「呼吸器(気道確保に係るもの)関連」「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」「ろう孔管理関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」「循環動態に係る薬剤投与関連」の6行為の研修を実施しており、ここに▼創傷管理関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連―の2行為を追加する

▽筑波大学附属病院(茨城県)
●既に「呼吸器(気道確保に係るもの)関連」「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」「腹腔ドレーン管理関連」「栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連」「創傷管理関連」「創部ドレーン管理関連」「動脈血液ガス分析関連」「透析管理関連」「栄養・水分管理に係る薬剤投与関連」「感染に係る薬剤投与関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」「術後疼痛管理関連」「精神・神経症状に係る薬剤投与関連」「皮膚損傷に係る薬剤投与関連」の14行為の研修を実施しており、ここに▼呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連▼胸腔ドレーン管理関連▼栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連▼循環動態に係る薬剤投与関連―の4行為を追加する

▽茨城県済生会水戸済生会総合病院(茨城県)
●既に「呼吸器(気道確保に係るもの)関連」「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」「創傷管理関連」「栄養・水分管理に係る薬剤投与関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」「循環動態に係る薬剤投与管理関連」の7行為の研修を実施しており、ここに▼ろう孔管理関連▼栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連▼栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連▼創部ドレーン管理関連▼動脈血液ガス分析関連―の5行為を追加する

▽医療法人五星会菊名記念病院(神奈川県)
●既に「栄養・水分管理に係る薬剤投与関連」の1行為の研修を実施しており、ここに▼血糖コントロールに係る薬剤投与関連―の1行為を追加する

▽公立能登総合病院(石川県)
●既に「創傷管理関連」の1行為の研修を実施しており、ここに▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼血糖コントロールに係る薬剤投与関連―の2行為を追加する

▽福井医療大学(福井県)
●「在宅・慢性期領域」および「術中麻酔管理領域」のパッケージ研修を可能とする
●既に「創傷管理関連」「栄養・水分管理に係る薬剤投与関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」の3行為の研修を実施しており、ここに▼呼吸器(気道確保に係るもの)関連▼呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連▼呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連▼ろう孔管理関連▼動脈血液ガス分析関連▼感染に係る薬剤投与関連▼術後疼痛管理関連▼循環動態に係る薬剤投与関連▼精神・神経症状に係る薬剤投与関連―の9行為を追加する

▽伊那中央病院(長野県)
●既に「呼吸器(気道確保に係るもの)関連」「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」「創傷管理関連」の4行為の研修を実施しており、ここに▼動脈血液ガス分析関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連▼血糖コントロールに係る薬剤投与関連▼皮膚損傷に係る薬剤投与関連―の4行為を追加する

▽公益社団法人有隣厚生会富士病院(静岡県)
●既に「呼吸器(気道確保に係るもの)関連」「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」「栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連」「栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連」「創傷管理関連」「創部ドレーン管理関連」「動脈血液ガス分析関連」「栄養・水分管理に係る薬剤投与関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」「循環動態に係る薬剤投与関連」の11行為の研修を実施しており、ここに▼ろう孔管理関連―の1行為を追加する

▽名古屋大学医学部附属病院(愛知県)
●既に「呼吸器(気道確保に係るもの)関連」「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」「栄養に係るカテーテル管理(中心静脈カテーテル管理)関連」「栄養に係るカテーテル管理(末梢留置型中心静脈注射用カテーテル管理)関連」「創傷管理関連」「動脈血液ガス分析関連」「栄養・水分管理に係る薬剤投与関連」「感染に係る薬剤投与関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」「術後疼痛管理関連」「循環動態に係る薬剤投与関連」「精神・神経症状に係る薬剤投与関連」の13行為の研修を実施しており、ここに▼胸腔ドレーン管理関▼腹腔ドレーン管理関連▼創部ドレーン管理関連―の3行為を追加する

▽鹿児島大学病院(鹿児島県)
●「在宅・慢性期領域」のパッケージ研修を可能とする
●既に「呼吸器(気道確保に係るもの)関連」「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」「創傷管理関連」「栄養・水分管理に係る薬剤投与関連」「感染に係る薬剤投与関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」「循環動態に係る薬剤投与関連」の8行為の研修を実施しており、ここに、▼ろう孔管理関連―の1行為を追加する

▽琉球大学医学部附属病院(沖縄県)
●既に「創部ドレーン管理関連」「栄養・水分管理に係る薬剤投与関連」の2行為の研修を実施しており、ここに▼動脈血液ガス分析関連―の1行為を追加する

▽医療法人沖縄徳州会南部徳州会病院(沖縄県)
●「在宅・慢性期領域」のパッケージ研修を可能とする
●既に「呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連」「ろう孔管理関連」の2行為の研修を実施しており、ここに▼創傷管理関連▼動脈血液ガス分析関連▼栄養・水分管理に係る薬剤投与関連―の3行為を追加する

  
2024年4月から「医師の働き方改革」が実施され(原則として時間外労働上限960時間以内)、医師から他職種への業務移管(タスク・シフティング)を積極的に進めていく必要があります。そこで最も注目を集めているのが、この「特定行為研修を修了した看護師」です(関連記事はこちらこちらこちらこちら)。

また、2025年には地域医療構想の実現が求められており、これから、在宅・介護施設のニーズが新たに「30万人分」増加すると試算されています(「療養病棟に入院する医療区分1の患者」の7割などが在宅・介護施設に移行することになるための増加分)。こうした医療・介護ニーズに対応するためにも「特定行為研修を修了した看護師」の養成が不可欠とされ(粗い試算で10万人程度(看護師全体の1割程度)必要になる)、今後、ますます「特定行為研修を修了した看護師」のニーズが高まっていきます。今後、「研修体制の整備」にとどまらず、「研修に送り出す側の医療機関のバックアップ体制の強化」などがこれまで以上に求められるでしょう。

 

 

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