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有床診療所、前月に比べて施設数は30、ベッド数は367減少―医療施設動態調査(2016年11月)

2017.1.30.(月)

 昨年(2016年)10月末から11月末にかけて、病院の一般病床数は127床増加した一方、療養病床は105床減少。有床診療所数は30施設減少し、7575施設となった―。

 このような状況が、厚生労働省が30日に公表した医療施設動態調査(2016年11月末概数)から明らかになりました(厚労省のサイトはこちら)。

有床診、昨年(2016年)は月間24施設程度のペースで減少

 厚生労働省は毎月、全国の病院・診療所の増減を「医療施設動態調査」として公表しています(関連記事はこちらこちらこちら)。昨年(2016年)11月末の医療施設総数は、全国で17万9023施設となり、前月に比べて32施設増加しました。施設数増加の要因は、これまでと同じく「無床の一般診療所」の増加で、10月末時点に比べて54施設増えています。また歯科診療所も前月(23施設増)に続き6施設増と、増加を続けています。

 病院の施設数は、前月に比べて2施設減少し8443施設となりました。種類別に見ると、一般病院が7382施設(前月に比べて3施設増加)、精神科病院は1061施設(同1施設減少)という状況です。

 一般病院の中で、療養病床を持つ病院は3821施設で、前月から2施設減少、地域医療支援病院は539施設で、前月から変更ありません。

 診療所のうち有床診は7575施設で、前月から30施設減少しました。2年前の2014年11月末には8395施設、1年前の2015年11月末には7905施設であったことから、2014年10月末から2015年11月末までの1年間で490施設減、さらに2016年11月末までの1年間で330施設減少した計算です。

 さらに2016年に入ってからの有床診施設数の推移は次のとおりです。

▼2016年1月末:7834施設

 ↓(23施設減)

▼2016年2月末:7811施設

 ↓(45施設減)

▼2016年3月末:7766施設

 ↓(26施設減)

▼2016年4月末:7740施設

 ↓(24施設減)

▼2016年5月末:7716施設

 ↓(18施設減)

▼2016年6月末:7698施設

 ↓(27施設減)

▼2016年7月末:7671施設

 ↓(15施設減)

▼2016年8月末:7656施設

 ↓(27施設減)

▼2016年9月末:7629施設

 ↓(24施設減)

▼2016年10月末:7605施設

 ↓(30施設減)

▼2016年11月末:7575施設

 暦月の減少数にはやや幅がありますが、昨年は「1か月当たり24施設弱のペースで減少」しています。2018年度からスタートする第7次医療計画では、病床過剰地域においても有床診が一般病床を届け出られる特例を拡大することになっています。また2016年度の前回診療報酬改定では有床診の経営をサポートする見直し(在宅復帰機能強化加算の新設など)も行われています。改定から間もなく1年を迎えることになり、その効果・影響のほどを持つのか、これからの数字に要注目です。

病院の一般病床は3桁の増加となったが、療養病床は3か月連続で3桁減少となった

病院の一般病床は3桁の増加となったが、療養病床は3か月連続で3桁減少となった

有床診のベッド数、1年間で4000-6000床程度のペースで減少

 病床数に目を移すと、2016年11月末の全病床数は166万2934床で、前月から708床減少しました。このうち病院の病床数は156万128床で、前月に比べて341床の減少です。種類別に見ると、一般病床は前月から127床増加して89万1229床に、療養病床は105床減少して32万7833床となりました。精神病床も前月に比べて363床減少しています。

 有床診療所の病床数は前月から367床減少し、10万2737床となりました。2014年11月末には11万2658床、2015年11月末には10万6890床となり、2014年11月末から2015年11月末までの1年間で5768床減、続く2016年11月末までの1年間で4153床減少したことになります。前月分で見た「2014年10月→15年10月→16年10月」よりも、「2014年11月→15年11月→16年11月」のほうが、病床数減少ペースが速まっています。

病院の病床数は、再び減少モードに入った

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療養病床数もゆるやかな減少傾向に入った

療養病床数もゆるやかな減少傾向に入った

  

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