女性の乳・大腸がんの増加スピードが大きい、血液がん最多は成熟B細胞腫瘍―国がん
2019.8.14.(水)
2017年にがんと診断された人の状況を分析すると、▼肝臓は男女とも2010年以降ほぼ横ばい▼大腸がんが胃がんの登録数を上回っている▼女性では、乳がんと大腸がんの登録数の増加の傾きが、他と比較して若干大きい―といった点に注目でき、またステージによって治療法が異なっている状況を再確認できる―。
また血液がんを詳しく分析すると、10代までは「前駆型リンパ球系腫瘍」が圧倒的多数を占めるが、50歳を過ぎた頃から、血液がんの半分近くが「成熟B細胞腫瘍」となる―。
国立がん研究センター(国がん)が8月8日に公表した「がん診療連携拠点病院等院内がん登録 2017年全国集計報告書」から、こうした状況が明らかになりました(国がんのサイトはこちら(概要)
とこちら(報告書))。
男性で最多は大腸がん、女性で最多は乳がん
「がん診療連携拠点病院等院内がん登録全国集計」は、院内がん登録のデータを集計し、▼がんの種類▼進行度(病期)▼治療の分布―を把握し、国や都道府県のがん対策に役立てること等を目的とした調査です。2007年の診断例から集計が行われ、今回は2017年にがんと診断された症例(842施設(がん診療連携拠点病院473施設、小児がん拠点病院15施設、都道府県推薦病院343施設、任意で参加を希望された病院56施設)の101万8616症例)を対象としています。
がん診療連携拠点病院等における▼胃がん▼大腸がん▼肝臓がん▼肺がん▼前立腺がん▼乳がん―の登録数と年次推移(2010年から17年の診断)を見てみると、次のような状況です。
●男性
【胃】
▽2010年:4万6147→▽2011年:4万7772→▽2012年:5万562→▽2013年:5万2807→▽2014年:5万2702→▽▽2015年:5万3839→▽2016年:5万3195→▽2017年:5万2988
【大腸】
▽2010年:4万4066→▽2011年:4万6959→▽2012年:5万445→▽2013年:5万4601→▽2014年:5万6712→▽2015年:5万9678→▽2016年:5万9405→▽2017年:6万627
【肝臓】
▽2010年:1万6929→▽2011年:1万7178→▽2012年:1万6749→▽2013年:1万7266→▽2014年:1万7036→▽2015年:1万7148→▽2016年:1万6731→▽2017年:1万6561
【肺】
▽2010年:4万3736→▽2011年:4万5799→▽2012年:4万7585→▽2013年:5万255→▽2014年:5万1420→▽2015年:5万3074→▽2016年:5万4207→▽2017年:5万6353
【前立腺】
▽2010年:4万2256→▽2011年:4万7874→▽2012年:4万8341→▽2013年:5万527→▽2014年:5万846→▽2015年:5万5424→▽2016年:5万3916→▽2017年:5万7111
●女性
【胃】
▽2010年:1万9384→▽2011年:2万156→▽2012年:2万1138→▽2013年:2万2458→▽2014年:2万2619→▽2015年:2万3045→▽2016年:2万2667→▽2017年:2万2766
【大腸】
▽2010年:2万9208→▽2011年:3万1528→▽2012年:3万3691→▽2013年:3万6929→▽2014年:3万7884→▽2015年:4万121→▽2016年:4万444→▽2017年:4万744
【肝臓】
▽2010年:7468→▽2011年:7534→▽2012年:7397→▽2013年:7394→▽2014年:7234→▽2015年:5514→▽2016年:7020→▽2017年:6673
【肺】
▽2010年:1万9345→▽2011年:2万369→▽2012年:2万1608→▽2013年:2万2762→▽2014年:2万3988→▽2015年:2万5078→▽2016年:2万6291→▽2017年:2万7471
【乳房】
▽2010年:5万4231→▽2011年:5万7148→▽2012年:6万309→▽2013年:6万4552→▽2014年:6万6069→▽2015年:7万1216→▽2016年:7万2231→▽2017年:7万2397
国がんでは、▼肝臓は男女とも2010年以降ほぼ横ばい▼大腸がんが胃がんの登録数を上回っている▼女性では、乳がんと大腸がんの登録数の増加の傾きが、他と比較して若干大きい―といった点に注目しています。大腸がんの「予防」「早期発見・治療」に力を注ぐことが重要と伺えます。
男性で最多の大腸がんについて、もう少し詳しく見てみると、次のような状況です。
●治療前ステージ
▽0期(がんが粘膜内にとどまる):14.7%
▽I期(がんが固有筋層にとどまる):19.9%
▽II期(がんが固有筋層の外まで浸潤):15.3%(IIA:12.0%、IIB:2.3%、IIC:0.9%)
▽III期(リンパ節転移あり):18.7%(IIIA:1.8%、IIIB:13.0%、IIIC:3.8%)
▽IV期(血行性転移(肺転移・肝転移)または腹膜播種あり):13.1%(IVA:7.4%、IVB:5.6%)
▽不明:18.2%
●術後病理学的ステージ
▽0期:30.9%
▽I期:20.4%
▽II期:19.6%(IIA:16.0%、IIB:2.5%、IIC:1.1%)
▽III期:18.5%(IIIA:2.3%、IIIB:12.8%、IIIC:3.3%)
▽IV期:7.8%(IVA:4.8%、IVB:3.1%)
▽適用外等:2.5%
▽不明:0.4%
また治療前ステージ別に多い治療方法を見てみると、次のような状況です。
▽0期:内視鏡手術のみ(89.3%)
▽I期:手術のみ(60.7%)、手術/内視鏡+薬物(11.1%)
▽II期:手術のみ(65.8%)、手術/内視鏡+薬物(25.2%)
▼IIA期:手術のみ(68.2%)、手術/内視鏡+薬物(24.4%)
▼IB期:手術のみ(63.4%)、手術/内視鏡+薬物(28.8%)
▼IC期:手術のみ(38.6%)、手術/内視鏡+薬物(27.1%)、治療なし(16.7%)
▽III期:手術のみ(48.8%)、手術/内視鏡+薬物(41.1%)
▼IIIA:手術のみ(53.0%)、手術/内視鏡+薬物(38.1%)
▼IIIB:手術のみ(50.7%)、手術/内視鏡+薬物(41.5%)
▼IIIC:手術のみ(40.0%)、手術/内視鏡+薬物(41.3%)
▽IV期:手術/内視鏡+薬物(31.9%)、薬物療法のみ(27.2%)、治療なし(20.3%)、手術のみ(16.5%)
▼IVA:手術/内視鏡+薬物(37.4%)、薬物療法のみ(21.6%)、手術のみ(20.7%)、治療なし(16.3%)
▼IVB:薬物療法のみ(35.1%)、、治療なし(26.0%)、手術/内視鏡+薬物(24.2%)、手術のみ(10.6%)
病期によって治療法が異なるとともに、進行によりバリエーションに富んでいくことが分かります。
また女性最多の乳がんでは、次のような状況です。
●治療前ステージ
▽0期(非浸潤):15.2%
▽I期(腫瘍径2cm以下・リンパ節転移なし):41.1%
▽IIA期(腫瘍径2-5cm・リンパ節転移なし、腫瘍径2cm以下・同側腋窩リンパ節レベルI・IIの転移あり):22.1%
▽IIB期(腫瘍径5cm超・リンパ節転移なし、腫瘍径2-5cm・同側腋窩リンパ節レベルI・IIの転移あり):7.5%
▽IIIA(腫瘍径5cm超・同側腋窩リンパ節レベルI・IIの転移あり、腫瘍径を問わず同側腋窩リンパ節レベルI・IIが周囲組織に固定または胸骨傍リンパ節のみに転移あり):1.7%
▽IIIB期(腫瘍径を問わず腫瘍が胸壁に固定または皮膚に浮腫や潰瘍を形成(炎症性乳がんを含む)し、リンパ節転移なし、または同側腋窩リンパ節レベルI、IIの転移あり、または胸骨傍リンパ節のみに転移あり):3.6%
▽IIIC期(腫瘍径を問わず、同側腋窩リンパ節レベルIIIあるいは鎖骨上のリンパ節転移あり、また胸骨傍リンパ節と同側腋窩リンパ節レベルI、II両方に転移あり):1.7%
▽IV期(腫瘍径やリンパ節転移の状況にかかわらず、他臓器への転移あり):5.2%
▽不明:1.8%
●術後病理学的ステージ
▽0期:14.9%
▽I期:43.3%
▽IIA期:17.8%
▽IIB期:6.5%
▽IIIA:3.2%
▽IIIB期:1.5%
▽IIIC期:1.4%
▽IV期:0.4%
▽適用外等:10.7%
▽不明:0.3%
また治療前ステージ別に多い治療方法を見てみると、次のような状況です。
▽0期:手術のみ(48.9%)、手術/内視鏡+薬物(21.4%)、手術/内視鏡+放射線(16.9%)
▽I期:手術/内視鏡+薬物(46.3%)、手術/内視鏡+放射線+薬物(28.1%)、手術のみ(13.6%)
▽IIA期:手術/内視鏡+薬物(57.0%)、薬物療養のみ(14.9%)、手術のみ(13.2%)、手術/内視鏡+放射線+薬物(11.1%)
▽IIB期:手術/内視鏡+薬物(46.7%)、薬物療養のみ(37.4%)、手術のみ(9.2%)
▽IIIA:薬物療養のみ(55.9%)、手術/内視鏡+薬物(33.6%)
▽IIIB期:薬物療養のみ(48.7%)、手術/内視鏡+薬物(31.2%)、手術のみ(10.4%)
▽IIIC期:薬物療養のみ(74.7%)、手術/内視鏡+薬物(16.2%)
▽IV期:薬物療養のみ(74.6%)、治療なし(8.5%)
やはり病期によって治療法が異なりますが、上述の肝臓がんと比較すると「ステージの早い段階で、治療法にバリエーションがある」状況が伺えます。
血液がん、10代までは前駆型リンパ球系腫瘍が多いが、後に成熟B細胞腫瘍が急増
また今般の調査では、血液がん(5万1936症例)についてWHO分類2017年に基づき詳細な分類集計が行われています。
それによると、全年齢で最も多いのは「成熟B細胞腫瘍」で2万2652症例・43.6%。次いで、「骨髄異形成・骨髄増殖性腫瘍・骨髄異形成症候群」6521症例・12.6%、「形質細胞腫瘍」5241症例・10.1%、「骨髄増殖性疾患・肥満細胞症」4900症例・9.4%、「急性骨髄性白血病および関連前駆細胞腫瘍」4584症例・8.8%などで多くなっています。
また、年齢階層別に、多い血液がんを見てみると、次のような状況です。10代までは「前駆型リンパ球系腫瘍」が圧倒的多数を占めますが、50歳を過ぎた頃から、血液がんの半分近くが「成熟B細胞腫瘍」となることが分かります。
【0-9歳】
▽前駆型リンパ球系腫瘍(54.7%)▽急性骨髄性白血病および関連前駆細胞腫瘍(17.0%)▽組織球および樹状細胞腫瘍(9.6%)
【10-19歳】
▽前駆型リンパ球系腫瘍(30.9%)▽急性骨髄性白血病および関連前駆細胞腫瘍(18.6%)▽成熟B細胞腫瘍(14.3%)
【20-29歳】
▽成熟B細胞腫瘍(19.3%)▽急性骨髄性白血病および関連前駆細胞腫瘍(18.8%)▽骨髄増殖性疾患・肥満細胞症(18.2%)
【30-39歳】
▽成熟B細胞腫瘍(30.2%)▽骨髄増殖性疾患・肥満細胞症(19.7%)▽急性骨髄性白血病および関連前駆細胞腫瘍(16.1%)
【40-49歳】
▽成熟B細胞腫瘍(40.5%)▽骨髄増殖性疾患・肥満細胞症(17.7%)▽急性骨髄性白血病および関連前駆細胞腫瘍(13.3%)
【50-59歳】
▽成熟B細胞腫瘍(49.4%)▽骨髄増殖性疾患・肥満細胞症(12.7%)▽急性骨髄性白血病および関連前駆細胞腫瘍(9.6%)
【60-69歳】
▽成熟B細胞腫瘍(48.9%)▽形質細胞腫瘍(10.4%)▽骨髄異形成・骨髄増殖性腫瘍・骨髄異形成症候群(9.7%)
【70-79歳】
▽成熟B細胞腫瘍(46.4%)▽骨髄異形成・骨髄増殖性腫瘍・骨髄異形成症候群(14.3%)▽形質細胞腫瘍(11.6%)
【80-89歳】
▽成熟B細胞腫瘍(39.8%)▽骨髄異形成・骨髄増殖性腫瘍・骨髄異形成症候群(19.1%)▽形質細胞腫瘍(12.4%)
【90歳以上】
▽成熟B細胞腫瘍(34.2%)▽骨髄異形成・骨髄増殖性腫瘍・骨髄異形成症候群(20.0%)▽形質細胞腫瘍(10.6%)
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