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血栓性血小板減少性紫斑病の診断補助する「ADAMST13活性」検査、治療継続の可否を判断する場合に長期間の算定認める—厚労省

2022.11.17.(木)

血栓性血小板減少性紫斑病の診断補助する「ADAMST13活性」検査は、これまで診断補助のために「診断または再発の日から1か月間、週に1回に限り算定できる」とされてきた―。

今般、本検査を、血栓性血小板減少性紫斑病の「治療継続の可否を判断する」目的に実施することも認め、その場合には「診断・再発の日から1か月(30日)を超えても、週に1回算定できる」とする新たなルールを設ける―。

厚生労働省は11月15日に通知「検査料の点数の取扱いについて」を発出し、こうした点を明らかにしました。11月16日から適用されています。

血栓性血小板減少性紫斑病の診断補助検査、「治療継続の可否」判断にも実施可

今般の通知では、D006【出血・凝固検査】の「34 ADAMTS13活性」(400点)の算定ルールを一部見直しています。

ADAMTS13活性は、「他に原因を認めない血小板減少」を示す患者に対し「血栓性血小板減少性紫斑病であるか否か」の診断を補助する検査です。

2018年度の診療報酬改定で保険適用され、その際に次のようなルール(保険診療の中で実施し、診療報酬点数を算定するためのルール)が設定されています(厚労省サイトはこちら(診療報酬点数の算定に係る解釈通知)

【対象患者】
▽他に原因を認めない血小板減少を示す患者

【検査目的】
▽血栓性血小板減少性紫斑病の診断補助を行う場合
▽血栓性血小板減少性紫斑病の再発を疑う場合

【算定回数】
▽「血栓性血小板減少性紫斑病と診断された患者」「その再発が認められた患者」に対し、「診断日」または「再発を確認した日」から起算して1か月以内の場合
→1週間に1回に限り、上記点数算定可
→診断日・再発確認日の日付をレセプトの適用欄に記載する



今般の通知では、新たに次のような「算定可能ルール」を設定しています。

▽血栓性血小板減少性紫斑病に対して「血漿交換療法」「免疫抑制療法」「カプラシズマブ製剤による治療」を行った際に、「治療の継続の要否を判定する」ことを目的として測定を行った場合にも本検査料の算定を認める

▽この場合には、診断日・再発日から30日間(上記の1か月間制限)を超えた場合でも、1週間に1回に限り、別に本検査料の算定を可能とする
→この場合、その医学的な必要性をレセプトの適用欄に記載する



血栓性血小板減少性紫斑病の患者に対し「適切な治療継続」の道を開く朗報と言えるでしょう。



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