東日本大震災に伴う診療報酬被災地特例、福島県での利用はゼロに―中医協総会
2019.8.29.(木)
今年(2019年)7月の東日本大震災に伴う診療報酬特例の活用状況をみると、宮城県では2件・岩手県では1件あるが、福島県ではゼロ件となった―。
8月28日の中央社会保険医療協議会・総会で、こうした状況が厚生労働省から報告されました。これを受け、福島県における東日本大震災に伴う診療報酬特例は、この9月(2019年9月)をもって終了となる見込みです(宮城県・岩手県では最長2021年3月まで延長)。
昨年(2018年)の西日本豪雨に関する特例については、岡山県・広島県・愛媛県のいずれでも利用はゼロで、かつ延長要望もないことから、この9月(2019年9月)での終了が決定しています。
大規模自然災害からの復旧・復興が進み、徐々に診療報酬特例も終了
大地震や豪雨などの大きな災害に見舞われた地域では、▼通常よりも多くの傷病者が発生する▼医療機関の中にも通常診療が行えないところが出てくる▼医療スタッフが十分に確保できなくなる(出勤できない)―などの事態が生じます。
こうした事態に、「入院患者に対しスタッフが不足しているので、診療報酬算定の規定に則って減額する」などといった対応をとることは人道に悖ります。そこで厚生労働省では、▼一時的な定員超過入院▼平均在院日数や重症度、医療・看護必要度などの施設基準の一部欠如―などが起きた場合でも、通常の診療報酬算定を認めるといった特例(被災地特例)を設定しています。
現在、次の2つの「被災地特例」が設けられており、「半年に1度、現地の状況を中医協で確認し、特例の延長を認めるか否かを判断する」ことになっています。
(1)東日本大震災に伴う特例
(2)西日本豪雨(2018年7月)に伴う特例
今年(2019年)1月の活用状況に鑑み、期限についての方針が中医協で次のように決められました(関連記事はこちら)。
(1)の東日本大震災に伴う特例の期限
▼福島県:当面「半年ごとの状況を受けての延長の可否判断」を続ける
▼宮城県・岩手県:「半年ごとの状況確認」を行うものの、2020年3月末まで(最長2021年3月まで延長)とする
(2)の西日本豪雨に伴う特例の期限
▼2019年9月末まで延長し、そこで終了する
今般、厚労省から今年(2019年)7月時点における活用状況が報告され、それによると、東日本大震災に伴う特例については▼福島県ゼロ件▼宮城県2件▼岩手県1件―、西日本豪雨に伴う特例については岡山県・広島県・愛媛県のいずれもゼロ件となっています。これを受け、厚労省保険局医療課の森光敬子課長は次のような考えを新たに示し、中医協総会が了承しています。復興・復旧が進んでいる状況が伺えます。
(1)の東日本大震災に伴う特例の期限
▼福島県:「半年ごとの状況を受けての延長の可否判断」を続けるとしているが、活用はゼロ件であり、実質的に、この9月(2019年9月)で終了する見込み
▼宮城県・岩手県:「半年ごとの状況確認」を行うものの、2020年3月末まで(最長2021年3月まで延長)とする(従前と変わらず)
(2)の西日本豪雨に伴う特例の期限
▼活用はゼロ件であり、予定どおりこの9月(2019年9月)末で終了する
切除等不能な難治性肝細胞がんに対する電気穿孔法治療、保険診療との併用可能
8月28日の中医協総会では、2件の先進医療が報告されました。保険外の新たな医療技術を用いた診療について保険診療との併用を認め、「症例数の蓄積」→「安全性・有効性のエビデンス構築」→「新たな医療技術の保険適用」を目指すものです。
▽切除およびラジオ波治療困難な難治性肝細胞がん(「腫瘍径3cm以内で3個以下または腫瘍径5㎝以内で単発」の腫瘍条件とChild-Pugh score 9点以下の肝機能条件を満たし、肝切除・ラジオ波焼灼療法の適応とならないもの)に対する「不可逆電気穿孔法治療」
▽ゴーシェ病に対する「CYP2D6遺伝子多型検査」
新薬と再生医療等製品の保険適用を承認
さらに8月24日の中医協総会では、新薬(12成分・17品目)と再生医療等製品(1品目)の保険適用(2019年9月4日予定)も承認され、次の医薬品については高額ゆえに「DPCの包括対象から除外」(当該医薬品使った場合、治療全体が出来高となる)されます。
▽再発・難治性のFLT3-ITD変異陽性の急性骨髄性白血病の治療に用いる「ヴァンフリタ錠17.7mg」(1万9694.9円)、「同錠26.5mg」(2万6582.1円)
→▼130010急性白血病の「ギルテリチニブフマル酸塩」による分岐に反映させる
▽NTRK融合遺伝子陽性の進行・再発の固形がん治療に用いる「ロズリートレクカプセル100mg」(5214.2円)「同200mg」(9889.9円)
→▼010010脳腫瘍▼02001x角膜・眼及び付属器の悪性腫瘍▼03001x頭頸部悪性腫瘍▼ 040010縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍▼040040肺の悪性腫瘍▼040050胸壁腫瘍、胸膜腫瘍▼050010心臓の悪性腫瘍▼060010食道の悪性腫瘍(頸部を含む)▼060020 胃の悪性腫瘍▼060030小腸の悪性腫瘍、腹膜の悪性腫瘍▼060035 結腸(虫垂を含む)の悪性腫瘍 ▼060040直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍▼060050肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む)▼060060胆嚢、肝外胆管の悪性腫瘍▼06007x膵臓、脾臓の腫瘍▼070030脊椎・脊髄腫瘍▼070040骨の悪性腫瘍(脊椎を除く)▼070041軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く)▼080006皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)▼090010乳房の悪性腫瘍▼100020甲状腺の悪性腫瘍▼100030内分泌腺および関連組織の腫瘍▼11001x腎腫瘍▼11002x性器の悪性腫瘍▼110070膀胱腫瘍▼110080前立腺の悪性腫瘍▼110100精巣腫瘍▼120010卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍▼12002x子宮頸・体部の悪性腫瘍▼130010急性白血病▼130030非ホジキンリンパ腫―について出来高算定
→▼040040肺の悪性腫瘍 の「クリゾチニブ」による分岐に反映させる
▽トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの治療に用いる「オンパットロ点滴静注2mg/mL」(98万6097円)
→▼100370アミロイドーシス の「タファミジスメグルミン」 による分岐に反映させる
▽肝類洞閉塞症候群(肝中心静脈閉塞症)の治療に用いる「デファイテリオ静注200mg」(5万3108円)
→▼060320肝嚢胞―について出来高算定
▽発作性夜間ヘモグロビン尿症の治療に用いる「ユルトミリス点滴静注300mg」(71万7605円)
→▼130090貧血(その他)―について出来高算定
→▼130090貧血(その他)の「エクリズマブ」による分岐に反映させる
▽標準的な薬物治療の効果が不十分で血行再建術の施行が困難な慢性動脈閉塞症(閉塞性動脈硬化症およびバージャー病)における潰瘍の改善に用いる「コラテジェン筋注用4mg」(60万360円)
→▼050170閉塞性動脈疾患について出来高算定
これらのうちユルトミリスは指定難病である「発作性夜間ヘモグロビン尿症」(告示番号62)にのみ効能効果が認められている医薬品ですが、類薬「ソリリス点滴静注300mg」の販売動向に鑑みると「将来、販売総額が350億円を超える見込み」と判断され、例外的に費用対効果評価の対象とすることが中医協総会で決まりました(費用対効果のルールでは、指定難病のみに効能効果が認められる医薬品は原則として費用対効果評価の対象としないが、例外的に「市場規模が大きな医薬品」「著しく高額な医薬品」は中医協総会の判断で費用対効果評価の対象とすることができる)(関連記事はこちら)。
なお、支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は、相次ぐ高額な医薬品の登場に関連して、▼薬価そのものはそれほど高額でなくとも、使用量を勘案すれば医療保険財政に大きな影響を及ぼす医薬品についても、適正使用に向けたガイドライン等を設ける方向で検討すべき▼高額な医薬品については、少量製品の製造を促すべき(さもなくば「患者への実際の投与量」に応じた償還を行う仕組みとすべき)―といった考えを示しています。
さらに、EGFR遺伝子変異陽性の手術不能・再発の非小細胞肺がん治療薬である「タグリッソ」(一般名:オシメルチニブメシル酸塩)について市場規模の拡大を踏まえ、四半期に一度の新薬収載の機会をとらえた再算定(市場拡大再算定)が行われ(2019年11月1日から)、▼タグリッソ錠40mgは、「現行:1万2713.70円」から「改定後:1万806.60円」に(マイナス15%)▼タグリッソ錠80mgは、「現行:2万4375.80円」から「改定後:2万719.40円」に(マイナス15%)―引き下げられることになりました。
ほか、インスリン療法が適応となる2型糖尿病用薬の「ゾルトファイ配合注フレックスタッチ」(5293円)は、毎日皮下投与を行うものである点に鑑み、【在宅自己注射指導管理料】の対象薬剤に追加されています。
【関連記事】
小規模な急性期一般1で認知症患者が多い背景、回復期リハの実績評価の妥当性など検討を―中医協・基本小委
2020年度診療報酬改定に向けた議論整理、地域医療構想の実現・働き方改革・オンライン診療などで意見対立―中医協総会
スタッフの8割以上が理学療法士の訪問看護ステーション、健全な姿なのか―中医協総会
2040年にかけて人口が70%減少する地域も、医療提供体制の再構築に向け診療報酬で何ができるのか―中医協総会
CT・MRIの共同利用、医療被曝防止に向けたガイドライン活用などを診療報酬でどう進めるか―中医協総会(2)
ポリファーマシー対策を診療報酬でどう進めるか、フォーミュラリの報酬評価には慎重意見―中医協総会(1)
新規の医療技術、安全性・有効性のエビデンス構築を診療報酬で促し、適切な評価につなげよ―中医協総会(2)
オンライン診療、「有効性・安全性のエビデンス」に基づき算定要件などを議論―中医協総会(1)
医師の働き方改革、入院基本料や加算の引き上げなどで対応すべきか―中医協総会(2)
がんゲノム医療の推進に向け、遺伝子パネル検査を6月から保険収載―中医協総会(1)
外来医療の機能分化に向け、「紹介状なし患者の定額負担」「かかりつけ医機能の評価」など議論―中医協総会(2)
画期的な白血病治療薬「キムリア」を保険収載、薬価は3349万円―中医協総会(1)
高齢者へのフレイル・認知症・ポリファーマシ―対策、診療報酬でどうサポートすべきか―中医協総会(3)
診療報酬で生活習慣病の重症化予防、治療と仕事の両立をどう進めていくか―中医協総会(2)
遺伝子パネル検査の保険収載に向けた検討進む、C-CATへのデータ提出等を検査料の算定要件に―中医協総会(1)
「院内助産」「外来での妊産婦対応」を診療報酬でどう支援していくべきか―中医協総会(2)
2020年度改定論議スタート、小児疾患の特性踏まえた診療報酬体系になっているか―中医協総会(1)
2020年度診療報酬改定に向け、「医師働き方改革」等のテーマ別や患者の年代別に課題を議論―中医協総会
東日本大震災を受けた診療報酬の被災地特例、福島では継続するが、宮城・岩手は最長2021年3月で終了―中医協総会(2)
要介護高齢者への維持期「疾患別リハ料」は2019年3月末で終了、介護保険への移行完了―中医協総会(1)
妊産婦の診療に積極的な医師、適切な要件下で診療報酬での評価に期待―妊産婦保健医療検討会
鈴木医務技監・迫井医療課長がGHC改定セミナーに登壇!「重症患者受け入れ」に軸足を置いた入院報酬に!
200床以上で看護必要度II要件を満たさない場合、急性期一般入院料2・3は届出可能か―厚労省
DPCのEF統合ファイル用いる看護必要度II、選択可能な病院の条件を提示―厚労省
2018年度診療報酬改定、答申内容を一部訂正―厚労省
【2018年度診療報酬改定答申・速報6】がん治療と仕事の両立目指し、治療医と産業医の連携を診療報酬で評価
【2018年度診療報酬改定答申・速報5】在総管と施設総管、通院困難患者への医学管理を上乗せ評価
【2018年度診療報酬改定答申・速報4】医療従事者の負担軽減に向け、医師事務作業補助体制加算を50点引き上げ
【2018年度診療報酬改定答申・速報3】かかりつけ機能持つ医療機関、初診時に80点を加算
【2018年度診療報酬改定答申・速報2】入院サポートセンター等による支援、200点の【入院時支援加算】で評価
【2018年度診療報酬改定答申・速報1】7対1と10対1の中間の入院料、1561点と1491点に設定
回復期リハビリ病棟から退棟後の医療提供、どのように評価し推進すべきか―入院医療分科会(3)
地域包括ケア病棟の実績評価要件、在宅医療提供の内容に大きな偏り―入院医療分科会(2)
点数が「DPC<地域包括ケア」時点にDPC病棟からの転棟が集中、健全なのか―入院医療分科会(1)
療養病棟に入院する医療区分3の患者、退院患者の8割弱が「死亡」退院―入院医療分科会(2)
入退院支援加算1の「病棟への入退院支援スタッフ配置」要件、緩和すべきか―入院医療分科会(1)
介護医療院の整備など進め、患者・家族の「退院後の介護不安」解消を図るべき―入院医療分科会(2)
急性期一般1では小規模病院ほど認知症入院患者が多いが、看護必要度への影響は―入院医療分科会(1)
看護必要度IとIIとで重症患者割合に大きな乖離、要因を詳しく分析せよ―中医協・基本小委
自院の急性期患者の転棟先として、地域包括ケア病棟を選択することは「問題」なのか―入院医療分科会(2)
7対1から急性期2・3への移行は3%強にとどまる、看護必要度IIの採用は2割弱―入院医療分科会(1)
2020年度改定、入院医療では「救急」や「認知症対策」なども重要論点に—入院医療分科会(2)
DPC対象病院の要件を見直すべきか、入院日数やDPC病床割合などに着目して検討―入院医療分科会(1)
2018年度改定で新設された【急性期一般入院料1】を選択する理由はどこにあるのか―入院医療分科会
2020年度の次期診療報酬改定に向け、急性期一般入院料や看護必要度などを調査―入院医療分科会
リハビリ専門職の開業、地域偏在を助長する可能性があり病院団体として反対―四病協
訪問看護ステーション、さらなる機能強化に向けた報酬見直しを—中医協総会(2)
2018年度改定でも「訪問看護の大規模化」や「他職種との連携」が重要論点—介護給付費分科会(1)
介護保険の訪問看護、ターミナルケアの実績さらに評価へ―介護給付費分科会(1)
レセプトへの郵便番号記載、症状詳記添付の廃止、Kコードの大幅見直しなど検討—中医協総会
2021年3月からマイナンバーカードに「保険証機能」付与、既存保険証が使えなくなる訳ではない―社保審・医療保険部会
科学的介護データベース「CHASE」の項目固まる、介護版DPCのような「ベンチマーク」分析にも期待―厚労省・科学的介護検討会
医療保険財政が逼迫する中、「軽症者の保険給付範囲縮小」へ舵を切るべきでは―健保連、全国健康保険協会
オプジーボ、費用対効果評価の制度化骨子など踏まえ、2019年5月に改めて価格調整―中医協総会(3)
医薬品等の価格設定における「費用対効果評価」の概要固まる、2019年4月から実施―中医協総会(1)
費用対効果評価の骨子案、費用対効果評価が高い(ICER200万円未満)品目も価格引き上げ―中医協・費用対効果評価合同部会
医薬品の費用対効果評価、厳しすぎれば「日本市場の魅力」が減退―中医協・費用対効果評価合同部会
医療技術の費用対効果、500万・750万・1000万の3基準値に沿い「良し悪し」を判断へ―中医協・費用対効果評価合同部会
費用対効果評価、企業と公的機関の分析に齟齬が出ないよう、適宜「協議」を行う―中医協・費用対効果評価合同部会
医療技術の費用対効果、「連続的に評価」すべきか、「他技術より劣れば一律に評価」すべきか―中医協・費用対効果評価合同部会
費用対効果評価、「補正加算があり市場規模の大きな新薬・新規医療機器」を主な対象に―中医協・費用対効果評価合同部会
費用対効果データが複数ある場合、評価には一定の「幅」を持たせてはどうか―中医協・費用対効果評価専門部会
費用対効果評価、試行導入結果踏まえ「データ提出」や「再分析」の在り方検討―中医協・費用対効果評価合同部会(2)
費用対効果評価、「健康のためにいくら支払えるか」との調査は国では行わない―中医協・費用対効果評価合同部会(1)
費用対効果評価、オプジーボは価格引き下げ、川澄化学のステントグラフトは引き上げ―中医協・費用対効果評価合同部会
費用対効果評価、試行結果の検証踏まえ2019年度以降に制度化―中医協
使用実績を踏まえ材料機能区分を再申請(チャレンジ申請)できる仕組み新設―中医協・材料専門部会
薬価制度抜本改革案を修正、新薬創出等加算の厳格化を一部緩和―中医協薬価専門部会
新薬創出等加算の見直し、「容認できない」と製薬メーカー猛反発—中医協薬価専門部会
薬価制度抜本改革の具体案、費用対効果評価による価格引き上げも—中医協薬価専門部会
既存製品よりも費用が安く済み、効果の高い製品の価格は引き上げるべきか―費用対効果評価合同部会
医薬品などの費用対効果評価、業界は「加算のみへの反映」を切望—中医協・費用対効果評価合同部会
医薬品などの費用対効果評価、結果は加算のみに反映させるか、価格全体に及ぼすか—中医協・費用対効果評価関係
費用対効果評価、10月までに試行導入の詳細、年内に制度化の骨子を固める—中医協・費用対効果評価専門部会
費用対効果、試行導入には「支払い意思額調査」結果は用いず—中医協・費用対効果評価専門部会
費用対効果を判断するための「支払い意思額調査」、聞き方も含めて再検討—中医協・費用対効果評価専門部会
新医療技術の恩恵を受ける国民を対象に「いくらまで支払えるか」を調査—中医協・費用対効果専門部会
費用対効果評価の結果、どのタイミングで薬価などに反映させるか—中医協・費用対効果専門部会
費用対効果評価の結果、「保険償還価格の調整」に活用—中医協・費用対効果専門部会
医療技術の費用対効果評価、厚労省が仮想具体例で詳説—中医協・費用対効果評価専門部会
医療技術の費用対効果評価、「感染症対策への有用性」など6要素も勘案—中医協・費用対効果評価専門部会
医療技術の費用対効果、評価のための基準値を設定する方針に転換―中医協・費用対効果評価専門部会
費用対効果評価、新規収載の医薬品なども対象に2018年度から本格導入へ―費用対効果評価専門部会
2018年度の費用対効果評価に基づく再算定、オプジーボやハーボニーなど12品目に決定―中医協総会
2016年4月以降、費用対効果評価の対象として補正加算が高いものなど8品目程度を選定―中医協総会
費用対効果の良し悪しを判断する基準値、2016年度改定では定めず―費用対効果評価専門部会
費用対効果評価、対象は「保険収載後、1-2回の改定を経たもの」に―費用対効果評価専門部会
費用対効果評価、試行段階では社会的影響を評価する特別ルールは定めず―費用対効果評価専門部会
費用対効果評価の結果は医薬品・医療機器の再算定に活用―費用対効果評価専門部会
費用対効果評価はQALYを基本に実施、他の指標の使用も認める―中医協・専門部会
薬などの費用対効果、まず既収載品の再算定に活用、価格への反映は18年度改定時か―中医協・専門部会
超高額薬剤等の保険収載、薬価制度だけでなく税制等も含め幅広い対応を―社保審・医療保険部会