Generic selectors
Exact matches only
Search in title
Search in content
Search in posts
Search in pages
GemMed塾 病院ダッシュボードχ 病床機能報告

薬剤師が最新の専門知識を活かし、また患者とのコミュニケーション・状態確認で適切な処方内容への変更ができた好事例—医療機能評価機構

2024.10.28.(月)

薬剤師が最新の専門知識を活かし、また患者とコミュニケーションをとって「患者の状態」(妊娠しているか否か、吸入薬を正しく服用できるかなど)を確認することで適切な処方内容への変更ができた—。

日本医療機能評価機構が10月25日に公表した、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の「共有すべき事例」から、こういった重要知見が明らかになりました(機構のサイトはこちら)。

「妊婦等に禁忌」等の薬剤が処方された際、薬剤師は「妊娠の有無」などの確認を

日本医療機能評価機構は、保険薬局(調剤薬局)における医療安全の確保・向上を目指した「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業」も展開しています。全国の保険薬局から「患者の健康被害等につながる恐れのあったヒヤリ・ハット事例」(ヒヤリとした、ハッとした事例)の報告を求め、重要な事例の集積・解析・公表を踏まえて「再発防止」を目指すものです。

再発防止の一環として、ヒヤリ・ハット事例の中から、医療安全確保のために有益な情報を「共有すべき事例」として定期的にピックアップ・公表しています(最近の事例に関する記事はこちら)。今般、新たに3つのヒヤリ・ハット事例が紹介されました。

1つ目は、妊婦等に禁忌の薬剤が処方され、薬剤師が患者とコミュニケーションをしっかりとって処方変更が行えた好事例です。

ある薬局で、久しぶりに来局した20歳代女性患者の「尋常性ざ瘡に対し、ディフェリンゲル0.1%が処方された」処方箋を応需しました。この患者には、1年以上前にディフェリンゲル0.1%の処方歴がありましたが、同剤は「妊婦また妊娠している可能性のある女性」には禁忌です。このため、薬剤師が薬剤交付時に妊娠の有無について確認したところ、「現在妊娠中であり、そのことを処方医には伝えていなかった」ことがわかりました。そこで薬剤師が疑義照会を行った結果、イオウ・カンフルローション「東豊」に処方変更となりました。

機構では、▼妊娠している患者の中には、内服薬の胎児への影響に関して意識は高くても、「外用薬は影響がない」と思い込み、医師や薬剤師に妊娠している事実を伝えないケースがある▼妊娠可能な年代の女性に「妊娠中等は禁忌である薬剤」が処方された際、薬剤師は患者に、「妊婦または妊娠している可能性のある女性は使用できない」ことを説明し、薬剤使用中に妊娠した場合、あるいはその可能性が生じた場合には使用を中止し、医師に知らせるよう、説明を行う—などをアドヴァイスしています。



2つ目は、薬剤師が患者の状態を見て「より適切な処方内容」への変更を提案・実現した好事例です。

インフルエンザウイルス感染症と診断された7歳の患者に、イナビル吸入粉末剤20mgが処方されました。薬剤師が、吸入確認用の笛を用いて「患者が適切に吸入できるか」を確認しましたが、患者はうまく吸入できませんでした。そこで薬剤師は、患者家族に「吸入薬では薬剤の効果を得られない可能性がある」ことを説明し、内服薬への変更を提案したところ、了承を得ました。処方医に疑義照会を行い、内服薬への変更を提案した結果、タミフルドライシロップ3%へ変更となりました。

事例の背景には、「患者家族が『1回の吸入で治療が完了するイナビル吸入粉末剤』を希望した際に、処方医が『患者本人が吸入可能であるか』を確認しなかった」点にあるようです。

機構では、イナビルに限らず医療技術の進展により、さまざまな特徴を持つ外用薬が次々と発売されている点を指摘するとともに、薬剤師に対し「患者が、処方された薬剤を使用できるかを見極め、使用が困難な場合は、薬剤の変更を提案することも重要である」とアドヴァイスしています。



3つ目は、糖尿病の患者に対し、世界初の持続性GIP/GLP-1受容体作動薬である「マンジャロ皮下注アテオス」と、DPP-4阻害薬とが併せて処方されている点に薬剤師が気付き、適切な処方内容へ変更できた好事例です。

糖尿病の患者が「エクメット配合錠HD」を服用しており、さらに糖尿病治療薬「マンジャロ皮下注2.5mgアテオス」が新たに追加処方されました。マンジャロ皮下注の添付文書の【重要な基本的注意】の項には、「本剤とDPP-4阻害剤はいずれもGLP-1受容体およびGIP受容体を介した血糖降下作用を有している。両剤を併用した際の臨床試験成績はなく、有効性および安全性は確認されていない」と記載されています。従前から処方されているエクメット配合錠は「DPP-4阻害薬であるビルダグリプチン」を含有する薬剤であるため、薬剤師が処方医に疑義照会。その結果、エクメット配合錠HDは、DPP-4阻害薬ではないメトグルコ錠500mgに変更となりました。

事例の背景には、処方医が「エクメット配合錠に、DPP-4阻害薬であるビルダグリプチンが含まれていることを失念した」ことがあると考えられます。

機構では、マンジャロ皮下注が処方された際は▼GLP-1受容体やGIP受容体を介した血糖降下作用を有するインクレチン関連薬との重複に注意する必要がある▼作用機序が同じである他のGLP-1受容体作動薬だけでなく、DPP-4阻害薬との重複についても確認することが重要である—とアドヴァイスしています。





薬局・薬剤師には「対物業務」から「対人業務」への移行が求められ、いわゆる「かかりつけ薬局・薬剤師」が▼服薬情報の一元的・継続的な把握と、それに基づく薬学的管理・指導▼24時間対応・在宅対応▼かかりつけ医を始めとした医療機関などとの連携強化—の機能を持つべきことが重要です(関連記事はこちら)。

あわせて、2022年7月には「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」が、▼「対物業務のみ・対人業務に力を入れない」薬局経営が成り立たないような調剤報酬へ移管する必要がある▼「対物業務の効率化」のため、まず「一包化業務の他薬局」への外部委託認可を検討する▼「ICT化・DX対応」を進めるとともに、薬局薬剤師は「地域の多職種や、病院薬剤師と顔の見える関係」構築に努める必要がある—との考えをまとめています(関連記事はこちら)。

とりわけ高齢者においては多剤投与が健康被害を引き起こす可能性が高く(ポリファーマシー)、厚生労働省は「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)」および「高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別))」を取りまとめ、注意を呼び掛けています。とくに外来医療等では、患者のそばに常に医療従事者がいるわけではないことから、保険薬局(調剤薬局)のかかりつけ機能が極めて重要となります(関連記事はこちらこちらこちらこちらこちら)。



こうした考え方も踏まえて、2018年度の調剤報酬改定では、▼薬剤師から処方医に減薬を提案し、実際に減薬が行われた場合に算定できる【服用薬剤調整支援料】(125点)の新設▼【重複投薬・相互作用等防止加算】について、残薬調整以外の場合を40点に引き上げる(残薬調整は従前どおり30点)—など、「患者のための薬局ビジョン」や「高齢者の医薬品適正使用の指針」を経済的にサポートする基盤が整備され、前回の2020年度改定での充実(例えば【服用薬剤調整支援料2】の新設など)、今回の2022年度改定での充実(例えば「調剤料の処方日数に応じた評価の見直し」や「調剤管理料の新設」など)も図られています。

「疑義照会=点数算定」という単純構造ではないものの(要件・基準をクリアする必要がある)、今回の事例のような薬剤師の素晴らしい取り組みが積み重ねられることで、「かかりつけ薬局・薬剤師」の評価(評判)が高まり、診療報酬での評価にも結び付くでしょう。

さらに、患者から「あの薬局、あの薬剤師さんは親身になってくれ、お医者さんに問合せまでしてくれる」との良い評判が立つことが、薬局経営の安定化に非常に効果的です。



なお、厚労省は本年(2024年)7月22日に▼「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」の改訂▼「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」の策定—を行っています。病院、クリニック、薬局が連携して「地域ごとに、関係者が面でポリファーマシー対策を進める」ことの重要性を強調しています。医療安全確保のためにも「地域連携」が極めて重要です。



病院ダッシュボードχ 病床機能報告MW_GHC_logo

【関連記事】

薬剤師は、調剤後にも電話や患者宅訪問などを行い、「患者が正しく服用できているのか」確認を—医療機能評価機構
薬剤師が専門知識を活かし、また患者の健康状態(検査値)などを把握し「不適切な薬剤」処方を是正できた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が専門知識を活かし、また関係者から情報集収集し「名称類似薬が誤って処方されている」ことに気づいた好事例—医療機能評価機構

地域の医療関係者・自治体・保険者が協働して「地域でのポリファーマシー対策」を進めてほしい―厚労省

薬剤師が専門知識を活かし、また患者・家族とのコミュニケーションにより「規格間違い」の処方内容を是正できた好事例—医療機能評価機構
名称類似・外観類似の医薬品を薬剤師が取り違える事例が発生、調剤監査支援システム導入などの防止策検討を—医療機能評価機構
薬剤師が専門知識をもとに「抗がん剤の副作用軽減のための併用薬」投与の適正性を確保できた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が患者・家族とコミュニケーションをとり「処方薬剤の副作用」の劇的軽減を実現できた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が患者とのコミュニケーションをとり「処方されるはずのない乳がん治療薬」投与をストップできた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が患者とのコミュニケーションをとり「漫然とした薬剤投与継続のストップ」などが実現できた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が患者とのコミュニケーションの中で「処方間違い」に気づき、疑義照会を経て適切な処方内容へ変更できた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が専門知識を活かして薬剤の副作用を疑い、専門医へ受診勧奨した結果、適切な処方内容へ変更できた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が「患者の生活情報」を把握し、また専門知識を活かして、適切な処方内容へ変更できた好事例—医療機能評価機構
一般用医薬品購入希望者の症状から薬剤師が「医療機関受診」を促し、適切な診断・治療につなげられた好事例—医療機能評価機構
単剤→配合剤へと変更になった際は配合成分の含量や添付文書等の確認徹底を、妊娠可能性ある女性へはゾコーバ錠は禁忌—医療機能評価機構
薬剤師が診療ガイドラインにまで遡り「処方内容の適正性」を確認した好事例—医療機能評価機構
薬剤師が専門知識を活かし、患者の検査値を確認、情報を聴取し「正しい処方内容への変更」がかなった好事例—医療機能評価機構
薬剤師が製薬メーカーに「正しい情報」の問い合わせまでし、併用禁忌を回避できた好事例—医療機能評価機構
薬剤師・薬局は「薬学的疑義を解消しないままの薬剤交付」をしてはならず、適切に疑義照会をせよ!—医療機能評価機構
薬剤師・薬局は添付文書確認など徹底し、患者とコミュニケーションをとり「適切な服薬指導」を行うことが重要—医療機能評価機構
薬剤師・薬局は「患者が気軽に薬剤療法などについて相談できる」環境を日頃から整備することが重要—医療機能評価機構
薬剤師が専門知識を十分に発揮し「同時併用が適切でない薬剤の処方」を是正できた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が患者と対面・電話でコミュニケーションをとり、適切な処方内容への変更を実現できた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が患者の訴えから「抗がん剤の副作用」を疑い、医療機関の受診を勧奨した好事例—医療機能評価機構
薬剤師が「紹介先医療機関」だけでなく、「紹介元医療機関」にも確認し、適切な処方内容とできた好事例—医療機能評価機構
薬剤師が患者の過去の情報を活用し、医療機関にも積極的に働きかけ、「禁忌薬剤の処方」を回避できた好事例—医療機能評価機構
薬剤を調整する際、「レセコンへの誤入力」の可能性を考慮し、必ず「処方箋」に照らすことが重要—医療機能評価機構
薬剤師は「最新の専門知識」に加え、「患者とのコミュニケーション」をとって「適切な処方内容か」の確認徹底を—医療機能評価機構

「対物業務のみ・対人業務に力を入れない」薬局は経営が成り立たない—ような調剤報酬へ移管せよ

薬剤師は、最新の専門知識と患者・家族からの情報を踏まえ「適切な処方内容か」の確認を—医療機能評価機構
薬剤師が患者とコミュニケーションとり、専門知識も活かして「適切な処方内容」へ変更できた好事例—医療機能評価機構
複数薬効のある「デュロキセチン製剤」、「先発品と後発品」などの重複投薬に留意を—医療機能評価機構
薬局薬剤師が多忙で処方監査がおろそかになり「10倍量の過量投与」を見逃してしまった—医療機能評価機構
薬局薬剤師が患者・付き添い人とコミュニケーションとり、専門知識を発揮し「併用禁忌」など回避—医療機能評価機構
薬局薬剤師が患者とコミュニケーションとり、代替薬をエビデンス添えて提案して禁忌薬剤を回避—医療機能評価機構
薬局薬剤師が疑問を放置せず、処方医に加え病院薬剤部にまで疑義照会し「適切な処方内容への変更」を実現—医療機能評価機構
薬剤師が患者とコミュニケーションとり、専門知識を発揮して「適切な処方内容への変更」を実現—医療機能評価機構
薬剤師が患者とコミュニケーションとり処方内容改善や重複投薬阻止を実現できた好事例—医療機能評価機構
患者の薬剤服用歴を確認し「禁忌薬剤の処方」を食い止めることができた好事例—医療機能評価機構
「名称類似するが異なる薬剤」の処方を患者とのコミュニケーションで把握し、処方変更できた好事例—医療機能評価機構
併用禁忌等の不適切な処方内容を、薬剤師が専門知識・患者からの情報で見抜き、適正内容に変更した好事例—医療機能評価機構
「徐放性製剤の粉砕投与」リスクなどを薬剤師が主治医に説き、適切な処方内容への変更を実現―医療機能評価機構
患者とのコミュニケーションや薬剤服用歴を通じて「骨粗鬆症治療薬」の適正使用(重複回避など)に努めよ―医療機能評価機構
お薬手帳や患者とのコミュニケーション通じて「医薬品の併用禁忌」発見などに努めよ―医療機能評価機構
一般用医薬品販売においても、薬剤師は患者・主治医から情報収集し不適切な薬剤使用防止に努めよ―医療機能評価機構
薬剤師が、患者とのコミュニケーションで副作用発現を察知し、処方変更に結び付けた好事例―医療機能評価機構
薬剤師が、医師の誤処方(薬剤名誤入力、禁忌薬処方)に気づき、適正な処方に結び付けた好事例―医療機能評価機構
医師が気づかなかった「危険な処方変更」を、薬剤師が専門性を発揮して回避し、副作用発生を防止できた好事例―医療機能評価機構
薬剤師が「かかりつけ」機能発揮する好事例、専門知識に加え、患者の状態にも配慮―医療機能評価機構
薬剤師が添付文書を確認し「不適切な薬剤」「併用禁忌の薬剤」処方を阻止した好事例―医療機能評価機構
薬剤師は、患者の検査値など多角的な情報から「副作用の兆候」確認を―医療機能評価機構
お薬手帳は医療従事者が処方内容確認のために使うこともあり、「毎回記録」が重要―医療機能評価機構
メトトレキサート、「休薬期間」「患者の腎機能」などを確認し、適切量等の処方・調剤を―医療機能評価機構
患者からの収集情報に加え、「検査値」を積極的に入手し、それに基づく処方監査を―医療機能評価機構
定期処方薬剤についても患者とコミュニケーションとり、「副作用発現の有無」を確認せよ―医療機能評価機構
薬剤師は添付文書等から「正しい服用方法」など確認し、当該情報を処方医にも共有せよ―医療機能評価機構
薬剤師は診療ガイドライン等通じて「薬物療法の広い知識」身につけ、患者にも丁寧な情報提供を―医療機能評価機構
薬剤師は「薬剤添付文書の確認」「患者の服用歴確認」「医師への既往歴確認」などを―医療機能評価機構
骨粗鬆症治療、外来での注射薬情報なども「お薬手帳」への一元化・集約化を―医療機能評価機構
薬剤師が患者の服用状況、添付文書内容を把握し、医療事故を防止した好事例―医療機能評価機構
薬剤師が患者とコミュニケーションをとり、薬剤の専門的知識を発揮して医療事故を防止した好事例―医療機能評価機構
薬剤師が「患者の処方歴やアレルギー情報」を十分に把握し、医療事故を防止できた好事例―医療機能評価機構
薬剤師が「薬剤の用法用量や特性に関する知見」を活用し、医療事故を防止した好事例―医療機能評価機構
薬剤師が患者とコミュニケーションとり、既往歴や入院予定を把握して医療事故防止―医療機能評価機構
薬剤師が薬剤の添加物を把握し、患者とコミュニケーションをとってアレルギー発現を防止―医療機能評価機構
薬剤の専門家である薬剤師、患者の検査値・添付文書など踏まえ積極的な疑義照会を―医療機能評価機構
高齢患者がPTPシートのまま薬剤を服用した事例が発生、服用歴から「一包化」等の必要性確認を―医療機能評価機構
薬剤師の疑義照会により、薬剤の過量投与、類似薬の重複投与を回避できた好事例―医療機能評価機構
薬剤師が多職種と連携し、薬剤の過少・過量投与を回避できた好事例―医療機能評価機構
薬剤師が患者の訴え放置せず、メーカーや主治医に連絡し不整脈など発見できた好事例―医療機能評価機構
薬剤師が併用禁忌情報等に気づき、処方医に疑義照会した好事例―医療機能評価機構
薬剤師が患者の腎機能低下に気づき、処方医に薬剤の減量を提案した好事例―医療機能評価機構
薬剤師が「検査値から患者の状態を把握」し、重大な副作用発生を防止した好事例―医療機能評価機構
薬剤師も患者の状態を把握し、処方薬剤の妥当性などを判断せよ―医療機能評価機構
複数薬剤の処方日数を一括して変更する際には注意が必要―医療機能評価機構



どの医療機関を受診しても、かかりつけ薬局で調剤する体制を整備―厚労省「患者のための薬局ビジョン」



病院入院前の薬剤状況確認、入院中の処方変更、退院後のフォローなど各段階で「ポリファーマシー対策」を―厚労省
外来や在宅、慢性期性期入院医療など療養環境の特性踏まえ、高齢者への医薬品適正使用を―厚労省
外来・在宅、慢性期医療、介護保険施設の各特性に応じた「高齢者の医薬品適正性」確保を―高齢者医薬品適正使用検討会
医師と薬剤師が連携し、高齢者における薬剤の種類・量の適正化進めよ―高齢者医薬品適正使用検討会

徐放性製剤の粉砕投与で患者に悪影響、薬剤師に「粉砕して良いか」確認を―医療機能評価機構