薬剤師が患者とコミュニケーションをとって「副作用の発現」を疑い、適正な処方内容(薬剤の変更など)を実現—医療機能評価機構
2025.3.27.(木)
薬剤師が患者とコミュニケーションをとって「副作用の発現」を疑い、処方医と連携して適正な処方内容(薬剤の変更など)を実現できた—。
日本医療機能評価機構が3月25日に公表した、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の「共有すべき事例」から、こういった重要知見が明らかになりました(機構のサイトはこちら)。
配合剤が複数処方された場合には、「成分の重複」がないかも確認せよ
日本医療機能評価機構は、保険薬局(調剤薬局)における医療安全の確保・向上を目指した「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業」も展開しています。全国の保険薬局から「患者の健康被害等につながる恐れのあったヒヤリ・ハット事例」(ヒヤリとした、ハッとした事例)の報告を求め、重要な事例の集積・解析・公表を踏まえて「再発防止」を目指すものです。
再発防止の一環として、ヒヤリ・ハット事例の中から、医療安全確保のために有益な情報を「共有すべき事例」として定期的にピックアップ・公表しています(最近の事例に関する記事はこちら)。今般、新たに3つのヒヤリ・ハット事例が紹介されました。
1つ目は、「用量の入力間違い」事例です。
ある薬局で、70歳代の患者に副腎皮質ホルモン製剤の「デキサメタゾンエリキシル0.01%『日新』」が1回4mg・1日1回・3日分が処方されました。処方箋を応需した薬局のスタッフは、同剤の1回量「4mg」を「4mL」と誤認してレセコンに入力してしまいました。ただし、調製を担当した薬剤師が入力間違いに気付き、1回量を40mLへ訂正することができました。
「デキサメタゾンエリキシル0.01%『日新』」の用量が「mg(成分量)」で処方された場合には、レセコンには「mL(製剤量)」に換算して入力する必要がありますが、薬局スタッフが単位の違いに気付かなかったことが事例の背景にあります。
機構では、▼「デキサメタゾンエリキシル0.01%『日新』」の薬価単位はmLだが、添付文書では用量が「mg(成分量)」で記載されており、薬剤師は「同剤がmg(成分量)で処方される可能性がある」ことに留意して、調剤を行う●レセコンへの処方入力を「薬剤師以外のスタッフ」が行うことがあるため、「入力前に薬剤師が処方監査を行い、入力時に注意すべき点について申し送りを行う」「レセコンに入力した処方内容を処方箋と突合する際に用量の単位を確認する」よう手順を定めておくなどの対策をとる▼デキサメタゾンエリキシル製剤以外にも、鉄欠乏性貧血治療剤の「インクレミンシロップ5%」、アレルギー性鼻炎等治療剤の「ザイザルシロップ0.05%」、抗アレルギー剤の「ペリアクチンシロップ0.04%」などでも同様の入力間違い事例が報告されており、「入力間違いが起きやすい薬剤をリスト化して薬局内で共有」する—などのアドヴァイスを行っています。
2つ目は、複数の配合剤が処方され「同成分の重複」があることに薬剤師が気付いて是正できた好事例です。
ある薬局で、40歳代の患者に鎮咳剤「フスコデ配合錠」と副腎皮質ホルモン剤と抗ヒスタミン剤とを配合した「セレスタミン配合錠」が同時に処方されました。薬局薬剤師が▼フスコデ配合錠にはクロルフェニラミンマレイン酸塩が配合されている▼セレスタミン配合錠にはd-クロルフェニラミンマレイン酸塩が配合されている—ことから、「有効成分が重複している」として処方医に疑義照会。あわせて「フスコデ配合錠→メジコン錠への変更」を提案し、処方医に了承されました。
機構では、▼配合剤が処方された際は、それぞれの有効成分や薬効が併用する薬剤と重複していないか確認する▼日本薬局方「クロルフェニラミンマレイン酸塩(ラセミ体)」および日本薬局方「d-クロルフェニラミンマレイン 酸塩」が重複して処方された際は、疑義照会を行って処方医に「併用の要否」を確認し、過量服用による副作用発現を回避する—ことをアドヴァイスしています。
3つ目は、薬剤師が患者とコミュニケーションをとって副作用の発言(歯肉肥厚)に気づき、適切な処方内容に変更できた好事例です。
高血圧症治療薬の「アムロジピン錠5mg『トーワ』」を服用中の患者が、歯科医師から「歯肉肥厚が生じている。降圧剤が原因の可能性がある」と指摘されました。患者は歯科で治療を行ったものの歯肉肥厚が改善しず、電話で薬局に相談。アムロジピン錠の添付文書には、「その他の副作用」として「歯肉肥厚」(発現頻度は0.1%未満)が記載さており、患者に症状が継続しているため、副作用の可能性を考慮して処方医にトレーシングレポートを提出。その後、「アムロジピン錠5mg『トーワ』→オルメサルタンOD錠20mg『トーワ』」に変更となりました。
機構では、▼薬剤による歯肉肥厚は、本剤(カルシウム拮抗薬)のほか、フェニトインなどの抗てんかん薬やシクロスポリンなどの免疫抑制薬でも起こることがある▼発現頻度の低い副作用でも、患者から聴取した情報から「副作用の可能性」が疑われる場合は、電話やトレーシングレポートなどを用いて処方医に情報提供を行う▼歯垢や歯石など口腔内の衛生状態の悪化は歯肉肥厚を増悪させるため、歯肉肥厚の原因と思われる薬剤を変更した後も、薬剤師と歯科医師とで連携し患者の症状の経過などに関する情報を共有する(ブラッシングや歯石除去などの口腔衛生管理が必要)—とアドヴァイスしています。
薬局・薬剤師には「対物業務」から「対人業務」への移行が求められ、いわゆる「かかりつけ薬局・薬剤師」が▼服薬情報の一元的・継続的な把握と、それに基づく薬学的管理・指導▼24時間対応・在宅対応▼かかりつけ医を始めとした医療機関などとの連携強化—の機能を持つことが重要です(関連記事はこちら)。
あわせて、2022年7月には「薬局薬剤師の業務及び薬局の機能に関するワーキンググループ」が、▼「対物業務のみ・対人業務に力を入れない」薬局経営が成り立たないような調剤報酬へ移管する必要がある▼「対物業務の効率化」のため、まず「一包化業務の他薬局」への外部委託認可を検討する▼「ICT化・DX対応」を進めるとともに、薬局薬剤師は「地域の多職種や、病院薬剤師と顔の見える関係」構築に努める必要がある—との考えをまとめています(関連記事はこちら)。
とりわけ高齢者においては多剤投与が健康被害を引き起こす可能性が高く(ポリファーマシー)、厚生労働省は「高齢者の医薬品適正使用の指針(総論編)」および「高齢者の医薬品適正使用の指針(各論編(療養環境別))」を取りまとめ、注意を呼び掛けています。とくに外来医療等では、患者のそばに常に医療従事者がいるわけではないことから、保険薬局(調剤薬局)のかかりつけ機能が極めて重要となります(関連記事はこちらとこちらとこちらとこちらとこちら)。
こうした考え方も踏まえて、2018年度の調剤報酬改定では、▼薬剤師から処方医に減薬を提案し、実際に減薬が行われた場合に算定できる【服用薬剤調整支援料】(125点)の新設▼【重複投薬・相互作用等防止加算】について、残薬調整以外の場合を40点に引き上げる(残薬調整は従前どおり30点)—など、「患者のための薬局ビジョン」や「高齢者の医薬品適正使用の指針」を経営的にサポートする基盤が整備され、前回の2020年度改定での充実(例えば【服用薬剤調整支援料2】の新設など)、今回の2022年度改定での充実(例えば「調剤料の処方日数に応じた評価の見直し」や「調剤管理料の新設」など)も図られています。
「疑義照会=点数算定」という単純構造ではないものの(要件・基準をクリアする必要がある)、今回の事例のような薬剤師の素晴らしい取り組みが積み重ねられることで、「かかりつけ薬局・薬剤師」の評価(評判)が高まり、診療報酬での評価にも結び付くでしょう。
さらに、患者から「あの薬局、あの薬剤師さんは親身に花素子を聞いてくれ、お医者さんに問合せまでしてくれる」との良い評判が立つことが、薬局経営の安定化に非常に効果的です。
なお、厚労省は昨年(2024年)7月22日に▼「病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」の改訂▼「地域における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方」の策定—を行っています。病院、クリニック、薬局が連携して「地域ごとに、関係者が面でポリファーマシー対策を進める」ことの重要性を強調しています。医療安全確保のためにも「地域連携」が極めて重要です。
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