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発熱・呼吸器症状・頭痛・全身倦怠感や嗅覚・味覚障害のある場合、年齢を問わず積極的に新型コロナ検査実施を―厚労省

2020.8.6.(木)

新型コロナウイルス感染症の症例の多くで、▼発熱▼呼吸器症状▼頭痛▼全身倦怠感―などが見られる。また初期症状として▼嗅覚障害▼味覚障害―を訴える患者がいる。こうした患者には、年齢にかかわらず、積極的かつ速やかに新型コロナウイルスに係る検査を実施してほしい―。

厚生労働省は8月3日に事務連絡「新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる患者の取扱いについて」を示し、こうした点への注意を呼びかけました(厚労省のサイトはこちら)。

重症化リスクのある高齢者や基礎疾患保有者等にも、積極的な検査実施を

新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言は全都道府県で解除されていますが7月中旬から東京都はもちろん、大阪府や愛知県などの大都市部だけでなく、地方でも過去最多の新規感染者が確認されています。こうした中では、第2波・第3波に備えた「感染拡大防止策の徹底」や「医療提供体制の確保」などが依然として重要です。

前者の感染拡大防止のためには、いわゆる「3つの密(密閉、密集、密接)を避ける」ことを柱とする新たな生活様式への転換が求められています。ただし、市中の状況を振り返ると「従前に戻ってしまった」感も否めません。国民全体の意識改革が必要でしょう。

後者の医療提供体制に関しては、「感染者の適切かつ迅速な鑑別」や「重症者への入院医療体制確保」「重症化リスクのない軽症者を受け入れる宿泊施設の確保」などを引き続き進めることが求められます。各地域で、▼即座に感染患者を受け入れられる病床(即応病床)▼通常は一般患者の受け入れを行い、都道府県の要請を受けて感染患者を受け入れ準備に取り組む病床(準備病床)▼重症化リスクのない軽症患者を受け入れる宿泊療養施設―などを重症度別に整備していく方針が示されています(関連記事はこちらこちらこちら)。また、院内感染の防止、院内感染発生に備えて「自主点検」や「事前のシミュレーション」を行うことも重要です(関連記事はこちら)。



このうち新型コロナウイルス感染者の鑑別に関しては、3月6日に「PCR検査」(核酸検査)が、5月13日に「抗原検査」が保険適用されています。

関連して厚労省は、今般、新型コロナウイルス感染症の症例の多くで、▼発熱▼呼吸器症状▼頭痛▼全身倦怠感―などが見られること、初期症状として▼嗅覚障害▼味覚障害―を訴える患者がいることを確認。

こうした症状のある患者に対しては、「年齢を問わず、速やかに帰国者・接触者外来等の受診を促す」など、積極的な検査を実施するよう依頼しています。

あわせて、新型コロナウイルスに感染した場合に重症化リスクの高い▼高齢者▼基礎疾患のある人(糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)など)▼透析を受けている人▼免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている人―で、「発熱や呼吸器症状などを呈している人」に対しても、積極的に検査を実施するよう求めています。



なお、新型コロナウイルスの検査を保険診療の中で行う場合には、都道府県との間で「行政検査の委託契約」を結ぶ必要があります(患者負担が公費から補填されゼロとなる)。厚労省は次の点に留意するよう求めています(関連記事はこちら)。

▽行政検査の委託契約(集合契約含む、以下)に関し、「既に締結済みの委託契約」については、新たな検査方法が追加された場合でも、契約当事者の異議がある場合を除き、改正後の取り扱いとみなし、新たな検査方法に関する委託契約を締結し直す必要はない
(例えばPCR検査について委託契約を結んである場合、特段の事情がない限り、自動的に新たな検査方法に関しても行政検査として実施することが可能である)

▽契約を希望する医療機関が「適切な感染対策が講じられている」ことを表明した場合、その表明をもって要件を満たすものとして委託契約の締結を行う

ぽんすけ2020 MW_GHC_logo

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新型コロナ対策、まずPCR検査の拡充を進めるべきではないか―日病・相澤会長
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