看護必要度A項目・C項目のレセ電算システムコードを一部訂正、抗がん剤の追記等行う―2020年度診療報酬改定の関連通知等訂正
2020.9.2.(水)
厚生労働省は8月31日に、事務連絡「令和2年度診療報酬改定関連通知及び官報掲載事項の一部訂正について」を発出しました(厚労省のサイトはこちら)。
訂正が行われたのは、2020年度診療報酬改定に関する次の6本の通知です。
(1)診療報酬の算定方法の一部改正に伴う実施上の留意事項について(3月5日付、保医発0305第1号)
(2)基本診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(3月5日付、保医発0305第2号)
(3)特掲診療料の施設基準等及びその届出に関する手続きの取扱いについて(3月5日付、保医発0305第3号)
(4)厚生労働大臣が指定する病院の病棟における療養に要する費用の額の算定方法の一部改正等に伴う実施上の留意事項について(3月23日付、保医発0323第2号)
(5)「診療報酬請求書等の記載要領等について」等の一部改正について(3月27日付、保医発0327第1号)
(6)「医療保険と介護保険の給付調整に関する留意事項及び医療保険と介護保険の相互に関連する事項等について」の一部改正について(3月27日付、保医発0327第3号)
今般も用語・表記の統一などに関する訂正がほとんどですが、「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」など、届け出や請求内容に関連する項目も含まれています。
まず(2)では、「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度A・C項目に係るレセプト電算処理システム用コード一覧」について、次のような点を修正することになりました。
▽A項目の「7 専門的な処置・治療」の「(1)抗悪性腫瘍剤の使用 注射剤のみ」について、次の薬剤を除外する
▼622518601 リクラスト点滴静注液5mg
▼622239101 プラリア皮下注60mgシリンジ
▽A項目の「7 専門的な処置・治療」の「(1)抗悪性腫瘍剤の使用 注射剤のみ」について、次の薬剤を追加する
▼622351402 ゾレドロン酸点滴静注4mg/100mLバッグ「KCC」
▼629907101 エンハーツ点滴静注用100mg
▼622808601 オニバイド点滴静注43mg
▼622797601 ステボロニン点滴静注バッグ9000mg/300mL
▼622607302 ガザイバ点滴静注1000mg
▼622622401 ベスポンサ点滴静注用1mg
▼622654901 ビーリンサイト点滴静注用35μg
▽A項目の「7 専門的な処置・治療」の「(2)抗悪性腫瘍剤の内服の管理」について、次の薬剤を追加する
▼620536801 クロルマジノン酢酸エステル錠25mg「NSKK」
▼622796901 カボメティクス錠20mg
▼622797001 カボメティクス錠60mg
▼622794101 テプミトコ錠250mg
▼622803301 ベレキシブル錠80mg
▼622796301 ニュベクオ錠300mg
▼622586501 イブランスカプセル25mg
▼622703401 イブランス錠25mg
▼622586601 イブランスカプセル125mg
▼622703501 イブランス錠125mg
▼622653801 ベージニオ錠50mg
▼622653901 ベージニオ錠100mg
▼622654001 ベージニオ錠150mg
▼622606901 リムパーザ錠100mg
▼622607001 リムパーザ錠150mg
▽A項目の「7 専門的な処置・治療」の「(4)麻薬の内服・貼付、坐剤の管理」について、次の薬剤を追加する
▼622802101 オキシコドン錠2.5mgNX「第一三共」
▼622802201 オキシコドン錠5mgNX「第一三共」
▼622802301 オキシコドン錠10mgNX「第一三共」
▼622802401 オキシコドン錠20mgNX「第一三共」
▽A項目の「8 緊急に入院を必要とする状態」について、次の診療行為を追加する
▼190221350 救急医療管理加算(診療報酬上臨時的取扱)
▼190225850 救急医療管理加算(診療報酬上臨時的取扱)
▽C項目の「19 骨の手術(11日間)」について、次の診療行為を追加する(後述するように「※」は「重症度、医療・看護必要度Iを評価する場合のみ」に用いる)
▼310006710 口腔、顎、顔面悪性腫瘍切除術 ※
▼310008010 上顎骨悪性腫瘍手術(全摘) ※
▼310036610 下顎骨悪性腫瘍手術(切断)(おとがい部を含むもの) ※
▼310008410 下顎骨悪性腫瘍手術(切断)(その他のもの) ※
▼310008310 下顎骨悪性腫瘍手術(切除) ※
▼310007910 上顎骨悪性腫瘍手術(切除) ※
▼310034710 骨移植術(軟骨移植術を含む。)(同種骨移植)(非生体)(特殊なもの) ※
▼310008210 下顎骨離断術 ※
▼310012610 骨移植術(軟骨移植術を含む。)(同種骨移植)(生体) ※
▼310007110 頬粘膜悪性腫瘍手術 ※
▼310008110 下顎骨部分切除術 ※
▼310034810 骨移植術(軟骨移植術を含む。)(同種骨移植)(非生体)(その他の場合) ※
▼310012510 骨移植術(軟骨移植術を含む。)(自家骨移植(困難なもの)) ※
▼310008610 顎骨腫瘍摘出術(歯根嚢胞を除く。)(長径3センチメートル以上) ※
▼310007710 上顎骨切除術 ※
▼310008510 顎骨腫瘍摘出術(歯根嚢胞を除く。)(長径3センチメートル未満) ※
▼310007810 上顎骨悪性腫瘍手術(掻爬) ※
▼310012410 骨移植術(軟骨移植術を含む。)(自家骨移植(簡単なもの)) ※
▽C項目の「24 別に定める手術(6日間)」について、次の診療行為を追加する(後述するように「※」は「重症度、医療・看護必要度Iを評価する場合のみ」に用いる)
▼310021710 自家遊離複合組織移植術(顕微鏡下血管柄付きのもの) ※
▼310004210 舌悪性腫瘍手術(亜全摘) ※
▼310021510 遊離皮弁術(顕微鏡下血管柄付きのもの) ※
▼310031810 上顎骨形成術(骨移動を伴う場合) ※
▼310023810 顔面神経麻痺形成手術(動的なもの) ※
▼310031910 下顎骨形成術(骨移動を伴う場合) ※
▼310022310 血管移植術、バイパス移植術(頭、頸部動脈) ※
▼310014210 上顎骨形成術(複雑な場合及び2次的再建の場合) ※
▼310011310 耳下腺悪性腫瘍手術(全摘) ※
▼310016110 顔面多発骨折観血的手術 ※
▼310014410 頬骨変形治癒骨折矯正術 ※
▼310011110 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺深葉摘出術) ※
▼310006610 口唇悪性腫瘍手術 ※
▼310010910 顎下腺悪性腫瘍手術 ※
▼310011210 耳下腺悪性腫瘍手術(切除) ※
▼310015910 下顎骨形成術(再建の場合) ※
▼310021410 動脈(皮)弁術、筋(皮)弁術 ※
▼310020810 全層植皮術(200平方センチメートル以上) ※
▼310003810 口腔底悪性腫瘍手術 ※
▼310014110 上顎骨形成術(単純な場合) ※
▼310014810 下顎骨折観血的手術(両側) ※
▼310011010 耳下腺腫瘍摘出術(耳下腺浅葉摘出術) ※
▼310005810 口唇裂形成手術(両側)(鼻腔底形成を伴う場合) ※
▼310030510 顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴うもの)(両側) ※
▼310015810 下顎骨形成術(短縮又は伸長の場合) ※
▼310022410 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) ※
▼310004110 舌悪性腫瘍手術(切除) ※
▼310020710 全層植皮術(100平方センチメートル以上200平方未満) ※
▼310016310 顎関節脱臼観血的手術 ※
▼310016710 顎関節授動術(開放授動術) ※
▼310020410 分層植皮術(200平方センチメートル以上) ※
▼310005010 顎・口蓋裂形成手術(顎裂を伴うもの)(片側) ※
▼310005510 口唇裂形成手術(片側)(鼻腔底形成を伴う場合) ※
▼310006010 鼻咽腔閉鎖術 ※
▼310022710 神経移植術 ※
▼310004910 顎・口蓋裂形成手術(硬口蓋に及ぶもの) ※
▼310005710 口唇裂形成手術(両側)(口唇裂鼻形成を伴う場合) ※
▼310021310 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(100平方センチメートル以上) ※
▼310022110 動脈形成術、吻合術 ※
▽前述のとおり「※」のついたレセプト電算処理システム用コードについては、「重症度、医療・看護必要度Iを評価する場合のみに用いる」こととする
一方、(3)では次のような修正が行われました。
▽▼CT透視下気管支鏡検査加算▼冠動脈CT撮影加算▼外傷全身CT加算▼心臓MRI撮影加算▼乳房MRI撮影加算▼小児鎮静下MRI撮影加算▼頭部MRI撮影加算▼全身MRI撮影加算▼乳腺腫瘍画像ガイド下吸引術(MRIによるもの)―にかかる施設基準の届出書添付書類において、「小児のMRI撮影・画像診断に関して十分な知識と経験を有する常勤医師」の「小児科経験年数」ではなく、「小児のMRI撮影・画像診断に関する経験年数」の記載を求める
また(4)では、DPC病棟での再入院に係るルールに関して、次のような訂正を行うことになりました(関連記事はこちら)。
▼同一傷病等での再入院ではA246【入退院支援加算】の算定はできないが、そこでは「【入退院支援加算1】は除く」(つまり【入退院支援加算1】の算定は可能)である旨に修正する
▼退院日から起算して3か月以上、DPCコードの上6桁が同一の場合について、いずれの医療機関に入院することなく経過後に、当該医療機関・当該医療機関と特別の関係にある医療機関に入院した場合には、各種加算の算定が可能であるが、がん患者、指定難病患者、小児慢性特定疾患の罹患患者では、この期間を「1か月以上」とする
さらに(5)の記載要領通知においては、各種診療報酬点数の算定において求められる「必要記載事項」について相当程度の修正が行われています。
例えば、H004【摂食機能療法】の【摂食嚥下支援加算】を算定するために、レセプトに「内視鏡下嚥下機能検査・嚥下造影の実施日・カンファレンス日の記載」を記載することが求められていますが、今般の事務連絡では、さらに「内視鏡下嚥下機能検査・嚥下造影について、摂食嚥下支援加算を算定する医療機関と別の医療機関で検査を実施した場合には、検査を行った医療機関名を記載する」ことを求めています(関連記事はこちら)。
また(6)では、人工透析における合併症(腎性貧血)に対する新たな経口(内服)治療薬(HIF-PHD阻害薬、ロキサデュスタット錠)の費用を、介護老人保健施設で別に算定できない旨(すでに包括評価されている)が明確にされています(関連記事はこちらとこちらとこちら)。
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救急搬送患者を極めて多く受け入れる病院、「新たな加算」で評価へ―中医協総会(1)
【入院時支援加算】、人員配置要件を緩和し高点数の上位区分新設へ―中医協総会(2)
大規模病院の地域包括ケア病棟でも「自宅等からの緊急患者」等の受け入れを―中医協総会(1)
有床診、「機能・医療スタッフ配置」評価や「他医療機関等の管理栄養士との連携」評価を―中医協総会(2)
「指定難病」診断に必要な遺伝子検査、一定要件をクリアした53疾患を保険適用―中医協総会(1)
がん化学療法、患者が「外来実施」選択できるような環境整備を推進―中医協総会(2)
療養病棟で医療区分3と評価される「中心静脈栄養」、必要性の確認・記録を求める―中医協総会(1)
認知症ケア加算の組み替えを検討、標準的な「せん妄予防」の取り組みを診療報酬で評価―中医協総会(2)
PT等の配置割合が高い訪問看護ステーション、「機能強化型」の取得を認めない―中医協総会(1)
医療機関と薬局が連携し「重複投薬」の是正に向けた取り組みを診療報酬で評価へ―中医協総会(3)
【総合入院体制加算】で小児科・産科要件等緩和を検討、ICUで早期栄養管理を評価へ―中医協総会(2)
看護必要度の「A1・B3かつ危険行動等」、急性期入院の評価指標としての妥当性で激論―中医協総会(1)
高額なアレルギー治療薬「ゾレア皮下注」、花粉症への適応拡大踏まえ最適使用推進ガイドライン―中医協総会(3)
安定冠動脈病変へのPCI、学会ガイドラインに沿った診療報酬算定要件を探る―中医協総会(2)
2018年度改定後、一般病院全体で損益比率は改善したが、国公立や特定機能病院では悪化—中医協総会(1)
オンライン診療料等の要件を段階的緩和、ICT用いた退院時共同指導等を実施しやすい環境整備―中医協総会(3)
夜間看護体制加算等の「看護師負担軽減」、早出・遅出やIoT導入など効果ある取り組みを―中医協総会(2)
総合入院体制加算、「特定行為研修修了看護師」配置の要件化へ―中医協総会(1)
在宅療養支援病院、往診担当医師は「オンコール体制」でも良い―中医協総会
【機能強化加算】、個々の患者に「かかりつけ医機能」について詳しく説明せよと支払側要望―中医協総会(2)
「紹介状なし患者からの特別負担」徴収義務、400床未満の地域医療支援病院へも拡大―中医協総会(1)
【療養・就労両立支援指導料】の対象を脳卒中や肝疾患にも広げ、より算定しやすく見直し―中医協総会(2)
救急医療管理加算、2020年度改定で算定要件の明確化・厳格化を検討―中医協総会(1)
「頭蓋内損傷リスクが低い小児、CT推奨しない」等のガイドライン遵守を診療報酬で評価すべきか―中医協総会
小児抗菌薬適正使用支援加算、算定対象を3歳以上にも広める一方で算定要件厳格化を模索―中医協総会(2)
急性期一般1の「重症患者30%以上」等の施設基準、中医協の支払側委員は「低すぎる」と強調
「医師働き方改革」に向けたマネジメントコスト、診療報酬で評価すべきか否かで激論―中医協総会(1)
慢性腎疾患患者への「腎移植の選択肢もある」などの情報提供を促進せよ―中医協総会(2)
緩和ケア病棟入院料を厳格化、「緩和ケアチームによる外来・在宅医療への関与」求めてはどうか―中医協総会(1)
薬局業務の「対物」から「対人」への移行促すため、14日以内の調剤料を引き下げてはどうか―中医協総会(2)
「働き方改革」への診療報酬でのサポート、人員配置要件緩和を進める方向は固まるが・・・―中医協総会(1)
リンパ浮腫指導管理料等、2020年度改定に向け「算定対象の拡大」を検討―中医協総会(2)
入院患者のポリファーマシー対策、減薬の成果だけでなく、減薬に向けた取り組みも評価してはどうか―中医協総会(1)
かかりつけ医機能を評価する【機能強化加算】、要件を厳格化すべきか―中医協総会
小規模な急性期一般1で認知症患者が多い背景、回復期リハの実績評価の妥当性など検討を―中医協・基本小委
2020年度診療報酬改定に向けた議論整理、地域医療構想の実現・働き方改革・オンライン診療などで意見対立―中医協総会
スタッフの8割以上が理学療法士の訪問看護ステーション、健全な姿なのか―中医協総会
2040年にかけて人口が70%減少する地域も、医療提供体制の再構築に向け診療報酬で何ができるのか―中医協総会
CT・MRIの共同利用、医療被曝防止に向けたガイドライン活用などを診療報酬でどう進めるか―中医協総会(2)
ポリファーマシー対策を診療報酬でどう進めるか、フォーミュラリの報酬評価には慎重意見―中医協総会(1)
新規の医療技術、安全性・有効性のエビデンス構築を診療報酬で促し、適切な評価につなげよ―中医協総会(2)
オンライン診療、「有効性・安全性のエビデンス」に基づき算定要件などを議論―中医協総会(1)
医師の働き方改革、入院基本料や加算の引き上げなどで対応すべきか―中医協総会(2)
がんゲノム医療の推進に向け、遺伝子パネル検査を6月から保険収載―中医協総会(1)
外来医療の機能分化に向け、「紹介状なし患者の定額負担」「かかりつけ医機能の評価」など議論―中医協総会(2)
画期的な白血病治療薬「キムリア」を保険収載、薬価は3349万円―中医協総会(1)
高齢者へのフレイル・認知症・ポリファーマシ―対策、診療報酬でどうサポートすべきか―中医協総会(3)
診療報酬で生活習慣病の重症化予防、治療と仕事の両立をどう進めていくか―中医協総会(2)
遺伝子パネル検査の保険収載に向けた検討進む、C-CATへのデータ提出等を検査料の算定要件に―中医協総会(1)
「院内助産」「外来での妊産婦対応」を診療報酬でどう支援していくべきか―中医協総会(2)
2020年度改定論議スタート、小児疾患の特性踏まえた診療報酬体系になっているか―中医協総会(1)
2020年度診療報酬改定に向け、「医師働き方改革」等のテーマ別や患者の年代別に課題を議論―中医協総会
中医協・基本小委、支払側が「看護必要度や地域包括ケア病棟などの厳格化」を強く要望
2020年度診療報酬改定に向け、「看護必要度」「地域包括ケア病棟」などの課題を整理―入院医療分科会
ICU、看護必要度とSOFAスコアを組み合わせた「新たな患者評価指標」を検討せよ―入院医療分科会(2)
A項目1点・B項目3点のみ患者、療養病棟で該当患者割合が高いが、急性期の評価指標に相応しいか―入院医療分科会(1)
病院病棟への「介護福祉士配置とその評価」を正面から検討すべき時期に来ている―入院医療分科会(3)
ICUの「重症患者」受け入れ状況、どのように測定・評価すべきか―入院医療分科会(2)
DPC病棟から地域包括ケア病棟への転棟、地ケア病棟入院料を算定すべきか、DPC点数を継続算定すべきか―入院医療分科会(1)
総合入院体制加算、地域医療構想の実現や病床機能分化を阻害していないか?―入院医療分科会(3)
救命救急1・3は救命救急2・4と患者像が全く異なる、看護必要度評価をどう考えるべきか―入院医療分科会(2)
「急性期一般2・3への移行」と「看護必要度IIの義務化」を分離して進めてはどうか―入院医療分科会(1)
【短期滞在手術等基本料3】、下肢静脈瘤手術などは外来実施が相当数を占める―入院医療分科会(4)
診療データ提出を小規模病院にも義務化し、急性期病棟にも要介護情報等提出を求めてはどうか―入院医療分科会(3)
資源投入量が少なく・在院日数も短いDPC病院、DPC制度を歪めている可能性―入院医療分科会(2)
看護必要度の「A1・B3のみ」等、急性期入院医療の評価指標として妥当か―入院医療分科会(1)
回復期リハ病棟でのFIM評価、療養病棟での中心静脈栄養実施、適切に行われているか検証を―入院医療分科会(2)
入院で実施されていない「免疫抑制剤の内服」「膀胱脱手術」など、看護必要度の評価対象から除くべきか―入院医療分科会(1)
回復期リハビリ病棟から退棟後の医療提供、どのように評価し推進すべきか―入院医療分科会(3)
地域包括ケア病棟の実績評価要件、在宅医療提供の内容に大きな偏り―入院医療分科会(2)
点数が「DPC<地域包括ケア」時点にDPC病棟からの転棟が集中、健全なのか―入院医療分科会(1)
療養病棟に入院する医療区分3の患者、退院患者の8割弱が「死亡」退院―入院医療分科会(2)
入退院支援加算1の「病棟への入退院支援スタッフ配置」要件、緩和すべきか―入院医療分科会(1)
介護医療院の整備など進め、患者・家族の「退院後の介護不安」解消を図るべき―入院医療分科会(2)
急性期一般1では小規模病院ほど認知症入院患者が多いが、看護必要度への影響は―入院医療分科会(1)
看護必要度IとIIとで重症患者割合に大きな乖離、要因を詳しく分析せよ―中医協・基本小委
自院の急性期患者の転棟先として、地域包括ケア病棟を選択することは「問題」なのか―入院医療分科会(2)
7対1から急性期2・3への移行は3%強にとどまる、看護必要度IIの採用は2割弱―入院医療分科会(1)
2020年度改定、入院医療では「救急」や「認知症対策」なども重要論点に—入院医療分科会(2)
DPC対象病院の要件を見直すべきか、入院日数やDPC病床割合などに着目して検討―入院医療分科会(1)
2018年度改定で新設された【急性期一般入院料1】を選択する理由はどこにあるのか―入院医療分科会
2020年度の次期診療報酬改定に向け、急性期一般入院料や看護必要度などを調査―入院医療分科会