2024年度診療報酬改定の項目固まる!病院の機能分化、処遇改善、医療・介護連携、医療DX推進など診療報酬で推進!―中医協総会
2024.1.12.(金)
1月12日に開催された中央社会保険医療協議会・総会で、2024年度診療報酬改定に向けた「議論の整理」が固められました。「改定項目の一覧」「改定内容の目次」と言えるものです。
今後、パブリックコメント・公聴会を通じて国民の2024年度改定に対する意見を聴取。そのうえで具体的な改定内容である「個別改定項目」(いわゆる短冊)に基づく論議を1月中旬から集中的に行い、2月上旬の答申(新点数・新施設基準などの決定)を目指します。
●議論の整理はこちら(中医協総会資料)●
目次
処遇改善等による「人材確保・働き方改革等の推進」が2024年度診療報酬改定の重点項目
「議論の整理」は、これまでの中医協論議を、診療報酬改定の基本方針の4本柱((1)現下の雇用情勢も踏まえた人材確保・働き方改革等の推進(2)ポスト 2025 を見据えた地域包括ケアシステムの深化・推進や医療DXを含めた医療機能の分化・強化、連携の推進(3)安心・安全で質の高い医療の推進(4)効率化・適正化を通じた医療保険制度の安定性・持続可能性の向上—)に沿って整理したものです。改定内容の「一覧表」「目次」とも言えるものです。内容は膨大ゆえ、ポイントを絞って気になる項目を拾ってみましょう。
まず(1)の「現下の雇用情勢も踏まえた人材確保・働き方改革等の推進」という柱は、基本方針の中で「重点課題」に位置づけられており、具体的に(a)医療従事者の人材確保や賃上げに向けた取り組み(b)各職種が高い専門性を発揮するための勤務環境改善、タスク・シェアリング/シフティング、チーム医療推進(c)業務効率化に資するICT利活用の推進、勤務環境改善に向けた取り組みの評価(d)必要な救急医療体制等の確保(e)多様な働き方を踏まえた評価拡充(f)医療人材・医療資源偏在への対応—という小項目が立てられています。
このうち(a)の人材確保・賃上げについては、例えば▼医療関係職種の賃上げ実施のための新たな評価を行う▼入院基本料等について「栄養管理体制の基準明確化」「人生の最終段階における適切な意思決定支援指針の要件化」「病院で組織的に身体的拘束を最小化する体制の整備」「40歳未満勤務医などの賃上げに資する評価見直し」の実施▼感染防止対策実施・スタッフ賃上げを見据えた初・再診料等の評価見直し—などが盛り込まれています。
また(b)では「医療従事者の働き方改革」に向けて、▼医師事務作業補助体制加算の要件・評価見直し▼重症患者の受け入れ・多様な医師の人員配置を考慮した特定集中治療室管理料の評価体系構築▼地域医療に係る業務の修得を含めた病院薬剤師の研修体制整備の評価▼外来腫瘍化学療法診療料の要件・評価見直し—などが目立ちます。
他方、(d)では▼地域医療体制確保加算の要件見直し▼処置・手術に係る休日加算1などの要件見直し—を、また(e)では▼身体的拘束の最小化の促進を目指した看護補助体制充実加算の要件・評価見直し▼訪問看護ステーションの24時間対応体制加算に関する評価体系見直し(看護業務の負担軽減を考慮する)—を、(f)では▼時間外の電話対応等の多様な在り方を考慮した時間外対応加算の評価▼医師少数区域等における超急性期脳卒中加算や血栓回収療法の見直し▼DPC機能評価係数IIの見直し—などが盛り込まれました。
医療DXによる情報連携、医療・介護連携なども2024年度「同時改定」の重要ポイント
また(2)の柱である「医療機能の分化・強化、連携の推進」に関しては、(a)医療DX推進による医療情報の有効活用、遠隔医療の推進(b)地域包括ケアシステムの深化・推進のための取り組み(c)リハビリ・栄養管理・口腔管理の連携・推進(d)患者状態・医療機能に応じた入院医療の評価(e)外来医療の機能分化・強化等(f)新興感染症等に対応できる医療提供体制の構築に向けた取り組み(g)かかりつけ医機能等の評価(h)質の高い在宅医療・訪問看護の確保—という小項目が立てられています。
このうち(a)の「医療DX推進」に関しては、▼オンライン資格確認に係る体制が整備されていることを踏まえた医療情報・システム基盤整備体制充実加算の見直し▼電子カルテ情報共有サービスの整備などを進めるための新たな評価▼居宅同意取得型のオンライン資格確認等システムなどを活用する場合の新たな評価▼救急用サマリを踏まえた総合入院体制加算、急性期充実体制加算、救命救急入院料の要件見直し▼へき地医療機関が「D to P with N」を実施する場合の新たな評価▼指定難病患者への「D to P with D」推進に向けた遠隔連携診療料の対象患者見直し▼情報通信機器を用いた在宅持続陽圧呼吸療法指導管理や発達障害等を有する小児診療、精神疾患治療の評価▼診療録管理体制加算にかかるサイバーセキュリティ対策の整備に係る要件・評価の見直し▼プログラム医療機器を用いた医学管理の評価—などが目を引きます。
また、(b)の「地域包括ケアシステムの深化・推進」に関しては、▼高齢の救急患者に対し、一定の体制を整えたうえで、リハビリ・栄養管理・入退院支援・在宅復帰等を包括的に提供することの新評価▼介護保険施設の協力医療機関における施設入所者受け入れの評価▼在宅療養支援病院、在宅療養後方支援病院、在宅療養支援診療所、地域包括ケア病棟への「介護保険施設の求めに応じて協力医療機関を担う」ことの要件化▼医療保険と介護保険との給付調整見直し(介護保険施設等で困難な医療行為の診療報酬算定など)▼医療・介護のリハビリ連携強化のための疾患別リハビリ料の要件見直し、退院時共同指導料2の要件見直し▼生活に配慮した支援強化、入院前からの支援強化に向けた入退院支援加算の要件見直し▼認知症患者の身体的拘束最小化推進に向けた認知症ケア加算・せん妄ハイリスク患者ケア加算の要件・評価見直し▼地域包括ケア病棟入院料への「入院期間に応じた評価体系の導入」「訪問看護実績基準の見直し」「要件見直し」など—が盛り込まれました。
他方、(c)のリハ・栄養管理・口腔管理の一体的推進に関しては、▼急性期医療におけるリハビリ・栄養管理・口腔管理の新たな評価▼早期からの疾患別リハビリ実施の新たな評価▼がん患者への術前呼吸器リハビリの推進▼療養病棟入院基本料における「医療区分に関する処置と疾患・状態との区分け」「中心静脈栄養の評価見直し」「経腸栄養管理の新たな評価」など▼入院栄養食事指導料の栄養情報提供加算の要件見直し▼回復期リハビリ病棟における歯科医師等による口腔機能管理・口腔衛生管理の新たな評価—などが行われます。
これらは、「診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬」の同時改定ゆえに大胆かつ総合的な見直しが行われるものです。
また(d)の入院医療については次のような見直し項目が示されました。
【急性期】
▽急性期充実体制加算の評価の在り方見直し
▽総合入院体制加算の要件・評価見直し
▽急性期一般1の平均在院日数要件見直し
▽一般病棟用の重症度、医療・看護必要度の評価項目・該当患者割合の基準見直し
▽許可病床200床未満の急性期一般1、許可病床200床以上400床未満の急性期一般2・3への必要度IIの要件化
▽DPC機能評価係数IIなどの見直し(再掲)
【高度急性期】
▽特定集中治療室用の重症度、医療・看護必要度を見直し、入室時SOFAスコアの導入
▽救命救急入院料2・4、特定集中治療室管理料への必要度IIの要件化
▽重症患者対応体制強化加算の要件見直し
▽ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度の評価項目・該当患者割合の在り方見直し、レセプト電算処理システム用コードを用いた評価(必要度II)の導入
【回復期】
▽地域包括ケア病棟への入院期間に応じた評価などの導入(再掲)
▽地域包括ケア病棟における在宅患者支援病床初期加算の見直し(救急搬送患者の受け入れ促進を図る)
▽回復期リハビリ病棟の要件・評価見直し
【慢性期】
▽療養病棟における医療区分の「処置と疾患・状態」との区分けなど(再掲)
▽障害者施設等における要件の見直し(重度の肢体不自由児(者)の受け入れ要件明確化など)、慢性腎臓病患者が入院した場合の評価見直し
【ほか】
▽実態を踏まえた短期滞在手術等基本料の評価見直し
▽高齢の救急搬送患者への包括サービスの新たな評価(再掲)
▽「直接患者に対するケアを担う看護補助者」配置の新たな評価
▽緩和ケア病棟における緊急入院初期加算の要件見直し
す
他方、(e)の外来医療については、▼生活習慣病管理料の要件・評価見直し▼特定疾患療養管理料の対象患者見直し▼特定疾患処方管理加算の要件・評価見直し(リフィル処方箋の利活用推進などを目指す)▼地域包括診療料等の要件・評価見直し(かかりつけ医と介護支援専門員との連携の強化、認知症対応力向上、医療DX推進などを目指す)—といった対応が図られます。
また(f)の感染症対策としては、▼新興感染症発生・まん延時への備えなどを見据えた感染対策向上加算の要件見直し▼院内感染防止等に向けた取り組みの新たな評価▼サーベイランス強化加算における「抗菌薬の使用状況」を考慮した評価体系への見直し—などが打ち出されています。
さらに(h)の在宅医療等に関しては、▼介護保険施設の協力医療機関による往診の新たな評価▼在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院による往診の新たな評価▼緊急往診の評価見直し▼在宅療養患者の情報に関するICTを用いた関係者の共有に向けた新たな評価▼在宅療養移行加算の評価見直し▼在宅におけるがん「以外」に患者への麻薬使用の指導管理の新たな評価▼在宅がん患者への「人生の最終段階における医療・ケアに関する情報」を踏まえた指導の新たな評価▼ターミナルケア加算の要件見直し▼訪問診療の算定回数等に応じた在宅時医学総合管理料・施設入居時等医学総合管理料の評価見直し▼在宅療養支援診療所・在宅療養支援病院の栄養管理に関する要件見直し▼包括的支援加算の対象患者見直し▼「医師1人当たりの訪問診療」回数を踏まえた在宅患者訪問診療料の評価見直し▼頻回訪問加算の要件・評価見直し—など多様な見直しが行われることになります。
質の高き医療サービスを実現するため「がん医療」や「小児医療」などの充実を図る
また(3)の柱である「安心・安全で質の高い医療の推進」に向けては、(a)食材料費、光熱費などの高騰を踏まえた対応(b)安心・安全に医療を受けられるための体制評価(c)アウトカムにも着目した評価(d)重点的な対応が求められる分野への適切な評価(小児医療、周産期医療、救急医療等)(e)生活習慣病への効果的・効率的な疾病管理・重症化予防の取り組み推進(f)口腔疾患の重症化予防、口腔機能低下への対応の充実など(g)薬局・薬剤 師業務の対物中心から対人中心への転換の推進、病院薬剤師業務の評価(h)地域の患者・住民のニーズに対応した機 能を有する医薬品供給拠点としての役割の評価(i)医薬品産業構造の転換も見据えたイノベーションの適切な評価や医 薬品の安定供給の確保等—といった小項目が立てられました。
このうち(a)では「入院時の食費の基準引き上げ」「不採算となっている医薬品への対応」が行われます。
また(b)の「安心・安全に医療を受けられるための体制」の整備に向けて、▼一般不妊治療管理料の要件見直し▼胚凍結保存管理料の要件見直し▼外来腫瘍化学療法診療料の要件・評価見直し(再掲)▼難病の診断に費用となる遺伝学的検査の拡充▼腎移植を含む腎代替療法に関する情報提供・意思決定推進の観点からの人工腎臓の導入期加算の要件・評価見直し▼特定集中治療室等の治療室、腹腔鏡手術等について医療安全対策加算1の届け出要件化▼ 手術等の医療技術について「新たな技術の保険適用」「外科系学会社会保険委員会連合(外保連)試案を参考にした評価の見直し」を行う▼準用点数で評価されている検査の新たな評価—が盛り込まれました。
また(c)のアウトカムに着目した評価としては、▼回復期リハビリ病棟の要件・評価見直し▼回復期リハビリ病棟における運動器リハビリの「算定単位数上限が緩和される対象患者」の見直し—が目立ちます。
さらに、(d)では次のような項目が盛り込まれています。
【高齢者の救急医療】
▽3次救急などから、連携医療機関への「看護師等が同乗の上で転院搬送する」場合の評価新設(急性期一般入院料の在宅復帰率の見直しもセットで行う)
▽救急医療管理加算の要件・評価見直し
【小児、周産期】
▽新生児特定集中治療について十分な体制と実績を有する保険医療機関における、高度な医療を要する重症新生児に対する手厚い看護体制の新たな評価
▽小児特定疾患カウンセリング料の要件・評価見直し
▽小児に対する緩和ケアの新たな評価
▽小児かかりつけ診療料の要件・評価見直し
▽臓器移植を行った小児患者等について、小児特定集中治療室管理料の算定上限日数見直し
▽小児抗菌薬適正使用支援加算の対象疾患見直し
▽小児科外来診療料の評価見直し
▽入退院支援加算3の要件見直し
▽1病棟を維持できない小児科病棟への対応
▽保育士や看護補助者の配置について、小児入院医療管理料の要件・評価見直し
▽母体・胎児集中治療室管理料の要件見直し
▽ハイリスク妊娠管理加算の対象患者見直し
【がん】
▽放射線治療・神経ブロック等の専門的な治療を実施できる体制の新たな評価
▽緩和ケア病棟の緊急入院初期加算の要件見直し
▽外来腫瘍化学療法診療料の要件・評価見直し(再掲)
一方、(e)の生活習慣病対策については、▼生活習慣病管理料の要件・評価見直し(再掲)▼特定疾患療養管理料の対象患者見直し(再掲)▼慢性腎臓病に対する多職種連携による透析予防管理の新たな評価▼医・歯・薬連携の推進—などが目立ちます。
医療保険財政の逼迫を踏まえ、「長期収載品の患者特別負担」などの適正化も実施
さらに(4)の柱である「医療保険制度の安定性・持続可能性の向上」に関しては、▼後発医薬品やバイオ後続品の使用促進▼長期収載品の保険給付の在り方見直し(選定療養の導入)▼再製造単回使用医療機器の使用に関する新たな評価▼人工腎臓の評価見直し▼効率的な検査、処置・麻酔の実施を図る観点からの一部の検査、処置、麻酔の評価見直し▼ポリファーマシー対策をさらに推進する観点からの薬剤総合評価調整加算の要件見直し—などが目立ちます。
もっとも、具体的にどのような評価を新設し、見直しを行うのかなどの詳細は、まだ明らかになっていません。例えば、▼一般病棟用の看護必要度、ICU用の看護必要度をどう見直すのか▼高齢の救急搬送患者への包括的対応の評価はどのように行われるのか▼特定疾患療養管理料はどのように見直されるのか—などは、病院経営にも直結するため「さらにギリギリの調整」が行われます。
こうした詳細については、今後示される「短冊」(新点数が●●点等で示されているもの)を待たなければなりません。さらに、3月上旬の「通知」などを待たなければ詳細が明らかにならない事項も少なくありません。今後の動きにもしっかりと注目する必要があります。
●議論の整理はこちら(中医協総会資料)●
このように改定項目が確定したことを受け、厚生労働省保険局医療課の眞鍋馨課長は同日からパブリックコメント募集を開始(1月19日まで、パブコメ詳細はこちらに「『令和6年度診療報酬改定に係るこれまでの議論の整理』に関するご意見の募集について」という形で示されます)。
あわせて1月19日には公聴会がオンライン形式で開催されます。
このように2024年度改定に向けた国民の意見も踏まえて、1月中旬から具体的な改定内容である「個別改定項目」(いわゆる短冊)に基づく最終論議に入ります。
なお1月12日には武見敬三厚生労働大臣から中医協の小塩隆会長(一橋大学経済研究所教授)に宛てて「2024年度改定に関する諮問」(言わば中医協に対する「改定内容を検討せよ」との正式依頼)が行われました。今後の短冊論議を経て、中医協総会は2月上旬に武見厚労相へ「答申」を行う構えです(新点数、新施設基準などを決定する)。
なおGem Medではオンラインの改定セミナーで詳細な解説を行っています。是非、ご活用ください。
【関連記事】
ICUでは激変が生じない形で「看護必要度+SOFAスコア」導入へ、HCUでは集約化が進む形で「看護必要度見直し」へ—中医協総会(2)
ICUでは激変が生じない形で「看護必要度+SOFAスコア」導入へ、HCUでは集約化が進む形で「看護必要度見直し」へ—中医協総会(2)
急性期1の看護必要度割合、「A3点・C1点以上」を15%・18%、「A2点・C1点以上」を24%・28%に仮置き試算—中医協総会(1)
診療報酬での看護職員等の賃上げ、病院は「百種類超の精緻対応」、診療所は「シンプルな初・再診料等引き上げ」を検討―入院・外来医療分科会
【2024年度診療報酬改定総点検4】医療DXを診療報酬でもサポート!マイナンバーカードの保険証利用、電子カルテ情報の共有など促進!
【2024年度診療報酬改定総点検3】特定疾患療養管理料・外来医療管理加算などの整理検討、地域包括診療料で認知症対応力強化等目指す
【2024年度診療報酬改定総点検2】地域医療体制確保加算に医師労働時間短縮の実績を要件化すべきか、医療従事者の処遇改善をどう進めるか
【2024年度診療報酬改定総点検1】急性期度の高い病院の選別、高齢救急患者への包括的対応を評価する新報酬創設などが重要ポイント
移植提供の推進を目指し、例えば「脳死下での臓器提供」実績をDPCの機能評価係数IIで評価してはどうか—中医協総会(2)
ICU保有等の高次病院では【医療安全対策加算1】取得義務化へ、敷地内薬局への院外処方では「処方箋料の大幅引き下げ」へ—中医協総会(1)
2024年度の薬価制度・材料価格制度・費用対効果評価制度の「改革骨子」固まる、年明けに詳細な改革案決定へ—中医協
人工腎臓の点数適正化、複数の遺伝学的検査を可能とする報酬上の対応、プログラム医療の指導管理を評価する新点数など検討—中医協総会(3)
DPC標準病院、「データ数の少ない病院」を切り分け基礎係数設定、適切に急性期医療行うDPC病院で収益向上見込まれる—中医協総会(2)
看護必要度A項目の「救急搬送後の入院」を1日・2日に短縮へ、真に重症であれば期間後も他項目で看護必要度に該当する—中医協総会(1)
「看護職員など医療従事者全体の賃金を2024年度に2.5%、25年度に2.0%引き上げる」診療報酬対応の検討開始―入院・外来医療分科会
医療資源の少ない地域、「病室単位の回復期リハ」「地域包括ケア病棟の施設基準緩和」を検討—中医協総会(2)
介護保険施設等と医療機関との中身のある連携関係構築に向け、診療報酬面での手当てを充実—中医協総会(1)
2024年度診療報酬改定、本体0.88%の引き上げを行い、うち0.61%は「看護職員等の継続的な給与アップ」に充当する―武見厚労相(1)
2024年度診療報酬改定でも在宅医療・訪問看護の「質・量」双方の充実目指す、オンライン診療の「適正」実施推進—中医協総会(4)
【入院時支援加算】、加算1・2を一本化すべきか、入院時支援底上げのために入門編である加算2は存続すべきか—中医協総会(3)
あえて長期収載医薬品選択した場合の患者特別負担、診療側は「小さな負担」を、支払側は「大きな負担」を提唱—中医協総会(2)
高齢救急患者を受け入れ、十分な治療、リハビリ、栄養管理、退院支援、退院後の在宅医療連携など包括提供する病棟新設へ—中医協総会(1)
2024年度薬価制度改革論議が佳境、不採算品再算定は、乖離率の大きなものは除外して「申請品目すべて」を対象に—中医協・薬価専門部会
DPCでのコロナ感染症対応、「診療報酬の出来高算定」は継続、「係数等計算でのコロナ受け入れ期間除外」は終了—中医協総会(2)
認知症治療薬「レケンビ」(レカネマブ)、200mgは4万5777円、500mgは11万4443円の薬価、1人当たり298万円の薬剤費に—中医協総会(1)
2024年度診療報酬改定の基本方針を決定、「医療人材の確保・働き方改革等の推進」重点課題に据える
【生活習慣病管理料】、療養計画書簡素化による医師負担軽減、月1回以上診療実施要件緩和による患者負担軽減を図る—中医協総会(2)
「長期収載品」と「最も高い後発品」との価格差の「2分の1以下」を選定療養(患者負担)とせよ—社保審・医療保険部会(1)
食材費等の高騰踏まえ、入院時の食費について「患者の自己負担」部分を1食につき30円アップ—中医協総会(1)
2024年度の薬価制度改革論議が大詰め、新薬創出等加算の企業要件廃止で「日本市場の魅力回復」と業界サイドが期待—中医協・薬価専門部会
新興感染症に対応する協定締結医療機関の枠組みを【感染対策向上加算】等に盛り込め、抗菌薬適正使用の実績も評価せよ—中医協総会(3)
ICUの患者評価「看護必要度+SOFAスコア」へ、宿日直医が勤務するICUは低点数とし特定行為研修修了看護師を配置へ—中医協総会(2)
転院搬送評価する【救急搬送診療料】で「平時からの連携+搬送」要件化すべきか、救急医療管理加算の対象患者限定すべきか—中医協総会(1)
「長期収載品」と「最も高い後発品」との価格差の一部を選定療養(患者負担)に—中医協総会(5)
NICUでも「2対1看護」を評価、小入管の「病室単位の取得」やハイリスク妊娠管理加算の拡大などを検討—中医協総会(4)
「リハビリ、栄養管理、口腔管理の一体的実施」を診療報酬でも強力に推進、医療・介護間のリハビリ・栄養情報共有が重要—中医協総会(3)
医療機関等のサイバーセキュリティ対策を「加算などで評価」すべきか、「加算など設けず義務化」すべきか—中医協総会(2)
医薬品は6.0%、材料は2.5%の価格乖離、「薬価の実勢価格改定」全体で1150億円程度の国費縮減可能では―中医協総会(1)
「長期収載品と後発品との価格差の一部」の選定療養(患者負担)化、医療上の必要性や後発品供給への配慮も必要—社保審・医療保険部会
敷地内薬局への個別対応はせず、敷地内薬局を持つ薬局グループ全体で低い調剤基本料を設定してはどうか—中医協総会(2)
「認知症入院患者等の身体拘束最小化」「かかりつけ医の認知症対応力の底上げ」など、診療報酬でどう進めるべきか—中医協総会(1)
がん患者・非がん患者・小児患者の特性を踏まえた「身体的苦痛・精神的苦痛の緩和」を診療報酬でもさらに推進―中医協総会(4)
「長期収載品と後発品との価格差の一部」を患者負担(選定療養)に、対象薬剤や自己負担水準などをどう考えるか―中医協総会(3)
データ数が少ない・適切なデータ提出できない病院はDPCから退出へ、入院期間Iでコスト回収できる新点数ルールを検討―中医協総会(2)
2022年度の前回診療報酬改定後に一般病院経営は「悪化、大きな医業赤字」、無床クリニックは「改善、大きな医業黒字」—中医協総会(1)
後発医薬品の供給不安が続く中で「後発品の使用促進」をどう図るか、バイオ医薬品の使用促進に向けた報酬を充実―中医協総会(2)
療養病棟の医療区分を細分化、「リハビリの上限設定、中心静脈栄養の評価制限」などをどう考えるべきか―中医協総会(1)
2プログラム医療機器「どのような点を、どのように評価するのか」明確化、医療上必要な医療機器の価格下支えルールを検討―中医協・材料部会
安定供給に注力するメーカーの後発品を「価格下支え」などで評価、多品目少量生産解消を目指した後発品薬価対応も―中医協・薬価専門部会
診療所の良好な経営状況に鑑み、2024年度診療報酬改定では「診療所は5.5%のマイナス改定」が妥当!―財政審建議
認知症治療薬「レケンビ」(レカネマブ)、通常ルールで薬価算定し、薬価基準収載後の「特別の薬価調整」は販売実績踏まえて判断—中医協
「不妊治療の保険適用」は効果をあげているが「年齢・回数制限の見直し」求める声も、凍結胚の維持管理期間を延長してはどうか—中医協総会
地域医療体制確保加算について支払側が廃止を求めるが診療側が猛反発、勤務間インターバルを報酬要件に盛り込むべきか—中医協総会(3)
回復期リハビリ病棟での運動器リハビリ算定上限をどう考えるか、身体拘束ゼロにどう取り組んでいくべきか—中医協総会(2)
地域包括ケア病棟、救急患者の受け入れ・介護サービス等との連携などさらに強化、入院料逓減制は意見割れる—中医協総会(1)
入院時食事療養費の「患者の自己負担」部分引き上げ、中医協でも賛意示される—中医協総会(2)
「優れた医薬品を早くいち日本で保険適用してもらう」ためのインセンティブ新設、補正加算も改善へ―中医協・薬価専門部会
「長期収載品と後発品との価格差の一部」を選定療養(患者負担)へ、簡易なオンライン資格確認も導入進める—社保審・医療保険部会(2)
「外来管理加算の廃止」の支払側提案に、診療側委員は猛反発、「かかりつけ医機能」の診療報酬評価をどう考えるか—中医協総会(1)
入院時食事療養費、昨今の食材費急騰を踏まえて「患者の自己負担」部分を引き上げへ—社保審・医療保険部会(1)
初診からの向精神薬処方など「不適切なオンライン診療」を是正、D to Pwith N・D to Pwith Dを適切に推進—中医協総会(2)
一般病棟用の看護必要度(救急搬送後の入院やB項目)をどう見直すべきか、急性期一般1の在院日数要件を短縮すべきか—中医協総会(1)
診療所経営は極めて良好、2024年度改定で診療所点数を適正化し「看護職員等の処遇改善」財源を生み出せ―財政審
「医療人材の賃金アップ」を診療報酬で手当てすべきか、するとして「医療現場の柔軟対応」を可能な仕組みとすべきでは—社保審・医療部会
2024年度診療報酬改定では「医療人材の確保」を重点課題に据える、国保の賦課限度額を106万円に引き上げ—社保審・医療保険部会
2022年度改定での「在宅医療の裾野を広げるための加算」や「リフィル処方箋」など、まだ十分に活用されていない—中医協(1)
「医薬品の安定供給」に力を入れる製薬メーカーの医薬品、薬価でも高い評価を設定すべきだが・・・―中医協・薬価専門部会
医療従事者の給与アップ財源を「診療報酬引き上げ」に求めるか、「医療機関内の財源配分」(高給職種→低い給与職種)に求めるか—中医協総会
深刻化するドラッグ・ラグ/ロスの解消や小児用医薬品開発に向け、専門家の研究結果も踏まえた薬価上の対応を検討―中医協・薬価専門部会
訪問看護の機能強化と同時に不適切事例の適正化・効率的なサービス提供も進めよ、退院当日の複数回訪問看護も適切に評価—中医協総会(2)
「意味のある医療・介護連携」が重要、「サービス担当者会議への出席」などを機能強化加算等の要件に据えるべきか—中医協総会(1)
優れた新薬の薬価を支える新薬創出等加算、企業要件や品目要件、加算の計算式、累積控除時期をどう考えていくべきか―中医協・薬価専門部会
医師少数区域等の脳卒中患者へ、迅速にtPA静脈注射療法・血栓回収療法を実施可能とする診療報酬上の手当てを検討—中医協総会(2)
安全で良質な「外来がん化学療法」に向け基準等作成を義務化するか、急性期充実体制加算に外来化学療法実績を求めるか—中医協総会(1)
2024診療報酬改定、救急医療管理加算の基準・急性期病棟での高齢者対応・看護必要度B項目などが重要論点—入院・外来医療分科会(2)
看護職員処遇改善、「独自の+α」を行う病院もある、6割超の病院で看護職「以外」の処遇改善も実行―入院・外来医療分科会(1)
勤務医の労働時間上限規制が2024年度から厳格される中、「救急医療体制の確保」が極めて重大な課題となる―入院・外来医療分科会(3)
「データ数が少ない」「適切なデータ提出が行えない」病院は、DPC制度からの退出を求めてはどうか―入院・外来医療分科会(2)
急性期一般1で「看護必要度B項目の廃止」を検討、A項目の呼吸ケア・創傷処置等なども見直しへ―入院・外来医療分科会(1)
費用対効果評価が低いと判断された医薬品・医療機器、「費用対効果評価が対照技術と等しくなる」まで価格を下げるべきか―中医協
「要介護度が高い在宅患者への訪問診療の評価引き上げ」「高齢者施設への極めて頻回な訪問診療の評価適正化」など検討—中医協総会
2024年度診療報酬改定の基本方針論議続く、物価高騰対応の必要性言及を医療提供サイドは高く評価するが、費用負担者は効率化を強く要請
地域包括ケア病棟への入院料逓減制、障害者施設等での施設基準明確化、提出データ評価加算の要件見直しなど検討―入院・外来医療分科会(3)
2024年度診療報酬改定、「高齢者の救急搬送等」にどう対応すべきか、「かかりつけ医機能」をどう報酬で評価すべきか—中医協(2)
「日本国民に必要な医薬品でもドラッグラグ・ロス、高い薬価を設定し、それが維持される仕組みが必要」と医薬品団体―中医協・薬価専門部会
医療機器等のチャレンジ申請、「保険適用後にも一定の期間」申請可能に―中医協・材料部会
「働きながらがん治療を継続できる」環境整備に向け、化学療法の外来移行、栄養指導等を強力に推進―入院・外来医療分科会(3)
回復期リハ病棟での栄養・口腔管理推進、療養病棟の医療区分細分化、入院全般での身体拘束ゼロ等などが重要論点―入院・外来医療分科会(2)
「患者本位の医療実現」「個々の患者に相応しい療養環境」など考え、看護必要度や平均在院日数などを見直し―入院・外来医療分科会(1)
費用対効果評価に基づく価格調整をより広範囲にすべきか、介護費用削減効果を医薬品・医療機器の価格に反映させるべきか―中医協
コロナ診療報酬特例、コロナ感染拡大の状況・医療現場の効率的診療状況踏まえて「点数を引き下げて継続する」方向で調整—中医協総会
医師働き方改革効果あるプログラム医療機器、メーカー側は「加算評価」を求めるも、中医協委員は「理解できない」と反論―中医協・材料部会
診療報酬改定のない年の薬価改定(中間年改定)、医薬品供給やドラッグラグ・ロスへの影響も見ながら在り方を検討―中医協・薬価専門部会
2024年度診療報酬改定に向けて第1ラウンド論議を総括、今後、個別具体的な点数・施設基準に関する第2ラウンド論議へ—中医協総会
医療部会でも2024年度診療報酬改定「基本方針」論議、病院団体が「食事療養費引き上げ」「賃上げの原資確保」を強く要請—社保審・医療部会
2024年度診療報酬改定「基本方針」論議始まる、物価急騰への対応や医療保険制度の持続可能性確保など重視―社保審・医療保険部会(1)
小児薬開発促進のため新薬創出等加算の積極的活用を、企業の予見可能性確保のため市場拡大再算定見直しを―中医協・薬価専門部会
療養病棟の医療区分、「疾患・状態での該当」と「処置での該当」で状況が異なる点踏まえ細分化すべきか―入院・外来医療分科会(4)
「在宅患者の状態悪化→外来受診→地域包括ケア病棟入院」の流れも高く評価し、救急搬送・受け入れ負担軽減を―入院・外来医療分科会(3)
ICU評価は「看護必要度+SOFAスコア」へ、HCU看護必要度から心電図モニタ管理など削除へ―入院・外来医療分科会(2)
看護必要度が「高齢の誤嚥性肺炎等患者の急性期一般1への救急搬送」を促している可能性―入院・外来医療分科会(1)
費用対効果制度について医薬品業界・医療機器業界から意見聴取、医薬品・機器の各々の特性踏まえた制度改善を―中医協
後発品の価格帯集約ルール、医療上の必要な医薬品の価格を下支えするルールなど、どのように考えていくべきか―中医協・薬価専門部会
少子化が進展する中で、小児医療・周産期医療について「集約化」と「アクセス確保」とのバランス考慮が極めて重要—中医協総会
2024年度以降の診療報酬改定、実施時期を2か月遅らせ「6月1日施行」とする方針を中医協で固める、薬価改定は4月実施を維持
医薬品を保険適用した後の「効能効果追加」などの評価改善、市場拡大再算定の在り方を継続論議―中医協・薬価専門部会
診療時間短縮などの効果あるプログラム医療機器、特別な評価をすべきか?―中医協・材料部会
感染対策向上加算等、「次なる新興感染症に備えるための医療機関・都道府県の協定」締結進むような見直しを—中医協総会
一部に「歪んだオンライン診療」、適切な形でのオンライン診療推進を目指せ!D to P with Nの量・質の拡充を―入院・外来医療分科会(4)
外来医療の機能分化が2024年度診療報酬改定でも重要テーマ、生活習慣病管理の取得・算定推進に向けた手立ては―入院・外来医療分科会(3)
入退院支援加算について「入院料別の施設基準・算定要件」など検討しては、緊急入院患者の退院支援が重要課題―入院・外来医療分科会(2)
がん化学療法の外来移行、「栄養指導」や「仕事と治療との両立支援」などと一体的・総合的に進めよ―入院・外来医療分科会(1)
高額な医薬品・医療機器など、より迅速かつ適切に費用対効果評価を行える仕組みを目指せ、評価人材の育成も急務―中医協
新薬創出等加算の企業要件には「相当の合理性」あり、ドラッグ・ラグ/ロスで日本国民が被る不利益をまず明確化せよ―中医協・薬価専門部会
在宅医療ニーズの急増に備え「在宅医療の質・量双方の充実」が継続課題!訪問看護師の心身負担増への対応も重要課題—中医協総会
入院医療における「身体拘束の縮小・廃止」のためには「病院長の意識・決断」が非常に重要―入院・外来医療分科会(3)
地域包括ケア病棟、誤嚥性肺炎等の直接入棟患者に「早期から適切なリハビリ」実施すべき―入院・外来医療分科会(2)
総合入院体制加算から急性期充実体制へのシフトで地域医療への影響は?加算取得病院の地域差をどう考えるか―入院・外来医療分科会(1)
「特許期間中の薬価を維持する」仕組み導入などで、日本の医薬品市場の魅力向上を図るべき―中医協・薬価専門部会
乳がん再発リスクなどを検出するプログラム医療機器、メーカーの体制など整い2023年9月から保険適用―中医協総会(2)
高齢患者の急性期入院、入院後のトリアージにより、下り搬送も含めた「適切な病棟での対応」を促進してはどうか—中医協総会(1)
2024年度の薬価・材料価格制度改革論議始まる、医薬品に関する有識者検討会報告書は「あくまで参考診療」—中医協総会(3)
マイナンバーカードの保険証利用が進むほどメリットを実感する者が増えていくため、利用体制整備が最重要—中医協総会(2)
かかりつけ医機能は「地域の医療機関が連携して果たす」べきもの、診療報酬による評価でもこの点を踏まえよ—中医協総会(1)
2024年度の診療報酬・介護報酬・障害福祉等サービス報酬の同時改定で「医療・介護・障害者福祉の連携強化」目指せ—中医協総会(2)
医師働き方改革サポートする【地域医療体制確保加算】取得病院で、勤務医負担がわずかだが増加している—中医協総会(1)
患者・一般国民の多くはオンライン診療よりも対面診療を希望、かかりつけ医機能評価する診療報酬の取得は低調―入院・外来医療分科会(5)
医師働き方改革のポイントは「薬剤師へのタスク・シフト」、薬剤師確保に向けた診療報酬でのサポートを―入院・外来医療分科会(4)
地域包括ケア病棟で救急患者対応相当程度進む、回復期リハビリ病棟で重症患者受け入れなど進む―入院・外来医療分科会(3)
スーパーICU評価の【重症患者対応体制強化加算】、「看護配置に含めない看護師2名以上配置」等が大きなハードル―入院・外来医療分科会(2)
急性期一般1で「病床利用率が下がり、在院日数が延伸し、重症患者割合が下がっている」点をどう考えるべきか―入院・外来医療分科会(1)
総合入院体制加算⇒急性期充実体制加算シフトで産科医療等に悪影響?僻地での訪問看護+オンライン診療を推進!—中医協総会
DPC病院は「DPC制度の正しい理解」が極めて重要、制度の周知徹底と合わせ、違反時の「退出勧告」などの対応検討を—中医協総会
2024年度の費用対効果制度改革に向けた論議スタート、まずは現行制度の課題を抽出―中医協
電子カルテ標準化や医療機関のサイバーセキュリティ対策等の医療DX、診療報酬でどうサポートするか—中医協総会
日常診療・介護の中で「人生の最終段階に受けたい・受けたくない医療・介護」の意思決定支援進めよ!—中医協・介護給付費分科会の意見交換(2)
訪問看護の24時間対応推進には「負担軽減」策が必須!「頻回な訪問看護」提供への工夫を!—中医協・介護給付費分科会の意見交換(1)
急性期入院医療でも「身体拘束ゼロ」を目指すべきで、認知症対応力向上や情報連携推進が必須要素—中医協・介護給付費分科会の意見交換(2)
感染対策向上加算の要件である合同カンファレンス、介護施設等の参加も求めてはどうか—中医協・介護給付費分科会の意見交換(1)
要介護高齢者の急性期入院医療、介護・リハ体制が充実した地域包括ケア病棟等中心に提供すべきでは—中医協・介護給付費分科会の意見交換
2024年度の診療報酬に向け、まず第8次医療計画・医師働き方改革・医療DXに関する意見交換を今春より実施—中医協総会
2022年度改定での「在宅医療の裾野を広げるための加算」や「リフィル処方箋」など、まだ十分に活用されていない—中医協(1)