2022年度機能評価係数II内訳、自院と他院との比較が重要だが、「コロナ特例」の影響にも留意を—中医協(2)
2022.6.3.(金)
6月1日に開催された中央社会保険医療協議会・総会に、2022年度のDPC機能評価係数IIの内訳が報告されました(厚労省のサイトはこちら(機能評価係数IIの内訳、PDF)とこちら(地域医療指数のうち体制評価指数の内訳、PDF)とこちら(機能評価係数IIの分布等、PDF)とこちら(中医協総会の資料一覧、中段の「総-4-5(Excel:308KB)」(機能評価係数IIの内訳)「総-4-5(Excel:308KB)」(体制評価指数の内訳)をクリックしてExcelファイルをダウンロードできる))。
本稿では、機能評価係数IIの内訳の中でも各係数に着目します。DPC病院では、「自院の係数」と「全体の分布状況」「近隣競合病院の係数」などとを比較し、「今後、自院はどの方向に向かうべきか、どのような経営戦略を立てていくべきか」を検討することが重要です。
目次
機能評価係数IIの内訳を公表、自院と全国・競合病院との比較を
DPC制度では、全病院に共通する「DPC点数表に基づく点数」(日当点)に、医療機関ごとの係数(医療機関別係数)と入院日数を乗じて、包括範囲の診療報酬請求点数(収益)を計算します(DPC点数×医療機関別係数×在院日数)。
医療機関別係数は、(1)基礎係数(2)機能評価係数I(3)機能評価係数II(4)激変緩和係数(診療報酬改定年度のみ)—の和で計算されます。このうち(3)の機能評価係数IIは、いわば「各DPC病院の努力を、さまざまな角度から評価する」もので、前々年の10月から前年の9月までの診療実績などをもとに、毎年度見直されます。病院の努力・実績を係数化しており、「係数が高い」ほど「実績がある」「頑張っている」と見ることが可能です。
ただし、新型コロナウイルス感染症による特例(コロナ患者の影響を強く受け入れている期間を対象から除外するなど)が設けられているため「2022年度の係数は、病院の実力そのものと受け止めるべきではない」と指摘する識者も少なくない点に留意が必要です(関連記事はこちらとこちら)。
2022年度の医療機関別係数はすでに告示されており(関連記事はこちら)、今般「機能評価係数IIの内訳」が明らかにされました。
DPCの機能評価係数IIは、2018年度から(A)保険診療係数(B)効率性係数(C)複雑性係数(D)カバー率係数(E)救急医療係数(F)地域医療係数―の6項目となっています(これらの和が機能評価係数IIとなる)。2022年度改定では大枠に変更はありませんが、「地域医療係数のうち、体制評価指数(5疾病5事業などにどれほど貢献しているかという視点での評価)について、へき地・災害・感染症に関する一部見直し」が行われています(関連記事はこちら)。
▼へき地:「へき地医療拠点病院の指定」などを評価していいたが、あわせて「巡回診療、医師派遣、代診医派遣を合算で年12回以上実施していること」という実績も評価対象に加える
▼災害:「災害拠点病院の指定」などを評価していたが、新たに「災害拠点病院以外ではBCP(業務継続計画)策定状況」を評価する
▼感染症:「新型インフルエンザ患者入院医療機関の指定」などを評価していたが、新たに「新型コロナウイルス感染症病床の確保」「G-MIS(厚労省の医療機関等情報支援システム)参加」を評価対象に加える
保険診療係数、一部病院で「減算」が存在
まず(A)の保険診療係数は、医療の透明化、保険診療の質的向上など「医療の質的な向上を目指す取り組み」を評価するものです。診療データの中に「部位不明・詳細不明コード」の使用割合が多かったり(10%以上)、の未コード化傷病名の割合が多かったり(2パーセント以上)する場合など「医療の透明化」に反すると考えられ減算が行われ、逆に自院のホームページで自院の診療実績等を公表するなど「医療の透明化」に資する取り組みを行った場合には加算が行われます。
大学病院本院群(旧I群)では、ほとんどが「0.01763」で、2病院のみ「0.01679」となっています。
特定病院群(旧II群)では、「0.01762」がほとんどで、3病院が「0.01678」となっています。
また標準病院群(旧III群)では、「0.01764」が1411病院、「0.01689」が59病院、「0.01596」が3病院となっています。
分布をみると、ほとんどの病院が適切に高精度のデータを提出し加算を受けていますが、一部に「診療実績等を公表せず、データの精度が不十分」なところがあります。データ精度が低い場合には、点数や係数の適切な設定にも支障を来しかねず、DPC制度全体に悪影響が出てしまう点に留意が必要です。すべての病院が、データの精度向上にさらに努める必要があります。
効率性係数の最高、大学では成田、特定では横浜東部、標準では宮城こどもなど
(B)の効率性係数は、在院日数短縮の努力を評価するもので、最低は0.00000、最高は0.04015となりました。各群の状況・上位病院は次のとおりです。
【大学病院本院群】(旧I群)
→最高:0.03337、最低:0.00908
▽国際医療福祉大学成田病院(千葉県):0.03337
▽防衛医科大学校病院(埼玉県):0.02992
▽岡山大学病院(岡山県):0.02888
【DPC特定病院群】(旧II群)
→最高:0.03150、最低:0.01093
▽済生会横浜市東部病院(神奈川県):0.03150
▽大阪国際がんセンター(大阪府):0.03118
▽聖路加国際病院(東京都):0.03001
【DPC標準病院群】(旧III群)
→最高:0.04015、最低:0.00000
▽北光記念病院(北海道)や宮城県立こども病院(宮城県)など42病院:0.04015
分布を見ると、「0.012以上0.014未満」に最も多くの病院が位置し、「0.014以上0.016未満」「0.016以上0.018未満」にも同じ程度の病院が位置しています。
効率性係数は、「大規模で診療科の多い総合病院では低く、小規模な専門病院では高く」なる傾向があります。多くの診療科を抱えれば、入院期間が長くなりがちな傷病(例えば白血病など)に罹患する患者の受け入れも必然的に多くなるためです。ここから「総合病院が不利ではないか」とも思われますが、後述する(D)のカバー率指数などは逆に「多くの診療を保有する病院」で有利になっています。つまり機能評価係数II全体で「病院ごとの特性を踏まえた評価」を行う仕組みとなっている(ある機能はX係数で見て、別の機能はY係数で評価する・・・といったイメージ)ことが分かります。
なお、病院によって疾患構成に大きな違いがあるため、在院日数の生データを比較したのでは不公平が出ます。A病院では入院期間の短い疾患の患者を多く受け入れ、B病院では入院期間の長い疾患の患者を受け入れている場合、生データ比較では、どうしても「A病院で有利、B病院で不利」になってしまいます。
そこで、効率性係数・指数を計算する際には「患者構成が平均的なDPC/PDPS対象病院と同じと仮定する」ような「補正」が行われます(上記の例では、A病院でもB病院でも「疾患毎の患者構成は全国平均と同一」と補正する)。したがって、闇雲に「在院日数の短縮に取り組もう」と動くことは「労多くして功少なし」という状況になりかねません。係数・指数のロジックを踏まえた対策をとることが極めて重要です。
複雑性係数の最高、大学では長崎、特定では国がん東など、標準では武蔵野総合など
(C)の複雑性係数は、1入院当たり医療資源投入の観点から見た患者構成を評価するもので、誤解を恐れずに言えば「DPC点数の高い傷病」の患者(重篤な疾患であり、一般的に医療資源投入量が多くなる)を積極的に受け入れる病院が高く評価されます。
各群の状況は次のようになりました。
【大学病院本院群】(旧I群)
→最高:0.05009、最低:0.00000
▽長崎大学病院(長崎県):0.05009
▽宮崎大学医学部附属病院(宮崎県):0.05009
▽和歌山県立医科大学附属病院:0.04495
【DPC特定病院群】(旧II群)
→最高:0.03941、最低:0.00000
▽製鉄記念室蘭病院(北海道)・国立がん研究センター東病院(千葉県)・長崎原爆病院(長崎県)・鹿児島医療センターの4病院:0.03941
【DPC標準病院群】(旧III群)
→最高:0.04231、最低:0.00000
▽札幌南三条病院(北海道)や武蔵野総合病院(埼玉県)など36病院:0.04231
特定病院群では「0.020以上0.022未満」に、標準病院群では「0.016以上0.018未満」に多くの病院が分布しています。
カバー率係数の最高、大学では九大、特定では松山赤十字、標準では広島赤十字
(D)のカバー率係数は「様々な疾患に対応できる総合的な体制」を評価するもので、多くの診療科を保有する総合病院で高くなる傾向があります。
各群の状況は次のようになりました。
【大学病院本院群】(旧I群)
→最高:0.03435、最低:0.01559
▽九州大学病院:0.03435
▽和歌山県立医科大学附属病院:0.02849
▽鹿児島大学病院:0.02616
【DPC特定病院群】(旧II群)
→最高:0.03145、最低:0.00490
▽松山赤十字病院(愛媛県):0.03145
▽日本海総合病院(山形県):0.02979
▽倉敷中央病院(岡山県):0.02966
【DPC標準病院群】(旧III群)
→最高:0.04961、最低:0.00079
▽広島赤十字・原爆病院(広島県):0.04961
▽秋田赤十字病院(秋田県):0.04634
▽近畿大学奈良病院(奈良県):0.04608
大学病院本院群・特定病院群では「0.014以上0.016未満」に最も多くの病院が分布。標準病院群では「0.004以上0.006未満」に最も多くの病院が分布しています。
大学病院本院やこれに準ずるDPC特定病院では当然多くの診療科を保有している一方で、DPC標準病院群には総合病院から専門病院まで多様な病院が含まれることなどが、カバー率係数からも再確認することができます。
救急医療係数の最高、大学では東北医薬、特定では千葉西総合、標準では十三市民
また(E)の救急医療係数は、救急医療(緊急入院)患者の治療に要する資源投入量の乖離を評価するものです。DPCでは検査等が包括評価されますが、救急患者では「どのような傷病を抱えているのか」が必ずしも明らかでなく、入院初期に数多くの検査をしなければなりません。このため、救急患者では「DPC点数」(平均的な検査等が包括評価)と「実際の医療資源投入量」(その患者に提供した検査等)との間に大きな乖離が生じてしまうのです。これを放置すれば、病院が「救急患者の受け入れを躊躇する」ことにつながってしまうことから、機能評価係数IIとしての評価が行われています。
各群の状況は次のようになりました。
【大学病院本院群】(旧I群)
→最高:0.02274、最低:0.00224
▽東北医科薬科大学病院(宮城県):0.02274
▽奈良県立医科大学附属病院(奈良県):0.02062
▽昭和大学病院(東京都):0.02061
【DPC特定病院群】(旧II群)
→最高:0.04783、最低:0.00016
▽徳洲会千葉西総合病院(千葉県):0.04783
▽徳洲会名古屋徳洲会総合病院(愛知県):0.04520
▽SUBARU健康保険組合太田記念病院(群馬県):0.04279
【DPC標準病院群】(旧III群)
→最高:0.06398、最低:0.00000
▽大阪市立十三市民病院(大阪府):0.06398
▽飯山赤十字病院(長野県):0.06029
▽社会医療法人至仁会圏央所沢病院(埼玉県):0.05716
全病院群を一体としてみると、「0.016以上0.018未満」に多くの病院が分布しています。
地域医療係数の最高、大学では鳥大病院、特定では帯広厚生病院、、標準では大船渡病院
また(F)の地域医療係数は、▼医療計画の「5疾病5事業等」における急性期入院医療の評価【体制評価指数】▼地域の患者をどれだけ診ているかの評価【定量評価指数】―を組み合わせて病院の状況を評価するものです。
5疾病5事業等を積極的に担い、地域患者に支持されている病院とは、つまり「地域医療への貢献度合いが高い」と考えることができます。
まず地域医療係数全体の状況は、次のようになりました。
【大学病院本院群】(旧I群)
→最高:0.03537、最低:0.00742
▽鳥取大学医学部附属病院:0.03537
▽和歌山県立医科大学附属病院:0.03484
▽徳島大学病院:0.03444
【DPC特定病院群】(旧II群)
→最高:0.07288、最低:0.00407
▽JA北海道厚生連帯広厚生病院(北海道):0.07288
▽徳島赤十字病院(徳島県):0.04275
▽徳島県立中央病院(徳島県):0.04082
【DPC標準病院群】(旧III群)
→最高:0.06408、最低:0.00059
▽岩手県立大船渡病院(岩手県):0.06408
▽沖縄県立八重山病院(沖縄県):0.06371
▽名寄市立総合病院(北海道):0.05959
5疾病5事業に関する体制評価指数については、各群の状況は次のようになっています。
【大学病院本院群】(旧I群)
→最高:0.01014、最低:0.00519
▽杏林大学医学部付属病院(東京都)や聖マリアンナ医科大学病院(神奈川県)など9病院:0.01014
【DPC特定病院群】(旧II群)
→最高:0.01178、最低:0.00294
▽青森県立中央病院(青森県)や山形県立中央病院(山形県)など6病院:0.01178
【DPC標準病院群】(旧III群)
→最高:0.01293、最低:0.00054
▽北海道大野記念病院北海道)や市立函館病院(北海道)など147病院:0.01377
大学病院本院群・特定病院群では「0.009以上0.010未満」に多くの病院が分布。一方、標準病院群では「0.005以上0.006未満」に多くの病院が分布しています。大学病院本院・特定病院では、地域の基幹病院として「5疾病5事業」に位置付けられる(例えばがん診療連携拠点病院など)ところが多いことから、DPC標準病院群に比べて高い係数域に分布する傾向があることが確認できます。
定量評価指数は、前述のとおり「地域の患者のうちどの程度の割合を診ているか」を見るものです。このうち「小児(15歳未満)」患者について、各群の状況は次のようになりました。
【大学病院本院群】(旧I群)
→最高:0.01288、最低:0.00043
▽徳島大学病院(徳島県):0.01288
▽和歌山県立医科大学附属病院(和歌山県):0.01277
▽岩手医科大学附属病院(岩手県):0.01252
【DPC特定病院群】(旧II群)
→最高:0.03340、最低:0.00001
▽JA北海道厚生連帯広厚生病院(北海道):0.03340
▽徳島県立中央病院(徳島県):0.01722
▽富山県立中央病院(富山県):0.01628
【DPC標準病院群】(旧III群)
→最高:0.03279、最低:0.00000
▽留萌市立病院(北海道):0.03279
▽沖縄県立八重山病院(沖縄県):0.02859
▽岩手県立大船渡病院(岩手県):0.02803
また定量評価指数のうち「小児以外(15歳以上)」患者については、各群の状況は次のようになりました。
【大学病院本院群】(旧I群)
→最高:0.01361、最低:0.00079
▽徳島大学病院:0.01361
▽鳥取大学医学部附属病院:0.01292
▽山梨大学医学部附属病院:0.01259
【DPC特定病院群】(旧II群)
→最高:0.02959、最低:0.00042
▽JA北海道厚生連帯広厚生病院(北海道):0.02959
▽徳島赤十字病院(徳島県):0.01683
▽旭川赤十字病院(北海道):0.01593
【DPC標準病院群】(旧III群)
→最高:0.02341、最低:0.00000
▽新潟県厚生農業協同組合連合会佐渡総合病院(新潟県):0.02341
▽岩手県立大船渡病院(岩手県):0.02312
▽沖縄県立八重山病院(沖縄県):0.02219
15歳未満・15歳以上とも、また各群とも「0.000以上0.004未満」に多くの病院が分布しています。
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【2022年度診療報酬改定答申1】充実した急性期一般1を評価する新加算、7日以内460点、8-11日250点、12―14日180点に設定