「保険医療機関の管理者」に対し、所属医師等が「診療報酬不正請求などをしない」よう監督する責務課す—中医協総会
2026.1.19.(月)
「保険医療機関の管理者(院長等)になる場合には、▼現に保険医である▼2年の臨床研修を修了している▼保険医療機関(病院に限る)での3年以上の保険医従事経験をもつ—という要件を設定するとともに、当該管理者に「所属医師等が診療報酬不正請求などをしない」よう監督する責務を課す―。
「保険薬局にオンライン診療受診施設」を設置することは原則「不可」とする。ただし、医療資源の乏しい無医地区等では、医療提供体制を確保するために例外的に「保険薬局にオンライン診療受診施設」を設置することは認める―。
1月16日に開催された中央社会保険医療協議会・総会の議論を経て、小塩隆士会長(一橋大学経済研究所教授)は上野賢一郎厚生労働大臣に宛てて、こうした内容の答申を行いました。厚労省は答申内容を踏まえて、必要な法令の整備(療養担当規則等の改正)を進め、本年(2026年)4月の改正医療法等施行に備えます。
また同日には2026年度の薬価制度改革・材料価格制度改革・費用対効果評価制度改革の内容も固めたほか、13成分・31品目の医薬品について市場拡大再算定(価格引き下げ)を行うことなどを確認。あわせて62件の医療技術を新規保険適用、96件の医療技術の保険適用拡大方針も固めました。
「保険医療機関の管理者」の責務を明確化
Gem Medで報じているとおり改正医療法等の施行に向けて、(1)オンライン診療に関する総体的な規定の創設に伴う対応(新たに設けられたオンライン診療受診施設と、保険薬局との関係を整理する)(2)保険医療機関の管理者の責務創設に伴う対応(保険医療機関の管理者の責務の設定、保険医療機関の管理者の保険診療従事要件に代替する経験要件などを明確化する)—に関する議論が中医協で行われ、1月14日には上野厚労相から諮問を受けました(関連記事はこちら)。
厚生労働省保険局医療課保険医療企画調査室の吉田拓野室長は、これを受け1月16日の中医協総会に、(1)(2)に関する、いわゆる「短冊」を提示。次のような療養担当規則等の見直し案が提案されています。
(1)オンライン診療に関する総体的な規定の創設に伴う対応(「保険薬局及び保険薬剤師療養担当規則」などの見直し)
▽保険薬局は、保険医療機関等との関係性について次の事項が禁止されている。保険薬局とオンライン診療受診施設との関係性についても、同様に禁止するよう規定する
(a)保険医療機関と一体的な構造であること、または一体的な経営を行うこと
(b)保険医療機関または保険医に対し「患者に対して特定の保険薬局で調剤を受けるべき旨の指示等を行う」ことの対償として、財産上の利益を供与すること
▽ただし、別に厚生労働大臣が定める要件に該当するオンライン診療受診施設(医療法に規定する「医療計画におけるへき地」(無医地区・準無医地区)に所在する保険薬局に設置するもの)ついては(a)の規定は適用しない
※あわせて吉田保険医療企画調査室長は、後者に該当して「保険薬局内でのオンライン診療受診施設の設置」を行うケースが現れた場合に「事前に地方厚生(支)局に届け出を求め、要件をクリアしているかを確認し、必要に応じて適切に対応する」考えを明示している
(2)保険医療機関の管理者の責務創設に伴う対応(保険医療機関及び保険医療養担当規則などの見直し)
▽保険医療機関の管理者の要件として次に掲げるものを規定する(いずれかを満たすことが求められる)
(a)保険医療機関(医師の場合は病院に限る)において保険医として3年以上診療に従事した経験のある者であること
(b)健康保険法第63条第3項第2号また第3号に掲げる病院または診療所(医師の場合は病院に限る、健保組合立病院など)において3年以上診療に従事した経験のある者であること。
(c)医療法第30条の23第2項第1号に規定する計画(医師確保計画)の適用を受け、現に当該計画に基づき診療に従事している者または当該計画の適用後3年以内の者であること
(d)日本専門医機構が認定する基本領域の専門医の資格を持つ者その他これに準ずる者であること
(e)矯正医官、医師または歯科医師である自衛官その他の公務員として5年以上勤務した経験のある者であること
(f)(a)の要件、(b)の要件、(e)の要件のうち、いずれかの要件に係る期間の合計が5年を超える者であること
(g)緊急に保険医療機関の管理者の地位を承継する者等のやむを得ない事由がある者であること
▽保険医療機関の管理者の責務として、健康保険法に規定するもののほか、次に掲げるものを規定する(すべてを実行することが求められる)
(a)保険医療機関内の保険医が保険医療機関及び保険医療養担当規則第2章「保険医の診療方針等」を遵守するよう監督すること
(b)保険医療機関内において、療養の給付に関する厚生労働大臣等に対する申請、届出等に係る手続きや療養の給付に関する費用の請求に係る手続きが適正に行われるよう監督すること
(c)保険医療機関内の診療録の記載および整備ならびに療養の給付の担当に関する帳簿および書類その他の記録の保存が適正に行われるよう監督すること
(d)保険医療機関内の医師、歯科医師、薬剤師その他の従業者の連携を図るとともに、地域の病院もしくは診療所その他の保健医療サービスまたは福祉サービスを提供する者との連携を図ること
●短冊はこちら(中医協資料)(関連する省令改正案、告示改正案))
すでに議論されてきた内容であり異論・反論は出ていません。小塩会長は法令にこうした内容を盛り込むことが妥当である旨の答申を上野厚労相に行いました。
厚労省は答申を受け、本年(2026年)4月の(1)(2)施行に向けた準備(保険医療機関及び保険医療養担当規則改正など)を進めます。
62件の医療技術を新規保険適用、96件の医療技術の保険適用を拡大
2年に一度行われる診療報酬改定では「有用性・安全性が確認された新たな医療技術を体系立てて保険適用する」ことも重要ポイントの1つとなります。進歩する医療技術を大量に保険適用することで、医療の質がより高まることが期待されます。
医療技術の有用性・安全性の評価は、専ら中医協の下部組織である「診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会」で行われ、▼医学会等からエビデンスを添えて「保険適用が妥当である」と提案された技術▼先進医療で実施されている技術▼企業からのチャレンジ申請を踏まえて保険医療材料等専門組織で有効性等を評価する技術―について、有用性・安全性をもとに保険適用の妥当性を専門的な視点で評価・審査します。
2026年度の次期診療報酬改定に向けては、学会などから提案された665件の医療技術と、27件の先進医療、3件の保険医療材料専門組織で審議した技術について有効性・安全性を審査(重複あり)。このうち158件(新規技術62件、既存技術96件)について「保険適用が妥当」との評価案が医療技術評価分科会で作成され、今般、中医協総会で原案通り了承されました。他の技術については「既に保険適用されている技術と重複している」「保険診療になじまない」「保険適用に向けたエビデンス等が十分でない」などと判断されています。
●技術評価結果の一覧はこちら
da vinciシステムなどを活用したロボット支援下内視鏡手術(内視鏡手術用支援機器を用いる手術)について見てみると、▼膵体尾部切除(リンパ節郭清を伴う)(ロボット支援)▼心腫瘍摘出術(単独)(ロボット支援)▼肺悪性腫瘍手術(気管支形成を伴う肺切除)(ロボット支援)▼胸腔鏡手術での肺腫瘍手術と縦隔腫瘍手術の組み合わせ(同一手術または同一病巣手術)(ロボット支援)▼子宮悪性腫瘍手術(広汎切除)(ロボット支援)▼ロボット支援子宮悪性腫瘍手術(子宮体がんに限る)の適用拡大(進行期ならびに傍大動脈リンパ節郭清)▼人工関節置換術・膝関節(ロボット支援)▼骨盤内臓全摘術(ロボット支援)▼ロボット直腸癌手術の加算請求▼鼠径ヘルニア手術(ロボット支援)—が新規の保険適用や適応拡大の対象となっています。
一方、膵中央切除術(ロボット支援)▼ロボット支援下心房中隔欠損閉鎖術▼ロボット支援子宮筋腫摘出(核出)術▼ロボット支援下膀胱尿管逆流手術(膀胱外アプローチ)▼腰椎固定術(ロボット支援)▼脊椎側彎症手術・固定術(ロボット支援)▼尿管膀胱吻合術(ロボット支援)▼尿管尿管吻合術(ロボット支援)▼ロボット支援下乳輪温存乳房切除術(腋窩部郭清を伴うもの)▼ロボット支援下乳輪温存乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)—については、有用性に関するエビデンスが不十分として今回の保険適用は見送られる格好です。
新規技術の保険適用により、医療技術・科学技術進展の果実を国民全体が享受することができます。
ほか、次のような方針も固められました。
▽LDTs(検査室内で設計・開発・製造(または変更)された検査で、臨床診断の補助や臨床的管理の意思決定に用いられる検査、Laboratory Developed Tests)の評価については、以下の双方を満たすものに関して「2026年度改定の次の改定」(2028年度改定が予想される)における医療技術評価分科会の評価の対象とした上で、療養担当規則の趣旨や臨床上の必要性等も含めて検討する
・LDTsを実臨床で使用する際に望ましい性能評価(妥当性確認等)や精度管理等の要件を満たすことが客観的に担保されている施設で実施されていること
・国内診療において一定の使用実績があること
▽「効果が乏しいというエビデンスがあることが指摘されている医療」について、「2026年度改定の次の改定」(2028年度改定が予想される)での対応に向けて学会等から提案を募集し、医療技術評価分科会(中医協の下部組織)で検討することとする
▽「評価の効率化」や「効果が乏しいというエビデンスがあることが指摘されている医療」に係る積極的な提案を促す観点から、「2026年度改定の次の改定」(2028年度改定が予想される)における学会等からの提案書の募集に際しては、各学会等が提出可能な提案書(申請団体として提出するものに限る)の上限を「原則として、新規収載の提案は5つまで、既収載の提案も含めると7提案まで」とする
・さらなる提案書(上限数超過の提案書)の提出を希望する学会等は、「新規収載の6提案目または合計で8提案目以降の追加」の提案1つ毎に「「効果が乏しいというエビデンスがあることが指摘されている医療」に係る提案を1つ以上提出することを求める
いわゆる「無価値医療、低価値医療」のあぶり出しを狙うもので、支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は「無価値・低価値医療を保険適用し続ければ、新規技術の保険適用や既存の有用性の高い技術の評価充実が難しくなる。効果が乏しいとのエビデンスがある無価値・低価値医療は、点数表等からの削除や点数減などを提案してもらうよう、広く学会等に求めてほしい」と進言しています。
薬価・材料価格・費用対効果評価制度の2026年度改革内容を固める
また1月16日の中医協総会では、2026年度の薬価制度改革・材料価格制度改革・費用対効果評価制度改革の内容を固めました。すでに了承されている骨子を、関連法令に落とし込んだものです(薬価制度改革の骨子に関する記事はこちら、材料価格制度改革の骨子に関する記事はこちら、費用対効果評価制度改革の骨子に関する記事はこちら)。
●薬価制度改革の内容はこちら
●材料価格制度改革の内容はこちら
●費用対効果評価制度改革の内容はこちらとこちら(費用対効果評価ガイドライン)
このうち材料価格制度改革においては「逆ざや」(償還価格<購入価格となり、医療機関が材料を購入・使用する都度に持ち出し(赤字)が生じる状態)への対応が初めて盛り込まれていますが、診療側の茂松茂人委員(日本医師会副会長)は「独占品目や寡占品目については十分な対応が図られず、今回の対応では逆ざやは十分に解消しない。医療機関経営の視点も加味して、附帯決議に逆ざや解消に向けた取り組みを検討することなどを盛り込んでほしい」旨の要望を行っています(関連記事はこちら
また2026年度薬価制度改革に関連し、次の13成分・31品目の医薬品を市場拡大再算定の対象とし、本年(2026年)4月に薬価の引き下げを行うことも確認されました。
▽統合失調症等の治療に用いる「レキサルティ」(一般名:ブレクスピプラゾール)
▽高脂血症治療薬の「パルモディア」(一般名:ペマフィブラート)
▽乾癬等の治療に用いる「オテズラ」(一般名:アプレミラスト)
▽骨髄線維症等の治療に用いる「ジャカビ」(一般名:ルキソリチニブリン酸塩)
▽慢性骨髄性白血病の治療に用いる「セムブリックス」(一般名:アシミニブ塩酸塩)
▽慢性特発性血小板減少性紫斑病等の治療に用いる「ロミプレート」(一般名:ロミプロスチム(遺 伝子組換え))
▽クリオピリン関連周期性症候群等の治療に用いる「イラリス」(一般名:カナキヌマブ(遺伝子組換え))
▽クローン病の維持療法などに用いる「スキリージ」(一般名:リサンキズマブ(遺伝子組換え))
▽多発性骨髄腫の治療に用いる「サークリサ」(一般名:イサツキシマブ(遺伝子組換え))
▽多発性骨髄腫等の治療に用いる「ダラキューロ」(一般名:ダラツムマブ(遺伝子組換え)/ボルヒアルロニダーゼア ルファ(遺伝子組換え))
▽根治切除不能な尿路上皮がんの治療に用いる「パドセブ」(一般名:エンホルツマブ ベドチン(遺伝子組換え))
▽慢性心不全等の治療に用いる「エンレスト」(一般名:サクビトリルバルサルタンナトリウム水和物)
▽血栓塞栓症等の治療に用いる「リクシアナ錠」(一般名:エドキサバントシル酸塩水和物)
●市場拡大再算定の対象品目等はこちら)
また、昨今の貴金属価格の急騰を踏まえて、本年(2026年)3月に歯科用貴金属価格の見直しを行う(例えば「歯科鋳造用金銀パラジウム合金(金12%以上JIS適合品)」については、現在の1グラム当たり3802円から、同じく4779円に引き上げる、厚労省サイトはこちら)ことも固められました。この点について診療側の大杉和司委員(日本歯科医師会常務理事)と支払側の松本委員は、貴金属価格が今後も上昇していくと予想されることを踏まえ、「貴金属以外の材料の早急な保険適用などを進める」よう要望しています。
なおGem Medではオンラインの改定セミナーで詳細な解説を行っています。是非、ご活用ください。
【関連記事】
保険薬局への「オンライン診療受診施設」設置は原則不可、保険医療機関の管理者(院長等)要件の詳細を設定—中医協総会(4)
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2026年度薬価制度改革に向け「実勢価格に基づいた薬価引き下げ」時の「調整幅」をどう考えるべきか—中医協・薬価専門部会
「医療DX推進の重要性は認識するが、DXのコスト捻出やDX推進加算要件のクリアに苦心」する医療機関が多い―中医協
食材費の高騰踏まえれば「入院における食事の患者負担」をさらに引き上げることはやむを得ない―社保審・医療保険部会(2)
2026年度診療報酬改定、「医療機関経営の下支え」が最優先だが、「現役世代の負担軽減」にも配慮せよ―社保審・医療保険部会(1)
MFICU(母体・胎児集中治療室)、国の指針に沿う形で専任医師要件緩和や帝王切開実施等の実績基準設定を―中医協総会(2)
特定機能病院が3類型化されることを踏まえ入院基本料も3区分に、医師働き方改革・手術集約を診療報酬でサポート―中医協総会(1)
都内病院の経営状況は一層深刻、「10%のプラス診療報酬改定」「物価・人件費急騰に対応する仕組み」「緊急財政支援」が必須―東京都
条件・期限付き承認を受けた再生医療等製品、有用性が「推定」にとどまる点を踏まえて有用性系加算は当初設定せず—中医協
「より早期のリハビリ実施」に向け、急性期リハ加算・早期リハ加算で「発症から3日までの介入」など要件化―中医協総会(2)
回復期リハビリ病棟、「無理な患者受け入れ」をせずに「より手厚い効果的なリハビリ提供」を求めてはどうか―中医協総会(1)
物価等高騰・円安による「医療材料の逆ザヤ」解消に向け、初めて「実勢価格踏まえた償還価格引き上げ」を導入へ—中医協・材料部会
「顔の見える関係」も重視した24時間往診体制の推進、精神疾患抱える訪問看護利用者への対応の充実など進めよ—中医協総会
2026年度診療報酬改定では「少なくとも5%、できれば2桁のプラス改定」とすべき、ロボット支援手術の増点等に期待―外保連
長期収載品の選定療養における「患者特別負担」、「OTC類似薬」使用の場合の患者負担の在り方などどう考えるか—社保審・医療保険部会
有用性が高く安全性の確保されるオンライン診療を推進、短期滞在手術等の入院→外来シフトを強力に推進―中医協総会(2)
クリニックの診療報酬「適正化」、具体的には機能強化加算の廃止、外来管理加算の廃止、地域包括診療料・加算の改組等が必要―財政審
外来化学療法の拡大やがんゲノム医療の推進等を診療報酬でサポート、「効率的な透析医療」の評価をどう考えるべきか―中医協総会(3)
ICT機器導入を前提に「入院料の看護配置の柔軟化」を図れないか、看護師の夜勤手当増額を診療報酬で支援―中医協総会(2)
地域包括医療病棟について「施設基準の緩和」や「急性期2-6病棟のケアミクス」をどう考えるべきか―中医協総会(1)
病院経営は極めて厳しく「2025年度補正予算での経営支援・2026年度の+10%の診療報酬改定、消費税問題の抜本解消」が必要―四病協
2026年度薬価制度改革、「長期収載品から後発品へのシフト」を推進、医療上必要な医薬品の安定供給も重視—中医協・薬価専門部会
2026年度診療報酬改定に向け療養病棟の施設基準見直しや身体拘束のペナルティ強化等検討、病院経営は24年度にさらに悪化―中医協総会
将来の「日本の医療のグランドデザイン」を定めたうえで地域医療構想や医療計画、診療報酬にブレイクダウンしていくべき—日病・相澤会長
2026年度診療報酬改定、医療機関経営の厳しさ踏まえて「物価や賃金、人手不足などへの対応」を重視すべき―社保審・医療部会(1)
「医療機関の消費税問題」を集中論議する会議体を設置せよ、敷地内薬局について「政府の立場」を明確にせよ—日病協
ルールのすり抜け・悪用を行う敷地内薬局に対しては、診療報酬の厳格化・適正化を行うべき―中医協総会
2026年度診療報酬改定、「物価や賃金、人手不足などの医療機関等を取りまく環境の変化への対応」を重点課題に―社保審・医療保険部会(1)
大規模急性期病院の消費税負担、診療報酬による補填は60%台にとどまり、8000万円から1億7000万円の損税発生病院も―四病協
費用対効果評価制度に基づく価格調整、「価格引き上げ要件の明確化」や「効果が変わらず高額な製品の対応」など検討―中医協部会
「長期収載品の選定療養費」導入で後発品使用が大進展、後発医薬品使用体制加算等を継続すべきか、廃止すべきか?―中医協総会(2)
大病院→地域医療機関の逆紹介をどう進めるか、生活習慣病管理料、かかりつけ医機能評価する診療報酬はどうあるべきか―中医協総会(1)
長期収載品の選定療養について対象・患者特別負担の拡大を図るべきか、OTC類似医薬品を保険給付から除外すべきか—社保審・医療保険部会
2026年度材料価格制度改革、小児用医療機器の開発促進を狙って「評価の充実」などを検討—中医協・材料部会
条件・期限付き承認を受けた再生医療等製品、本承認までの間「有用性加算等での評価」を控えるべきか—中医協総会
2026年度薬価制度改革、市場拡大再算定の特例ルールの是非をどう考えるか、医薬品の原価開示をどう進めるか—中医協(3)
ICUの施設基準に「設置病院の救急搬送件数・全身麻酔手術件数」など盛り込むべきか、ICU5・6の存廃をどう考えるか—中医協総会(2)
2023年度から24年度にかけて病院経営はさらに悪化、医業「赤字」病院割合は73.8%、経常「赤字」病院割合は63.6%に増加—四病協
「病院の救急搬送受け入れ件数」を急性期1入院料の施設規準に盛り込み、DPC標準病院群の基礎係数切り分けなど検討—中医協総会(1)
病院経営状況は更に悪化しており2026年度診療報酬による対応が重要となるが、併せて医療の無駄排除など十分に進めよ—社保審・医療部会(2)
2024年度に大学病院全体で「508億円の経常赤字」、22年度比で医薬品費が14.4%増、診療材料費が14.1%増と経営圧迫—医学部長病院長会議
機能強化型の在支診・病の中でも「より緊急往診等の実績が多く、医師を多く配置する医療機関」をより手厚く評価しては—中医協総会
病院経営は厳しさを増しており、「緊急の財政支援」「入院料の引き上げや地域包括医療病棟の施設基準等緩和」など要望へ—日病・相澤会長
地域包括医療病棟の施設基準をどう見直すか、回復期リハビリ病棟の実績基準や重症患者割合基準をどう考えるか—入院・外来医療分科会(3)
2026年度診療報酬改定、「医療機関経営の維持」と「医療保険制度の維持」とのバランスをどう確保すべきか―社保審・医療保険部会
費用対効果評価制度に基づき価格調整が行われた38品目の「製品価格全体に対する価格調整額の割合」は中央値でマイナス4.29%―中医協
2026年度材料価格制度改革、「チャレンジ申請の有用性データの在り方」「プログラム医療機器の評価基準など整理―中医協・材料部会
ICU施設基準への「病院の救急搬送・全身麻酔手術件数」導入、宿日直医師配置するICU5・6の在り方など検討—入院・外来医療分科会(2)
2026年度診療報酬改定、急性期入院医療の評価指標、内科系症例の看護必要度評価、DPC改革等の方向を検討—入院・外来医療分科会(1)
2026年度薬価制度改革、医薬品業界からは「カテゴリ別の薬価改定ルール」案が提示される—中医協・薬価専門部会
医療分野を「基幹インフラ制度」に追加へ、特定機器による「言わばサイバー攻撃の時限爆弾」導入を阻止―社保審・医療部会
ICT利活用で「医師事務作業補助者の負担軽減」を図り、さらに「医師の業務負担軽減」に繋げていくべきではないか—入院・外来医療分科会(2)
「救急対応に積極的な病院ほど経営が厳しい」状況改善を、総合入院体制加算と急性期充実体制加算の一本化検討を—入院・外来医療分科会(1)
医療費の動向はコロナ禍「前」水準に戻ったと考えられる、医科入院では「在院日数減→延べ患者減」が進む—中医協総会
2026年度DPC制度改革、入院期間IIを現在の「平均在院日数」から「在院日数の中央値」に設定しなおしてはどうか—入院・外来医療分科会(3)
包括期機能を持つ病院について、例えば「高齢者の救急搬送や介護施設との連携」などを指標に評価してはどうか—入院・外来医療分科会(2)
看護必要度、A・C項目に内科的処置を追加し、救急搬送受け入れ度合い等に着目した該当患者割合への加算を検討—入院・外来医療分科会(1)
2025年度補正予算で「1床当たり50-100万円」の病院経営支援、2026年度に10%超の診療報酬プラス改定を実施せよ—6病院団体
薬剤師の「薬局→病院」シフトのために調剤報酬での対応を検討できないか?後発品調剤体制加算は継続すべきか?—中医協総会
2026年度診療報酬改定、医療提供サイド委員は「大幅なプラス改定・基本料の大幅引き上げ・人員配置基準緩和」など要請―社保審・医療部会(1)
特定集中治療室管理料5・6(ICU5・6)、入室患者の重症度は他のICU1-4と同様であり「点数差の縮小」検討が必要—日病協
2026年度材料価格制度改革、「コスト増による採算割れ」対応、「医療機関の逆ザヤ」対応などを検討せよ―中医協・材料部会
2026年度診療報酬改定、「在宅医療の充実」と「不適切な在宅医療の是正」の両立を目指せ—中医協総会(3)
2026年度診療報酬改定、「物価・人件費高騰への対応」や「保険料負担軽減、国民皆保険の持続可能性確保」が重要視点―社保審・医療保険部会
より多くの医療機関に「データ提出」求めるにあたり、医療機関の負担軽減や医療機関のメリットも考慮を—入院・外来医療分科会(4)
「6か月に一度も検査を行わない」生活習慣病管理は適切か?大病院からクリニック等への逆紹介を推進すべき—入院・外来医療分科会(3)
「身寄りがなく同居者が不明な者」を入退院支援加算の対象患者に含めるべきか、「面会制限」はどうあるべきか—入院・外来医療分科会(2)
救急搬送受け入れ件数や全身麻酔手術件数を指標に「ICU等の設置を認める病院」を絞り込んではどうか—入院・外来医療分科会(1)
病院経営は厳しく「自転車操業」状態、とくに大規模な急性期病院で極めて経営状況が厳しい—中医協総会(2)
物価・人件費が高騰する中での「入院時の食事」提供、人口・医療資源の少ない地域の医療体制をどう確保するか―入院・外来医療分科会(5)
入院時の食事基準額引き上げ後も物価・人件費高騰が続き、病院給食提供の継続が非常に難しい事態に陥っている―四病協
療養病棟の「処置/疾患・状態」の内容を見直すべきか、身体拘束最小化、自宅復帰、経腸栄養移行をどう促すか―入院・外来医療分科会(4)
回復期リハビリ病棟、「リハの効果評価」と「クリームスキミング防止」とのバランスをどう確保すべきか―入院・外来医療分科会(3)
「土日祝日のリハビリ実施・入院(発症・受傷)から3日以内のリハビリ実施」をどのように促していくべきか―入院・外来医療分科会(2)
ベースアップ評価料、「2024・25年度で4.5%の賃上げ」を目指しているが、現状では「3.4%の賃上げ」にとどまる―入院・外来医療分科会(1)
自治体病院の9割近くが経常赤字という異常事態の中、入院基本料の大幅引き上げ、緊急の経営支援などを要望—全自病・望月会長
2026年度診療報酬改定に向け入院料引き上げ、救急搬送を多く受け入れる地域包括ケア病棟の評価充実等検討を―地ケア推進病棟協・仲井会長
費用対効果評価制度、「保険償還の可否判断に用いない、価格調整範囲は加算部分のみ」との現行制度を見直すべきか―中医協
物価高騰・円安で「医療機器の逆ザヤ」(償還価格<購入価格)問題が拡大、2026年度材料価格制度改革での対応は?―中医協・材料部会
2026年度薬価制度改革に向けた論点が出揃う、イノベーション評価・皆保険の持続可能性・安定供給の3本柱—中医協・薬価専門部会
認知症治療薬レケンビの費用対効果評価、介護費縮減効果は勘案せず、2025年11月から薬価を15%引き下げ―中医協総会(2)
2024年度、自治体病院の86%が経常赤字、95%が医業赤字と「過去最悪」、大規模急性期病院では9割超が経常赤字—全自病・望月会長
2026年度診療報酬改定に向け「集約化すべき急性期入院医療の内容はどこか」などをより詳しく分析・検討せよ―中医協総会(1)
急性期入院医療の評価指標、包括期入院医療の評価指標、看護必要度における内科評価などをさらに詳しく分析・検討—入院・外来医療分科会(4)
診療報酬で医師働き方改革をどう支援すべきか、医師事務作業補助者の確保をどう促進すべきか—入院・外来医療分科会(3)
「人生の最終段階でどういった医療を受けたいか」の意向確認、身体拘束最小化をさら進めるために何が必要か—入院・外来医療分科会(2)
外科医不足解消に向け、「急性期入院医療・高難度手術の集約化」や「外科医の給与増」などを診療報酬で促進せよ—入院・外来医療分科会(1)
2026年度診療報酬改定や病院経営維持に向け、8月下旬の概算要求に間に合う形で政府に具体的な要望を行う—日病・相澤会長
地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟の「中間評価」創設を、急性期病棟とのケアミクスは柔軟に認めよ―地ケア推進病棟協・仲井会長
効率的で質の高い入院医療提供のため、「病院・病床の機能分化、集約化」だけでなく「病院経営の維持」を実現せよ―中医協総会(1)
白内障手術など「入院」から「外来(短期滞在手術等基本料1)」への移行をさらに進めるために何が必要か―入院・外来医療分科会(4)
病院におけるポリファーマシー対策などの前提となる「病院薬剤師の確保」を診療報酬でどう進めていけば良いか―入院・外来医療分科会(3)
2026年度診療報酬改定、内科症例の看護必要度評価の見直し、地域包括医療病棟の施設基準緩和などを実施せよ—日病協
特定機能病院で「再来患者の逆紹介」が進まない背景に何が?連携強化診療情報提供料の要件を緩和すべきか?―入院・外来医療分科会(2)
2024年度の自治体病院決算は85%が経常赤字、95%が医業赤字の異常事態、診療報酬の大幅引き上げが必要—全自病・望月会長
地域包括医療病棟と急性期2-5のケアミクス、「内科が不利にならない」ような配慮等をどう考えるか―入院・外来医療分科会(1)
費用対効果評価制度で「介護費用」の取り扱いをどう考えるのか、評価結果を診療ガイドライン等にどう反映させるべきか―中医協
外来医療ニーズ減少の中で「クリニックの在り方」をどう考えるか、かかりつけ医機能を診療報酬でどう評価するか—中医協総会
2024年度薬価制度改革から1年余りで画期的新薬の開発進む、2026年度改革でもイノベーション評価医の充実を—中医協・薬価専門部会
救急患者の「高次救急→一般病院」転院搬送、受け入れ側の一般病院に対する経済的評価も検討してはどうか―入院・外来医療分科会(4)
DPC、複雑性指数をより急性期入院医療を適切に評価する内容に見直し、入院期間IIをより短く設定してはどうか―入院・外来医療分科会(3)
看護必要度、内科系症例でA・C項目が低くなりがちな点をどう考えるか?B項目の取り扱いをどう考えるか?―入院・外来医療分科会(2)
一般的・拠点的「急性期機能病院」の診療報酬評価、救急受け入れ・全身麻酔手術・総合性の3軸中心に検討―入院・外来医療分科会(1)
院外リハや退院前訪問指導、早期リハ、管理栄養士の活躍、適切な入院時の食事提供に向け診療報酬で何ができるか―入院・外来医療分科会(3)
2026年度の薬価・材料価格制度改革論議始まる、「購入価格>償還価格(薬価、材料価格)」となるケースにどう対応するか—中医協
看護師確保が困難となる中、ICT利活用や看護補助者へのタスク・シフト等による業務負担軽減が必要不可欠―入院・外来医療分科会(2)
早期の退院・円滑な在宅復帰を目指す「入退院支援加算」等はどうあるべきか、病棟別の要件設定など検討すべきか―入院・外来医療分科会(1)
2026年度診療報酬改定、診療側は「病院経営の安定」を、支払側は「最適な医療資源の配分、医療機関の機能分化」など重視—中医協総会
骨太方針2025の「経済・物価動向に相当する増加分加算」方針を評価、2026年度診療報酬の大幅プラス改定と改定前の対応に期待—日病協
健全なオンライン診療の普及、「D to P with D」や「D to P with N」の利活用促進などに向けて何が考えられるか―入院・外来医療分科会(4)
かかりつけ医機能の体制を評価する【機能強化加算】、「かかりつけ医機能報告制度」踏まえて施設基準など見直しては―入院・外来医療分科会(3)
生活習慣病の治療・管理を途中で中断してしまう患者が相当程度いる、患者は定期受診のために「予約診療」を重視―入院・外来医療分科会(2)
外来データ提出加算等の届け出は低調、データ作成・提出の負担軽減に向け「提出データの項目整理」など検討―入院・外来医療分科会(1)
骨太方針2025の「経済・物価動向に相当する増加分加算」方針を歓迎、2026年度診療報酬改定に反映されるよう活動を続ける—四病協
2026年度診療報酬改定、「人員配置中心の診療報酬評価」から「プロセス、アウトカムを重視した診療報酬評価」へ段階移行せよ—中医協(1)
包括期入院医療のあるべき姿はどのようなものか、実質的な医療・介護連携を診療報酬でどう進めるかを更に議論―入院・外来医療分科会(4)
療養病棟における「中心静脈栄養からの早期離脱、経腸栄養への移行」が2026年度診療報酬改定でも重要論点―入院・外来医療分科会(3)
回復期リハビリ病棟の「リハ効果」に着目し、「ADLが低下してしまう患者」割合が一定以下などの新基準設けるか―入院・外来医療分科会(2)
骨太方針2025を閣議決定、医療・介護の関係予算について「人件費・物価高騰」や「病院経営安定」などを勘案した増額行う
地域包括医療病棟、急性期病棟とのケアミクスや地域包括ケア病棟等との役割分担、施設基準の在り方などどう考えるか―入院・外来医療分科会(1)
病院従事者の2025年度賃上げ率は平均「2.41%」どまりで一般産業の半分程度、早急に「十分な賃上げ」を可能とする環境整備を—四病協
物価・人件費の急騰に対応できる診療報酬の「仕組み」を創設せよ、2025年度における病院スタッフの賃上げ実態を調査—四病協
2026年度の診療報酬改定、「過去のコスト上昇補填不足分」など含め、病院について10%以上の引き上げが必要—医法協・加納会長と太田副会長
社会保障関係費の伸びを「高齢化の範囲内に抑える」方針を継続、診療所の良好経営踏まえた診療報酬改定を—財政審建議
社会保障関係費の伸びを「高齢化の範囲内に抑える」方針を継続し、外来管理加算や機能強化加算の整理など進めよ―財政審
【リハビリ・栄養・口腔連携体制加算】や【救急患者連携搬送料】など、取得・算定率改善に向けた要件見直し論議を―入院・外来医療分科会(4)
ICUを持つが「救急搬送受け入れも、全身麻酔手術実施も極めて少ない」病院が一部にあることなどをどう考えるか―入院・外来医療分科会(3)
「小規模なケアミクス病院のDPC参加」「特定病院群では急性期充実体制加算などの取得病院が多い」点をどう考える―入院・外来医療分科会(2)
新たな地域医療構想で検討されている「急性期拠点病院」、診療報酬との紐づけなどをどう考えていくべきか―入院・外来医療分科会(1)
物価・人件費等の急騰で病院経営は危機、入院基本料の引き上げ・消費税補填点数の引き上げ・ベースアップ評価料の見直しなど必要—日病
物価・人件費等の急騰で病院経営は危機、窮状を打破するため「診療報酬も含めた経営支援策」を急ぎ実施せよ—九都県市首脳会議
少子化の進展で医療人材確保は困難、「人員配置によらないプロセス・アウトカム評価の導入」を今から研究・検討せよ—日病協
物価・人件費等の急騰で病院経営は危機、入院基本料の大幅引き上げ・人員配置によらないアウトカム評価の導入などが必要—日病協
社会保障関係費の伸びを「高齢化の範囲内に抑える」方針を継続し、外来管理加算や機能強化加算の整理など進めよ―財政審
ICTで在宅患者情報連携進める在宅医療情報連携加算の取得は低調、訪看療養費1の障壁は同一建物患者割合70%未満要件—中医協(2)
2026年度診療報酬改定、診療側は「診療報酬の大幅引き上げによる病院等経営維持」を強く求めるが、支払側は慎重姿勢—中医協総会(1)
2026年度の次期診療報酬改定に向け「外科医療の状況」「退院支援の状況」「医療・介護連携の状況」などを詳しく調査—入院・外来医療分科会
リフィル処方箋の利活用は極めて低調、バイオシミラーの患者認知度も低い、医師・薬剤師からの丁寧な説明が重要—中医協(2)
2026年度診療報酬改定、物価急騰等により医療機関経営が窮迫するなど従前の改定時とは状況が大きく異なる—中医協総会(1)
2026年度の次期診療報酬改定に向け「新たな地域医療構想、医師偏在対策、医療DX推進」なども踏まえた調査実施—入院・外来医療分科会
医療機関経営の窮状踏まえ、補助金対応・2026年度改定「前」の期中改定・2026年度改定での対応を検討せよ—6病院団体・日医
2024年度診療報酬改定後に医業赤字病院は69%、経常赤字病院は61.2%に増加、「物価・賃金の上昇」に対応できる病院診療報酬を—6病院団体




