「急性期病床利用率75-80%で経営が成り立つ」診療報酬でなければ、災害・新興感染症発生時に即パンクする―中医協総会【公聴会】
2026.1.22.(木)
2026年度の次期診療報酬改定では、物価・賃上げ対応が重要ポイントの一つになるが、賃上げ対応については「確実に1人1人の医療従事者の賃金が上昇する」ように対応し、それを事後に検証できる仕組みとすることが重要である―。
また急性期医療機関について「病床利用率が75-80%でも十分に経営が成り立つ」水準の診療報酬とすべきである。現在は「病床利用率9割超」でなければ経営を維持できない常用にあるが、災害や新興感染症が発生して際には、すぐにパンクしてしまう―。
医療DXの推進は必須だが、あわせて看護師配置基準等の柔軟化を行うべきかどうかについては、「病院の二重のコスト(人件費の負担、DXの負担)を解消するために柔軟化が必要である」との考えと、「医療安全面での不安、スタッフの負担増→さらなる人材不足が生じるため慎重に検討すべき」との考えがある―。
また、2026年度には30年ぶりの大幅な診療報酬プラス改定が行われるが、診療報酬プラス改定は「医療費増・保険料増」につながり、現役世代の保険料負担はもはや限界にきている点にも十分な配慮が必要である―。
1月21日に開催された中央社会保険医療協議会の公聴会で、現場関係者からこういった意見・要望が出されました。今回の公聴会と、別に行われているパブリックコメントの意見も踏まえて、これから中医協で「2026年度診療報酬改定に向けた詰めの協議」が進みます。
目次
診療報酬による賃上げ対応を「確実に1人1人の医療従事者の処遇改善」へ繋げよ
公聴会は、中医協委員と厚生労働省担当者が診療報酬改定に関する一般市民の意見を聞き、改定内容に反映させることを狙って開催されます(今回はオンラインでの開催)。
意見発表を行ったのは10名で、▼健康保険組合▼病院▼診療所(医科、歯科)▼労働組合▼一般企業▼地方自治体▼調剤薬局▼患者団体▼看護師―の代表というバラエティに富んだ構成となっています(能登半島地震で大きな被害を受けた石川県を中心に、北陸地方に居住・勤務する者)。
意見は多岐にわたりますが、医科に関して目立つ意見をピックアップしてみましょう。
まず「物価や賃金、人手不足などの医療機関等を取りまく環境の変化への対応」(重点課題)に関しては、▼物価対応については「病院の機能」に応じたメリハリのあるものへ、賃上げ対応については「確実にスタッフの処遇が改善し、かつそれを検証できる」ようなものとすべき(西村聡氏:澁谷工業健康保険組合常務理事)▼とりわけ能登地方では、看護師等の離職が続き、医療人材不足が深刻な課題となっている。医療人材確保・定着のために十分な処遇改善を行うことが求められる。スタッフ1人1人に確実に「賃上げ対応」の果実が届くよう、実績を検証できる仕組みとすべき(高村伸幸氏:日本労働組合総連合会石川県連合会 事務局長)▼現在の物価高の下では、病院経営維持のために「病床利用率を9割超に上げる」ことなどが必要となるが、これでは有事(災害や感染症の発生、急性疾患の増加など)の際に、急性期医療提供体制がパンクしてしまう。「病床利用率が75-80%程度でも急性期病院の経営が維持できる」ような診療報酬の設計が必要である。またベースアップ評価料について「症例数に頼らず、病院の経営・機能が維持できる仕組み」としてほしい(阪上学氏:金沢医療センター院長)▼大学病院や自治体病院の経営改善が喫緊の課題であり、物価高騰・賃金水準の急騰に十分に対応すべき(松下有宏氏:金沢市市民局保険年金課課長)▼看護師の職責に見合った賃金水準の確保、夜勤手当の増額が可能となるような対応を進めるべき(橋本陽子氏:白山石川医療企業団看護局長・公立つるぎ病院看護部参事)—などの声が目立ちました。
阪上氏の指摘は、病院経営維持のために極めて重要です(関連記事はこちら)。
医療DXとセットで行う看護師配置基準等の柔軟化には公聴会でも賛否両論
また、上記とも深く関連する「医療DX」に関して、▼ICT導入により「効率的な医療提供」を実現し、限られた医療資源を有効に活用していくことが喫緊の課題である(西村氏)▼医療DXの推進は、クリニック業務の質向上・効率化の双方に欠かせないが、導入・維持・更新などにかかるコストが大きく、とりわけ小規模クリニックでは導入等が難しい。こうした点への配慮も行ってほしい(長尾信氏:医療法人社団長尾医院理事長)▼▼医療DXの推進は必要不可欠だが、導入・維持・更新などにかかるコストが大きく、▼医療DXにより「多剤投薬の是正」や「データ分析による質の向上」などにもつなげてほしい(高村氏)—といった意見が出ています。
さらに、「DX・ICT利活用等を行った場合の看護護配置基準の柔軟化」については、「厳格な人員配置基準をクリアするためのコストと、DX等のコストの二重の負担が発生している。もちろん安全確保などが大前提となるが、DX・ICT等導入を行った場合には人員配置基準の緩和を認めてほしい」(阪上氏)との積極意見が出る一方で、「医療の質・患者の安全に不安が出る可能性もある。また1人1人の業務負担が増え、離職→さらなる業務負担増→さらなる離職へとつながっていくことも考えられ、慎重に検討すべき」(高村氏)との慎重意見も出ています。
病院経営サイドとスタッフ(労働者)サイドとで考え方に大きな差があり、今後の調整論議に注目が集まります。
病院機能の分化・集約化、地域住民の人口だけでなく「医療へのアクセス」も重視せよ
他方、2026年度の次期診療報酬改定では、新たな地域医療構想の実現も視野に入れた「病院・病棟の機能分化・連携の強化」が重要ポイントの1つとなります(関連記事はこちらとこちら)。この点については、
▼人口構造の変化や医療ニーズに変化に合わせた「集約化」「機能分化」「連携の強化」「効率化」を、病棟単位だけでなく、病院単位で進め、地域における「各医療機関の役割」を明確化すべきで(西村氏)▼地域で医療資源が限られる中では、効率的な医療提供体制を確保することが必須で「病院・病棟の機能分化、連携強化」を強力に推進する必要がある。とりわけ高齢患者が今後増加するため「高齢の救急患者を積極的に受け入れ、早期かつ集中的なリハビリを実施し、在宅復帰を目指す」機能の充実(他機能からの転換)が必須となる(高村氏)▼急性期入院医療の集約化は必須の事項ではあるが、単にカバーする人口だけを見て「人口20―30万人につき1か所」などと定めることは乱暴に過ぎる。地域住民の「医療機関へのアクセス」を十分に勘案することが重要である(阪上氏)—との意見が出ています。
また、「かかりつけ医機能の発揮」に関しては、▼現役世代は「働きながら治療を続ける」ケースが少なくないため、かかりつけ医機能の1つとして「時間外対応」が非常に重要となる。あわせて長期処方やリフィル処方を推進し、患者の通院負担軽減も図るべき(西村氏)▼かかりつけ医機能を持つクリニックにおける地域医療を守るための取り組み(例えば慢性疾患の継続的な治療かんリ、在宅医療提供、医療・介護連携、24時間の1次救急対応など)について、「診療行為」はもちろん「体制作り」も含めた診療報酬での評価を行ってほしい(長尾氏)▼医療資源の乏しい地域では、患者が遠方の医療機関を通院する際の負担を軽減するために「オンライン診療」の充実を図るべきではないか(松下氏)
診療報酬プラス改定は医療費増・保険料増につながるが、現役世代の負担は限界
2026年度診療報酬改定は「30年ぶりの大幅なプラス改定」となりますが、これは「医療費の増加→医療費を支える現役世代の保険料負担の増加」にも直結します。この点については、▼健康保険組合では『給与増・被保険者数増に伴う保険料収益の上昇』を上回って『医療の高度化に伴う給付費の増加、高齢化に伴う拠出金の増加』が生じ、結果『財政の悪化→保険料率の引き上げ』を行わざるを得ないケースも少なくない。プラス改定で保険料率をさらに引き上げなければならない組合も出てくると考えられる。保険料を適切に使い、国民が安心・納得して医療を受けられる体制の構築が必要である」(西村氏)▼現役世代は自分たちの医療費とともに、高齢者医療費の相当部分も負担しており、その負担はすでに過重となっている。医療費増加を抑えることも重要な視点である(高村氏)▼地域住民の市町村国保の保険料・保険税への納得を得るために、医療費の適正化による保険料(税)増の抑制という視点が不可欠である(松下氏)—との声が出ています。
救急医療での「待機中にも生じるコスト」を診療報酬でも勘案すべきではないか
ほか、次のような対応を求める声も出ています。
▽地域医療を守るためには「不採算医療の評価充実(手術、周産期、小児、精神等の分野における実績要件の緩和等も含めて)、インフラ整備の評価」という視点が重要である。例えば救急医療では、オンコールを含めて多くのスタッフを待機させており、それだけで相当なコストが生じているにもかかわらず、診療報酬では十分に評価されていない。また医師働き方改革でこの問題がさらに深刻化している。こうした点への対応を十分に行ってほしい。このような対応を図れば「高次の救急病院でスタッフの充実を図る」ことができ、必然的に「救急機能の集約化」が進むと考えられる(阪上氏)
▽「専門的な医療へのアクセス」に関する地域差の是正に向けて「地域のかかりつけ医と、専門医とが連携したオンライン診療」(いわゆるD to P with D、かかりつけ医と専門医とをオンラインで結び、患者はかかりつけ医と専門医の治療・指導を同時に受けるイメージ)を推進するべき。これを実現するためにも医療DX・ICT化のさらなる推進が必須であり、これは医師の働き方改革などにもつながると期待できる。また患者への診療情報提供も「納得して医療を選択する」ための必須である(福井香奈氏:HPVワクチン薬害訴訟名古屋原告団)
▽院内のスタッフ間連携の強化、他施設との連携強化を進めるために「看護管理者(看護部長等)の診療報酬上の評価」を行うべき(橋本氏)
非常に多様な意見が出ており(中には診療報酬とは直接関係ない意見もある)、診療側の江澤和彦委員(日本医師会常任理事)・支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)ともに「見落としていた部分、さらに検討を深めるべき部分のあることに気づいた」と出席者に謝意を示しました。
2026年度の次期診療報酬改定に向けた国民の意見聴取は「パブリックコメント募集」という形でも行われています。中医協の小塩隆士会長(一橋大学経済研究所教授)は、今回の公聴会とパブリックコメントの双方の意見も踏まえて、これから「詰めの協議」を行っていく考えを述べています。
なおGem Medではオンラインの改定セミナーで詳細な解説も行っています。是非、ご活用ください。
【関連記事】
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2026年度診療報酬改定では「10%のプラス改定」を!医療スタッフの賃上げは基本診療料引き上げでの対応が望ましい—全自病・望月会長
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2026年度診療報酬改定、診療側は「大幅プラス改定」を、支払側は「適正化とセットでのメリハリある対応」を要望―中医協総会
「業務効率化・職場環境改善に積極的な病院」を国が認定、医療人材確保等で非常に有利となる支援充実も検討―社保審・医療部会
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2026年度薬価制度改革論議が大詰め、国民負担軽減とイノベーション評価のバランス確保、医薬品の安定供給目指す—中医協・薬価専門部会
2026年度診療報酬改定、単純な基本診療料の引き上げではなく、「クリニック・薬局→病院」への財源移譲なども検討を—被用者保険5団体
遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)、「まったくの未発症」時点での診療行為も保険診療の中で認めてはどうか―中医協総会(2)
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2026年度診療報酬改定「基本方針」を医療保険部会で一足先に了承、入院時の食費等引き上げも議論―社保審・医療保険部会(1)
食材費等高騰踏まえ入院の食費を40円引き上げ「730円」としてはどうか、各種専従要件などの整理も実施―中医協総会(2)
医薬品は4.8%、材料は1.3%の価格乖離、「薬価の実勢価格改定」全体で700億円程度の国費縮減が可能では―中医協総会(1)
大学病院の経営窮状を打開するため「2026年度には11%の大幅プラス改定」が必要―医学部長病院長会議
2023→24年度にかけて病院経営はさらに悪化、医業「赤字」病院割合は74.6%、経常「赤字」病院割合は65.6%—四病協(最終報告)
高次救急医療機関の「手厚い救急外来の体制」を新たに評価へ、救急患者連携搬送料の要件・基準を緩和へ―中医協総会(2)
厚労省調査では「消費税負担の診療報酬補填は十分になされている」、2026年度診療報酬改定では特別上乗せはしない―中医協総会(1)
2026年度診療報酬改定「基本方針」策定論議が大詰め、「物価・人件費高騰に対応できる報酬体系」求める声も―社保審・医療部会(1)
OTC類似薬は「保険給付から除外」せず、「保険給付対象とするが、患者に特別負担を求める」こととしてはどうか—社保審・医療保険部会
2026年度DPC改革、「救急搬送受け入れ件数に応じた基礎係数」「複雑性や入院期間IIの見直し」などを検討―中医協総会(3)
看護必要度について「内科症例が不利」な状況改善のためにA・C項目の追加や救急受け入れに応じた加算を検討―中医協総会(2)
2024年度の前回診療報酬改定後に病院経営は「悪化、大きな医業・経常赤字」、クリニック等は黒字だが状況は悪化—中医協総会(1)
2026年度薬価制度改革に向け「実勢価格に基づいた薬価引き下げ」時の「調整幅」をどう考えるべきか—中医協・薬価専門部会
「医療DX推進の重要性は認識するが、DXのコスト捻出やDX推進加算要件のクリアに苦心」する医療機関が多い―中医協
食材費の高騰踏まえれば「入院における食事の患者負担」をさらに引き上げることはやむを得ない―社保審・医療保険部会(2)
2026年度診療報酬改定、「医療機関経営の下支え」が最優先だが、「現役世代の負担軽減」にも配慮せよ―社保審・医療保険部会(1)
MFICU(母体・胎児集中治療室)、国の指針に沿う形で専任医師要件緩和や帝王切開実施等の実績基準設定を―中医協総会(2)
特定機能病院が3類型化されることを踏まえ入院基本料も3区分に、医師働き方改革・手術集約を診療報酬でサポート―中医協総会(1)
都内病院の経営状況は一層深刻、「10%のプラス診療報酬改定」「物価・人件費急騰に対応する仕組み」「緊急財政支援」が必須―東京都
条件・期限付き承認を受けた再生医療等製品、有用性が「推定」にとどまる点を踏まえて有用性系加算は当初設定せず—中医協
「より早期のリハビリ実施」に向け、急性期リハ加算・早期リハ加算で「発症から3日までの介入」など要件化―中医協総会(2)
回復期リハビリ病棟、「無理な患者受け入れ」をせずに「より手厚い効果的なリハビリ提供」を求めてはどうか―中医協総会(1)
物価等高騰・円安による「医療材料の逆ザヤ」解消に向け、初めて「実勢価格踏まえた償還価格引き上げ」を導入へ—中医協・材料部会
「顔の見える関係」も重視した24時間往診体制の推進、精神疾患抱える訪問看護利用者への対応の充実など進めよ—中医協総会
2026年度診療報酬改定では「少なくとも5%、できれば2桁のプラス改定」とすべき、ロボット支援手術の増点等に期待―外保連
長期収載品の選定療養における「患者特別負担」、「OTC類似薬」使用の場合の患者負担の在り方などどう考えるか—社保審・医療保険部会
有用性が高く安全性の確保されるオンライン診療を推進、短期滞在手術等の入院→外来シフトを強力に推進―中医協総会(2)
クリニックの診療報酬「適正化」、具体的には機能強化加算の廃止、外来管理加算の廃止、地域包括診療料・加算の改組等が必要―財政審
外来化学療法の拡大やがんゲノム医療の推進等を診療報酬でサポート、「効率的な透析医療」の評価をどう考えるべきか―中医協総会(3)
ICT機器導入を前提に「入院料の看護配置の柔軟化」を図れないか、看護師の夜勤手当増額を診療報酬で支援―中医協総会(2)
地域包括医療病棟について「施設基準の緩和」や「急性期2-6病棟のケアミクス」をどう考えるべきか―中医協総会(1)
病院経営は極めて厳しく「2025年度補正予算での経営支援・2026年度の+10%の診療報酬改定、消費税問題の抜本解消」が必要―四病協
2026年度薬価制度改革、「長期収載品から後発品へのシフト」を推進、医療上必要な医薬品の安定供給も重視—中医協・薬価専門部会
2026年度診療報酬改定に向け療養病棟の施設基準見直しや身体拘束のペナルティ強化等検討、病院経営は24年度にさらに悪化―中医協総会
将来の「日本の医療のグランドデザイン」を定めたうえで地域医療構想や医療計画、診療報酬にブレイクダウンしていくべき—日病・相澤会長
2026年度診療報酬改定、医療機関経営の厳しさ踏まえて「物価や賃金、人手不足などへの対応」を重視すべき―社保審・医療部会(1)
「医療機関の消費税問題」を集中論議する会議体を設置せよ、敷地内薬局について「政府の立場」を明確にせよ—日病協
ルールのすり抜け・悪用を行う敷地内薬局に対しては、診療報酬の厳格化・適正化を行うべき―中医協総会
2026年度診療報酬改定、「物価や賃金、人手不足などの医療機関等を取りまく環境の変化への対応」を重点課題に―社保審・医療保険部会(1)
大規模急性期病院の消費税負担、診療報酬による補填は60%台にとどまり、8000万円から1億7000万円の損税発生病院も―四病協
費用対効果評価制度に基づく価格調整、「価格引き上げ要件の明確化」や「効果が変わらず高額な製品の対応」など検討―中医協部会
「長期収載品の選定療養費」導入で後発品使用が大進展、後発医薬品使用体制加算等を継続すべきか、廃止すべきか?―中医協総会(2)
大病院→地域医療機関の逆紹介をどう進めるか、生活習慣病管理料、かかりつけ医機能評価する診療報酬はどうあるべきか―中医協総会(1)
長期収載品の選定療養について対象・患者特別負担の拡大を図るべきか、OTC類似医薬品を保険給付から除外すべきか—社保審・医療保険部会
2026年度材料価格制度改革、小児用医療機器の開発促進を狙って「評価の充実」などを検討—中医協・材料部会
条件・期限付き承認を受けた再生医療等製品、本承認までの間「有用性加算等での評価」を控えるべきか—中医協総会
2026年度薬価制度改革、市場拡大再算定の特例ルールの是非をどう考えるか、医薬品の原価開示をどう進めるか—中医協(3)
ICUの施設基準に「設置病院の救急搬送件数・全身麻酔手術件数」など盛り込むべきか、ICU5・6の存廃をどう考えるか—中医協総会(2)
2023年度から24年度にかけて病院経営はさらに悪化、医業「赤字」病院割合は73.8%、経常「赤字」病院割合は63.6%に増加—四病協
「病院の救急搬送受け入れ件数」を急性期1入院料の施設規準に盛り込み、DPC標準病院群の基礎係数切り分けなど検討—中医協総会(1)
病院経営状況は更に悪化しており2026年度診療報酬による対応が重要となるが、併せて医療の無駄排除など十分に進めよ—社保審・医療部会(2)
2024年度に大学病院全体で「508億円の経常赤字」、22年度比で医薬品費が14.4%増、診療材料費が14.1%増と経営圧迫—医学部長病院長会議
機能強化型の在支診・病の中でも「より緊急往診等の実績が多く、医師を多く配置する医療機関」をより手厚く評価しては—中医協総会
病院経営は厳しさを増しており、「緊急の財政支援」「入院料の引き上げや地域包括医療病棟の施設基準等緩和」など要望へ—日病・相澤会長
地域包括医療病棟の施設基準をどう見直すか、回復期リハビリ病棟の実績基準や重症患者割合基準をどう考えるか—入院・外来医療分科会(3)
2026年度診療報酬改定、「医療機関経営の維持」と「医療保険制度の維持」とのバランスをどう確保すべきか―社保審・医療保険部会
費用対効果評価制度に基づき価格調整が行われた38品目の「製品価格全体に対する価格調整額の割合」は中央値でマイナス4.29%―中医協
2026年度材料価格制度改革、「チャレンジ申請の有用性データの在り方」「プログラム医療機器の評価基準など整理―中医協・材料部会
ICU施設基準への「病院の救急搬送・全身麻酔手術件数」導入、宿日直医師配置するICU5・6の在り方など検討—入院・外来医療分科会(2)
2026年度診療報酬改定、急性期入院医療の評価指標、内科系症例の看護必要度評価、DPC改革等の方向を検討—入院・外来医療分科会(1)
2026年度薬価制度改革、医薬品業界からは「カテゴリ別の薬価改定ルール」案が提示される—中医協・薬価専門部会
医療分野を「基幹インフラ制度」に追加へ、特定機器による「言わばサイバー攻撃の時限爆弾」導入を阻止―社保審・医療部会
ICT利活用で「医師事務作業補助者の負担軽減」を図り、さらに「医師の業務負担軽減」に繋げていくべきではないか—入院・外来医療分科会(2)
「救急対応に積極的な病院ほど経営が厳しい」状況改善を、総合入院体制加算と急性期充実体制加算の一本化検討を—入院・外来医療分科会(1)
医療費の動向はコロナ禍「前」水準に戻ったと考えられる、医科入院では「在院日数減→延べ患者減」が進む—中医協総会
2026年度DPC制度改革、入院期間IIを現在の「平均在院日数」から「在院日数の中央値」に設定しなおしてはどうか—入院・外来医療分科会(3)
包括期機能を持つ病院について、例えば「高齢者の救急搬送や介護施設との連携」などを指標に評価してはどうか—入院・外来医療分科会(2)
看護必要度、A・C項目に内科的処置を追加し、救急搬送受け入れ度合い等に着目した該当患者割合への加算を検討—入院・外来医療分科会(1)
2025年度補正予算で「1床当たり50-100万円」の病院経営支援、2026年度に10%超の診療報酬プラス改定を実施せよ—6病院団体
薬剤師の「薬局→病院」シフトのために調剤報酬での対応を検討できないか?後発品調剤体制加算は継続すべきか?—中医協総会
2026年度診療報酬改定、医療提供サイド委員は「大幅なプラス改定・基本料の大幅引き上げ・人員配置基準緩和」など要請―社保審・医療部会(1)
特定集中治療室管理料5・6(ICU5・6)、入室患者の重症度は他のICU1-4と同様であり「点数差の縮小」検討が必要—日病協
2026年度材料価格制度改革、「コスト増による採算割れ」対応、「医療機関の逆ザヤ」対応などを検討せよ―中医協・材料部会
2026年度診療報酬改定、「在宅医療の充実」と「不適切な在宅医療の是正」の両立を目指せ—中医協総会(3)
2026年度診療報酬改定、「物価・人件費高騰への対応」や「保険料負担軽減、国民皆保険の持続可能性確保」が重要視点―社保審・医療保険部会
より多くの医療機関に「データ提出」求めるにあたり、医療機関の負担軽減や医療機関のメリットも考慮を—入院・外来医療分科会(4)
「6か月に一度も検査を行わない」生活習慣病管理は適切か?大病院からクリニック等への逆紹介を推進すべき—入院・外来医療分科会(3)
「身寄りがなく同居者が不明な者」を入退院支援加算の対象患者に含めるべきか、「面会制限」はどうあるべきか—入院・外来医療分科会(2)
救急搬送受け入れ件数や全身麻酔手術件数を指標に「ICU等の設置を認める病院」を絞り込んではどうか—入院・外来医療分科会(1)
病院経営は厳しく「自転車操業」状態、とくに大規模な急性期病院で極めて経営状況が厳しい—中医協総会(2)
物価・人件費が高騰する中での「入院時の食事」提供、人口・医療資源の少ない地域の医療体制をどう確保するか―入院・外来医療分科会(5)
入院時の食事基準額引き上げ後も物価・人件費高騰が続き、病院給食提供の継続が非常に難しい事態に陥っている―四病協
療養病棟の「処置/疾患・状態」の内容を見直すべきか、身体拘束最小化、自宅復帰、経腸栄養移行をどう促すか―入院・外来医療分科会(4)
回復期リハビリ病棟、「リハの効果評価」と「クリームスキミング防止」とのバランスをどう確保すべきか―入院・外来医療分科会(3)
「土日祝日のリハビリ実施・入院(発症・受傷)から3日以内のリハビリ実施」をどのように促していくべきか―入院・外来医療分科会(2)
ベースアップ評価料、「2024・25年度で4.5%の賃上げ」を目指しているが、現状では「3.4%の賃上げ」にとどまる―入院・外来医療分科会(1)
自治体病院の9割近くが経常赤字という異常事態の中、入院基本料の大幅引き上げ、緊急の経営支援などを要望—全自病・望月会長
2026年度診療報酬改定に向け入院料引き上げ、救急搬送を多く受け入れる地域包括ケア病棟の評価充実等検討を―地ケア推進病棟協・仲井会長
費用対効果評価制度、「保険償還の可否判断に用いない、価格調整範囲は加算部分のみ」との現行制度を見直すべきか―中医協
物価高騰・円安で「医療機器の逆ザヤ」(償還価格<購入価格)問題が拡大、2026年度材料価格制度改革での対応は?―中医協・材料部会
2026年度薬価制度改革に向けた論点が出揃う、イノベーション評価・皆保険の持続可能性・安定供給の3本柱—中医協・薬価専門部会
認知症治療薬レケンビの費用対効果評価、介護費縮減効果は勘案せず、2025年11月から薬価を15%引き下げ―中医協総会(2)
2024年度、自治体病院の86%が経常赤字、95%が医業赤字と「過去最悪」、大規模急性期病院では9割超が経常赤字—全自病・望月会長
2026年度診療報酬改定に向け「集約化すべき急性期入院医療の内容はどこか」などをより詳しく分析・検討せよ―中医協総会(1)
急性期入院医療の評価指標、包括期入院医療の評価指標、看護必要度における内科評価などをさらに詳しく分析・検討—入院・外来医療分科会(4)
診療報酬で医師働き方改革をどう支援すべきか、医師事務作業補助者の確保をどう促進すべきか—入院・外来医療分科会(3)
「人生の最終段階でどういった医療を受けたいか」の意向確認、身体拘束最小化をさら進めるために何が必要か—入院・外来医療分科会(2)
外科医不足解消に向け、「急性期入院医療・高難度手術の集約化」や「外科医の給与増」などを診療報酬で促進せよ—入院・外来医療分科会(1)
2026年度診療報酬改定や病院経営維持に向け、8月下旬の概算要求に間に合う形で政府に具体的な要望を行う—日病・相澤会長
地域包括医療病棟と地域包括ケア病棟の「中間評価」創設を、急性期病棟とのケアミクスは柔軟に認めよ―地ケア推進病棟協・仲井会長
効率的で質の高い入院医療提供のため、「病院・病床の機能分化、集約化」だけでなく「病院経営の維持」を実現せよ―中医協総会(1)
白内障手術など「入院」から「外来(短期滞在手術等基本料1)」への移行をさらに進めるために何が必要か―入院・外来医療分科会(4)
病院におけるポリファーマシー対策などの前提となる「病院薬剤師の確保」を診療報酬でどう進めていけば良いか―入院・外来医療分科会(3)
2026年度診療報酬改定、内科症例の看護必要度評価の見直し、地域包括医療病棟の施設基準緩和などを実施せよ—日病協
特定機能病院で「再来患者の逆紹介」が進まない背景に何が?連携強化診療情報提供料の要件を緩和すべきか?―入院・外来医療分科会(2)
2024年度の自治体病院決算は85%が経常赤字、95%が医業赤字の異常事態、診療報酬の大幅引き上げが必要—全自病・望月会長
地域包括医療病棟と急性期2-5のケアミクス、「内科が不利にならない」ような配慮等をどう考えるか―入院・外来医療分科会(1)
費用対効果評価制度で「介護費用」の取り扱いをどう考えるのか、評価結果を診療ガイドライン等にどう反映させるべきか―中医協
外来医療ニーズ減少の中で「クリニックの在り方」をどう考えるか、かかりつけ医機能を診療報酬でどう評価するか—中医協総会
2024年度薬価制度改革から1年余りで画期的新薬の開発進む、2026年度改革でもイノベーション評価医の充実を—中医協・薬価専門部会
救急患者の「高次救急→一般病院」転院搬送、受け入れ側の一般病院に対する経済的評価も検討してはどうか―入院・外来医療分科会(4)
DPC、複雑性指数をより急性期入院医療を適切に評価する内容に見直し、入院期間IIをより短く設定してはどうか―入院・外来医療分科会(3)
看護必要度、内科系症例でA・C項目が低くなりがちな点をどう考えるか?B項目の取り扱いをどう考えるか?―入院・外来医療分科会(2)
一般的・拠点的「急性期機能病院」の診療報酬評価、救急受け入れ・全身麻酔手術・総合性の3軸中心に検討―入院・外来医療分科会(1)
院外リハや退院前訪問指導、早期リハ、管理栄養士の活躍、適切な入院時の食事提供に向け診療報酬で何ができるか―入院・外来医療分科会(3)
2026年度の薬価・材料価格制度改革論議始まる、「購入価格>償還価格(薬価、材料価格)」となるケースにどう対応するか—中医協
看護師確保が困難となる中、ICT利活用や看護補助者へのタスク・シフト等による業務負担軽減が必要不可欠―入院・外来医療分科会(2)
早期の退院・円滑な在宅復帰を目指す「入退院支援加算」等はどうあるべきか、病棟別の要件設定など検討すべきか―入院・外来医療分科会(1)
2026年度診療報酬改定、診療側は「病院経営の安定」を、支払側は「最適な医療資源の配分、医療機関の機能分化」など重視—中医協総会
骨太方針2025の「経済・物価動向に相当する増加分加算」方針を評価、2026年度診療報酬の大幅プラス改定と改定前の対応に期待—日病協
健全なオンライン診療の普及、「D to P with D」や「D to P with N」の利活用促進などに向けて何が考えられるか―入院・外来医療分科会(4)
かかりつけ医機能の体制を評価する【機能強化加算】、「かかりつけ医機能報告制度」踏まえて施設基準など見直しては―入院・外来医療分科会(3)
生活習慣病の治療・管理を途中で中断してしまう患者が相当程度いる、患者は定期受診のために「予約診療」を重視―入院・外来医療分科会(2)
外来データ提出加算等の届け出は低調、データ作成・提出の負担軽減に向け「提出データの項目整理」など検討―入院・外来医療分科会(1)
骨太方針2025の「経済・物価動向に相当する増加分加算」方針を歓迎、2026年度診療報酬改定に反映されるよう活動を続ける—四病協
2026年度診療報酬改定、「人員配置中心の診療報酬評価」から「プロセス、アウトカムを重視した診療報酬評価」へ段階移行せよ—中医協(1)
包括期入院医療のあるべき姿はどのようなものか、実質的な医療・介護連携を診療報酬でどう進めるかを更に議論―入院・外来医療分科会(4)
療養病棟における「中心静脈栄養からの早期離脱、経腸栄養への移行」が2026年度診療報酬改定でも重要論点―入院・外来医療分科会(3)
回復期リハビリ病棟の「リハ効果」に着目し、「ADLが低下してしまう患者」割合が一定以下などの新基準設けるか―入院・外来医療分科会(2)
骨太方針2025を閣議決定、医療・介護の関係予算について「人件費・物価高騰」や「病院経営安定」などを勘案した増額行う
地域包括医療病棟、急性期病棟とのケアミクスや地域包括ケア病棟等との役割分担、施設基準の在り方などどう考えるか―入院・外来医療分科会(1)
病院従事者の2025年度賃上げ率は平均「2.41%」どまりで一般産業の半分程度、早急に「十分な賃上げ」を可能とする環境整備を—四病協
物価・人件費の急騰に対応できる診療報酬の「仕組み」を創設せよ、2025年度における病院スタッフの賃上げ実態を調査—四病協
2026年度の診療報酬改定、「過去のコスト上昇補填不足分」など含め、病院について10%以上の引き上げが必要—医法協・加納会長と太田副会長
社会保障関係費の伸びを「高齢化の範囲内に抑える」方針を継続、診療所の良好経営踏まえた診療報酬改定を—財政審建議
社会保障関係費の伸びを「高齢化の範囲内に抑える」方針を継続し、外来管理加算や機能強化加算の整理など進めよ―財政審
【リハビリ・栄養・口腔連携体制加算】や【救急患者連携搬送料】など、取得・算定率改善に向けた要件見直し論議を―入院・外来医療分科会(4)
ICUを持つが「救急搬送受け入れも、全身麻酔手術実施も極めて少ない」病院が一部にあることなどをどう考えるか―入院・外来医療分科会(3)
「小規模なケアミクス病院のDPC参加」「特定病院群では急性期充実体制加算などの取得病院が多い」点をどう考える―入院・外来医療分科会(2)
新たな地域医療構想で検討されている「急性期拠点病院」、診療報酬との紐づけなどをどう考えていくべきか―入院・外来医療分科会(1)
物価・人件費等の急騰で病院経営は危機、入院基本料の引き上げ・消費税補填点数の引き上げ・ベースアップ評価料の見直しなど必要—日病
物価・人件費等の急騰で病院経営は危機、窮状を打破するため「診療報酬も含めた経営支援策」を急ぎ実施せよ—九都県市首脳会議
少子化の進展で医療人材確保は困難、「人員配置によらないプロセス・アウトカム評価の導入」を今から研究・検討せよ—日病協
物価・人件費等の急騰で病院経営は危機、入院基本料の大幅引き上げ・人員配置によらないアウトカム評価の導入などが必要—日病協
社会保障関係費の伸びを「高齢化の範囲内に抑える」方針を継続し、外来管理加算や機能強化加算の整理など進めよ―財政審
ICTで在宅患者情報連携進める在宅医療情報連携加算の取得は低調、訪看療養費1の障壁は同一建物患者割合70%未満要件—中医協(2)
2026年度診療報酬改定、診療側は「診療報酬の大幅引き上げによる病院等経営維持」を強く求めるが、支払側は慎重姿勢—中医協総会(1)
2026年度の次期診療報酬改定に向け「外科医療の状況」「退院支援の状況」「医療・介護連携の状況」などを詳しく調査—入院・外来医療分科会
リフィル処方箋の利活用は極めて低調、バイオシミラーの患者認知度も低い、医師・薬剤師からの丁寧な説明が重要—中医協(2)
2026年度診療報酬改定、物価急騰等により医療機関経営が窮迫するなど従前の改定時とは状況が大きく異なる—中医協総会(1)
2026年度の次期診療報酬改定に向け「新たな地域医療構想、医師偏在対策、医療DX推進」なども踏まえた調査実施—入院・外来医療分科会
医療機関経営の窮状踏まえ、補助金対応・2026年度改定「前」の期中改定・2026年度改定での対応を検討せよ—6病院団体・日医
2024年度診療報酬改定後に医業赤字病院は69%、経常赤字病院は61.2%に増加、「物価・賃金の上昇」に対応できる病院診療報酬を—6病院団体




